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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

血を吸う従姉 3

2012年04月14日(Sat) 18:35:49

純白のスカーフをたなびかせて、章子が行く。
ひところ締めていた、従妹の血で染めた深紅のスカーフは。
すでに1ダースほども、そろったころ。
けれども彼女が締める純白のスカーフは。
なにごともなかった以前のように、夕映えの街に揺れている。

おじゃましますね。
夫婦の居間のふすまが、半開きになると。
章子はよく輝く黒い瞳で、叔父を射すくめた。
叔父様、入っていい?
拒否されるわけもない、という声色だった。

いらっしゃい、章子お姉さま。
さほど美しくもなく、悧巧そうでもない華絵が、ほんのり笑う。
しいて言えば肌の白さと初々しさ、それに良家で育てられた娘らしいおっとりとした挙措が、取り柄だろうか。
まえもって来意を告げていたこともあって、華絵は自校のセーラー服を着けていた。
喉渇いた。血を吸うね。
用件を手短かに告げると、華絵はふたたびほんのりとした笑みをたたえて頷き、目を瞑る。
畳の上にぺたんと尻もちをついた姿勢のまま、おとがいを仰のけると。
章子は従妹の首すじを優しくなぞり、豊かな黒い髪をかきのけると。
大きく口を開いて、牙をむき出した。
ああっ。
絶え入るような声を洩らして、華絵は牙を埋められてゆく。

ふたたび居間に、もどったとき。
章子の胸許を、かざるのは。
吸い取った従妹の血で、深紅に濡れたスカーフ。
やはり・・・家のなかでは、少女はスカーフを染める営みを、欠かさないらしい。

スカーフ、交換したの。似合うでしょ?
静かに仰向けになった従妹の胸元から抜き取ったスカーフを、少女は自慢げに叔父に見せびらかした。
また、華絵の血を吸ったのか。
顔をしかめて目を背ける叔父のおとがいを。
厳しい力のこもった指先が、ぐいと振り向けた。
おいしかったわ。華絵ちゃんの血。
叔父様が汚しても・・・変わらなかったわ。あの子の血の香り。
こんどは、叔父様の番よ。あなたの血なんか、おいしくないけど・・・
血を吸われるのが、愉しくなっちゃったんだよね?
い、いや・・・
あわてて否定しようとするのをさえぎって、章子は顔を間近に近寄せた。
素直になろうね。叔父様。
耳元に近寄せた唇の発する囁きが、男の耳たぶを妖しくくすぐった。
お・い・し・か・っ・た♪

首のつけ根に食い込んだ姪娘の牙が、ひどく疼いた。
惣蔵はうめきながら、生き血を吸い取られてゆく。
たんなる食欲充足のための吸血。そうわかっていながらも。
視界を遮る眩暈(めまい)が、いつか彼の理性を変えていた。

きょうはあたしの彼氏が、この家に来るの。
叔父様が拒否っても、たぶん華絵ちゃんが引き込むわ。
もう逢っているんだもの。あたしの紹介で。
小気味好げに謡う、愉しげな囁きに。
男はほろ苦い哂いで、応えてゆく。

―――――――

それは、数日ほどまえのこと。
お招ばれした従姉の部屋で。
華絵は初対面の吸血鬼をまえに、久しぶりの恐怖を味わっていた。
えっ・・・?えっ・・・?章子姉さま、あたし男のひとは怖い・・・っ。
戸惑い怯えながら、それでも後ろから羽交い絞めにする章子姉さまの腕を振りほどくことはできなかった。
左右に身をよじるたび、従姉の腕に力が込められて。激しかった身もだえが、その振れ幅を狭めてゆく。
みずみずしい健康な血潮を秘めた少女の身もだえを、吸血鬼はうれしげにほくそ笑んで見つめている。
そうして哀れな犠牲者の両肩をグイと捕まえると。
怯える目の前で見せびらかすように、鋭い牙をあらわにした。
あ、あ、あぁ~っ・・・
身じろぎもならぬほど勁(つよ)い力で抑えつけられたまま、少女はうなじに吸血鬼の牙を埋められてゆく。

