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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

寛容な年輩婦人と、飢えた二人組

2012年03月12日(Mon) 07:57:21

せっかくいらしたのに。
老婦人は自宅に居合わせたのが自分ひとりということに、ひどく申し訳なさそうな顔をした。
三十代の奥さんとその娘の生き血を吸うのを目当てに、訪れたわたしたち。
嫁と孫の代わりに、わたしでよければ身代わりになりますが、と言いさした老婦人は。
隣家に住まう娘とその息子とを、呼び寄せてくれた。

なにもかも知っている娘は、母親譲りの瓜実顔。
伏し目がちにあいさつの目くばせを送ってくるところも、母親と生き写しだった。
一人ずつ、お相手しなければね。
息子を促すと、自分のほうから客間のたたみの上に、白っぽいスーツ姿を仰向けにしていった。

彼の相手を、隣家の奥さんが。
わたしの相手は、息子のほうだった。
半ズボンの下、真っ白なハイソックスを横切る黄色と黒のラインが、鮮やかに目に灼きついた。
見ると、すでにかたわらで、相棒殿は若奥さんを相手に痴態に耽りはじめている。
しょうがないなぁ、母さんも。
近くの中学に通っているという息子は、ほろ苦く笑いながら、それでもためらいなく母親の傍らに寝そべって、わたしを促した。
飢えた唇を吸いつけた、ふくらはぎの上。
厚手のナイロンのしなやかな舌触りに、唾液がはしたないほど漏れてきた。

仕上げは、この住まいの女あるじだった。
黒のワンピース姿の老婦人を、二人がかりで抑えつけて。
わたしは首すじ、相棒氏は黒のストッキングの脚だった。
たしか、わたしの妻のときも―――
相棒氏はミニのスーツの裾をたくし上げて、妻の太ももにストッキングの裂け目を拡げていったのだ。

老婦人がふたりがかりの凌辱を受け入れている傍らで。
その娘は首すじの傷をハンカチで拭い、唾液と精液に濡れたパンストを脱ぎ捨てて、それをなぜか息子に与えて、
用意の穿き替えを、けだるそうに脚に通していって。
息子は息子で、受け取った母親のパンストに、軽く口づけをすると。
だらしなくずり落ちた自分のハイソックスを、やはりけだるそうに、引き伸ばしてゆく。

妻子を迎えにきた隣家のご主人が、ワイシャツをバラ色に濡らしながら。
息子とふたり、へらへら笑いこけて、奥さんが犯されてゆくのを愉しんでいる。

帰宅してきた母娘は、玄関の敷居をまたぐまえに、わたしたちの熱い抱擁を受け止める羽目になって。
若奥さんは、わたしが。
お嬢さんは、相棒氏が。
相手が貧血を起こすほどに、血を吸い取っていた。

先週、わたしの家で行われたばかりの儀式―――
相棒氏のことを慕うようになった妻は、わたしの留守中娘まで逢せるようになっていた。
今夜はどこの吸血鬼が・・・わたしの留守宅に訪いを入れているのだろうか?
そして相棒氏に連れられたわたしは・・・どこのお宅で喉の渇きを癒すのだろうか?
案外それは、貴男のお宅かもしれませんね・・・
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