ごくり・・・ごくり・・・ごくり・・・
従姉のときとおなじ、野太いほどにあからさまな、獣じみた吸血の音―――
引きつっていた少女の頬は、いつしか弛んで、
やがてくすぐったそうに白い歯さえ見せていた。
ね・・・キモチいいでしょう?あなた、あたしと同じ経験をしているのよ・・・
従妹の耳もとで、謡うように囁きながら。
生贄の身体を抑える力をゆるめた章子は、うっとりとなった従妹の白い頬を、嬉しげに覗き込んでいる。
バラ色の頬が蒼白く萎びて、体温を喪ってゆくのを。それは面白そうに。

おいしい?ねぇ、おいしい?あたしの自慢の従妹よ。
この子なら、遠慮しないでいいわ。あたしの奴隷なんだもの。
ゆっくり愉しんで。たっぷり飲んで。

章子は謡うように、親ほど齢の離れた情夫を、煽ってゆく。

初々しい皮膚の柔らかさを、確かめるように。
男は、うなじに。胸に。なんども思い思いに食いついて。
少女の胸許を引き締める純白のスカーフを赤黒く染めてしまうと。
ふたりは気絶した少女の制服をいじりまわしながら、そうっとスカーフを解いてゆく。
持ち主の胸許から取り去られたスカーフに、男は恭しく接吻を重ねると。
むぞうさにポケットのなかへと、詰め込んだ。

ははは。お土産ね。
じぶんもいくたびとなくせしめたスカーフを、情夫も共通のコレクションとして採取するのを。
章子はまるで、プリクラを集め合う友だちのように、打ち解けた笑いで見守っていた。

―――――――

そいつが・・・きょう華絵の血を吸いに来るのか?
そうよ。歓迎してくれるわよね?
あ、ああ・・・
もはや、逃れようもなかった。
叔父様だって、いい思いなさったのよ。
姪を犯して、実の娘の純潔までいただいちゃったんだから。
章子はうそぶきながら、叔父から吸い取った赤黒い血のりを、むぞうさに手の甲で拭った。
良家の令嬢が、まるですさんだ娼婦のようなぞんざいな口調で告げる、自分の所業。
ひとつとして間違いのない事実に、男は言葉を返すすべを持たなかった。
いい思い。
いい思いには、ちがいなかった。
実の娘を含む良家の令嬢をふたりも、汚し抜く習慣を得てしまったのだから。
それでも姪娘の容赦無げな言いぐさは、まだしも―――だったかもしれない。
姪娘を犯すために実の娘の吸血を許したという、もっとも罪深い所業に、彼女は目をつぶってくれたのだから。

―――――――

娘の血を吸わせた男はやがて、その妻をも吸血の魔手にゆだねる羽目になる。
なさぬ仲である継娘の華絵が堕ちることは望みながらも、自らは内心、吸血鬼に成り果てた姪娘を嫌悪していた妻。
それがいま、処女の血しか吸わないとばかり思い込んでいた女吸血鬼をまえに、危機に陥っている。

いやあっ。放して。放しなさいッ!
ふすまごしに聞こえてきた悲鳴は、すっかり家に寄りつかなくなったはずの妻のものだった。
えっ・・・?
惣蔵は立ち上がろうとして、下半身裸の華絵のうえから起きあがろうとしたが、
ひどい眩暈を感じ、くたくたとその場にへたり込んだ。
悲鳴はなおも、続いている。
妻が初めて、姪娘によって吸血されたときのことだった。

自分が華絵を犯しているあいだ、一家の運命を情欲のるつぼに投げ込んだあの小娘は、妻の生き血を目当てにウキウキと待ち受けていた。
悪食(あくじき)にはちがいないけど―――叔父様の血よりはましね。
少女のこともなげな言いぐさに、股間に恥ずかしい疼きを覚えたことは、だれにもえいない。
―――黙っててあげるのよ。
心のなかに現れた章子の幻影が、ひっそり嗤いながら、叔父の理性に食い入った。
―――でも、黙っていなくてもいいように、あたしが叔母様を、黙らせてあげる。
悲鳴の主がどういう目に遭おうとしているのか、容易に想像がついた。
そして妻の突然の帰宅の理由も、すぐに察しがついた。

眩暈を覚えてへたり込んだ惣蔵は、もういちど娘のうえから起きあがろうとしたが、こんどはべつの障害が彼の意図をくじいた。
毛むくじゃらな脛に、少女の柔和なふくらはぎが、蛇のようにからみついていた。
娘の顔をはっと見おろすと。
父さん、もっと・・・
色が白いだけが取り柄の華絵が、ゆるやかに笑んでいる。
もっと、しようよ。母さんのことは放っておいて、あっちで愉しませてあげようよ。
ほんのりとした微笑の裏に、いままで娘のなかにみたこともない淫靡なものがよぎるのを見て、男は不覚にも、欲情した。

やめてっ!厭っ!痛いっ!こらっ!!
ふすまの向こうでは、妻がまだかしましい声をあげつづけていたけれど。
どうやら早くも、肌を侵されはじめているらしい。
堕ちるのはもう、時間の問題だった。
惣蔵は娘のセーラー服の襟首を押し広げ、まだ薄い胸に顔を埋めた。
両の太ももをくつろげた少女は、逆立って怒張する一物を、すんなりと受け容れてゆく。
小心で猥雑な志の持ち主は、自滅するように娘の身体のうえへと、自ら堕ちた。
華絵に誘われるまま、その無器用な手つき腰つきに引きずり込まれるようにして。
白く濁った劣情を股ぐらの奥に吐き出してしまうと。
・・・・・・はぁ。っん・・・。
満足しきったような娘のうめき声に、妻の叫びが重なった。
ひい・・・・・・っ
それっきり、ふすまの向こうの叫びは、ぴたりとやんだ。
ごく・・・ごく・・・きゅう・・・きゅう・・・
妻の生き血を啖らう毒々しいもの音が、男の理性を消した。

―――――――

そんなふうに。
妻を姪娘に吸血されたときでさえ、惣蔵を襲った異形の歓びは、ひととおりのものではなかったというのに。
きょうは華絵じしんが引き込む男の吸血鬼が、娘の血を飲むのだという。
血を飲む相手が異性であることに、惣蔵は強いてこだわろうとしたが。
そしてそれを遮ってはならない・・・と、姪娘は小賢しげに囁くのだった。
あたしたちに、任せてね。叔父様はそのあいだ・・・そうね、気絶していて頂戴。
目の前で、無邪気に笑んだ口許から、鋭利な牙がむき出しになる。

あの心地よい眩暈が、理性も平衡感覚も狂わせている。
独りきりで放置された畳部屋のなか。
ふすまに手をかけるまでの、ほんの数十センチの移動が、ひどく大儀に感じられた。
ようやくふすまに手をかけて、惣蔵はやっとの思いで、細目に開く。
驚くべき光景が、彼を待ち受けていた。

目の前に折り重なる、黒のストッキングに包まれた三対の脚。
左右が、制服のプリーツスカート。真ん中が、花柄のワンピース。
真ん中のワンピースの主の足許を彩る墨色のストッキングは、高価なものらしい。
左右の二人のそれよりもいっそう、つややかな光沢をよぎらせている。
戸惑う足許に、皆の視線が集中していた。
薄い黒のストッキングに包まれた妻の脚は、吸血鬼ではない惣蔵の目にもおいしそうに映った。

さあ、噛んで。あっ、そのまえに、よく舐めて。
叔母様のストッキング、それは舌触りがいいのよ。
章子の声だった。
あろうことか、娘の血を吸いに来た招かざる客に、妻の脚を吸わせようとしているらしい。
いけないことを教えるときの章子の口許は、いつも蠱惑的な輝きを帯びている。
姪と継娘とに、両側から羽交い絞めにされながら。
妻は章子とその情夫とを、罵りつづけていた。
およしなさい。およしなさいったら!何するのッ!?よくも、よくもこんな恥知らずなッ!
女は蓮っ葉に罵り散らしていたが、継娘の吸血を最初に提案するという恥知らずをしでかしたことは、全く頭にないらしい。
ほら、ほら、おいしいよ・・・
嬉しげに声を飲む章子の見おろす視線の先。
唾液に濡れた唇が、妻の足首をチロチロと舐めはじめていた。

華絵さん、放して。放してちょうだい!
章子が言うことを聞かないと見て取ると、こんどは華絵に矛先を向けていたけれど。
華絵はいつものように、焦点の定まらない目でほんのりと笑み返してくるばかり。
黒のストッキングを穿いた継母の足許にちゅうっ・・・と、男の唇が這わされるとひと言、
―――おいしそう。
心からうらやましそうに、呟いたのだった。

華絵さん・・・
ショックを受けたように叔母が黙ると。
章子は叔母の着ているワンピースを、そろそろとたくし上げてゆく。
ワンピースに引きずられるようにして、淡いブルーのスリップまでもがあらわになったが、
章子はそのスリップごと引き上げていって、
むっちりと輝く太ももを、男の前にさらしていった。

いけない。いけない。志津江が食われちまう・・・
惣蔵はあがき、もだえたが、襖を開こうとする手の指は、いたずらに虚空を引っ掻くだけだった。
あぁー・・・
妻の志津江がおもてをのけ反らせて目を瞑り、眉を寄せて歯を食いしばる。
足許に屈み込んだ男の背中に視界を遮られていたが、ふくらはぎを噛ませてしまったのは間違いなかった。
きゅううううううっ。
人をこばかにしたような吸血の音が、志津江の足許から洩れた。

ひとしきり、志津江の血を吸い取ると。
男は噛んだ足許から身を放し、手の甲で口許を拭った。
派手に破けたストッキングの裂け目に、みだらな唾液と吸い残された血潮とが織り交ざり、、てらてらと薄手のナイロン生地を濡らしている。
もうひと口。
そういって促したのは、意外にも華絵のほうだった。
お義母さま、もうちょっと吸わせてあげようよ。
耳元でささやく継娘を憎々しげに睨んだ志津江は、ふたたび苦痛に目を瞑った。
男がさっきとおなじところに、食いついたのだ。

もうちょっと・・・吸わせてあげようよ。
華絵がふたたび、継母にそう囁いたとき。
志津江は部屋の隅っこで尻もちをついていて。
首すじといい、胸元といい。
二の腕といい、脇腹といい。
もうなん度も、したい放題に噛まれていた。
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・
失血に息を弾ませながら。
それでも志津江には、吸血をやめさせるすべはなかった。
着衣もろとも辱しめを受けながら、すべてをこの招かざる訪問客のために饗する羽目に陥っていたのだ。
花柄のワンピースのあちこちには、持ち主の血が赤黒く光っていて、
バラの花をあしらったワンピースに、不規則な柄もようを描いていた。
志津江叔母様のワンピースには、血が似合うよね?
章子が覗き込むように、従妹の顔を覗き込むと。
そうね。もっとなん着も、こんなふうにしてもらいたいわね。
華絵は天真爛漫な笑みをたたえて、従姉に応じてゆく。
ねぇ、お義母さま。もうちょっと・・・吸わせてあげようよ。
華絵の言いぐさに、志津江は言葉こそ返さなかったけれど―――初めて頷いていた。

あぁ。
惣蔵の胸の奥に、絶望がどす黒くしみ込んだ。
ずぶ・・・
牙を埋める音が、きこえるようだった。
妻は自分から胸を拡げて、ワンピースごしに豊かな乳房のつけ根を噛ませていた。
ちゅうちゅう・・・ちゅうちゅう・・・
生々しい吸血の音に、少女たちは歓声をあげる。
だれもが、志津江の受難を悦んでいた。
そしてもしかすると、志津江本人までもが。
いまや、随喜の色を口許に漂わせ始めているではないか。

若い女の血に飢えた吸血鬼が、兄嫁の、姪の、娘の、そして妻までも毒牙にかけて。
彼の一族を侵食し支配してしまうのを。
みすみす、覗き見する立場に置かれていた。
兄はどうやって、長年連れ添った兄嫁がこの男に貞操を譲り渡すのに耐えたのだろう?
嫁入り前の娘が純潔を散らされることは、なんとも思わなかったのだろうか?
いや・・・いや・・・
その問いの切っ先は、惣蔵自身にかえってくるものだった。
なんの罪悪感もなく、娘を吸血にゆだねた男。
それと交換条件に、恥知らずにも姪娘の身体を求めた男。
そうではなかったか・・・
―――愉しんじゃえばいいじゃない。
耳の奥で、鼓膜が妖しく震えた。
章子の声だった。
いつだか姪が、小賢しく微笑んで、面と向かって言った言葉だった。
心底を見透かすようなことを・・・そのときは怒りだけだったものが。
いまは、その怒りがえもいわれない妖しい歓びに返還されようとしている。
望んで得た若い妻、志津江が、いままさに吸血鬼に強姦されようという、まさにそのときに・・・

そう。
自分よりも年配の侵入者は、あきらかに志津江の身体に欲情していた。
さっきから吸血のために、志津江の首すじに牙を埋めながら。
片方の手で、栗色に染まった髪の毛を指に巻きつけてもてあそび、
もう片方の手では、ワンピースの裾をめくりあげて、薄黒いパンストに包まれた淡いブルーのショーツのなかに指をさまよい込ませていた。
その指どもが、いけない誘惑を彼女の股間にしみ込ませてゆくのが。
股間に張りつめた三角形の淡いブルーの生地が、いびつに歪んでいくことでそれと知れた。
きっとやつは、志津江を殺すまい。
殺さずにもっとべつの手段で、この熟れた人妻を辱しめようとするに違いない。
妻と娘の生命が助かってよかった。
いまはもう、そう思うしかないだろう。

仰向けに抑えつけられた志津江は、さいごの理性を振り絞って、激しくかぶりを振っていた。
夫の視線を、明らかに意識していた。
はぎ取られたワンピースからむき出しになった両肩は、室内の灯りを受けてなめらかに輝いて、
だらしなく腰のあたりまでずりおろされた花柄もようの高価な装いと、好対照をなしていた。
引き裂かれたパンティストッキングは、まだ志津江のひざ下に残っていたが、
足首を抑えつける姪娘の舌と唇で、むざんないたぶりを受けていた。
しわくちゃになって波立つ薄墨色のナイロンが、ふしだらによじれていった。
おかーさま、髪の毛綺麗ね。
華絵は能天気な声をあげて、継母の両腕を、ゆったりと抑えつけていた。
あたしもこのおじ様に、食べられちゃったの。
おかーさまもきっと、このおじ様のお〇ん〇ん、気に入ると思うわ。
おっとりとした口調で、途方もなく露骨なことを口にすると。
少女はさっき受け口で受け入れた吸血鬼の一物を思い出すように、
片方の手で口許を拭った。
もう・・・両手で抑えつけている必要がないほど、貞操堅固だったはずの熟妻の抵抗は弱まっていた。

いっしょに、堕ちようね。
継娘の囁きに志津江は頷いて。
息を詰めて見守る夫の前、ゆっくりと脚を開いていった。
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