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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

がり勉の少女

2006年05月16日(Tue) 07:59:43

お茶はいかが?
そういって、お母さんは入ってきたのだが。
湯気のたった紅茶を口にするのは、娘のほうだけである。
なぜなら、家庭教師は吸血鬼だったから。
「ティー・ブレイク」を頂戴するのは、お母さんの身体から・・・だった。
お母さんは、壁ぎわにへばりつくようになって。
きゃっ。
ひと声あげるともう、短めのワンピースから覗く太ももを侵されてしまっている。
ちぅちぅ・・・ちぅちぅ・・・
むしんに続く吸血の音をよそに、娘はひとり、なに食わぬ顔をしてティーカップを口にした。

ちょっぴり息をはずませて。
ストッキングの伝線を気にしながら、お母さんはそろそろと立ち上がる。
かろうじてパンティ部まででせき止められていたけれど。
びちーっと広がった裂け目は、はた目にも鮮やかで。
薄黒いナイロンの靴下をよりいっそう色っぽくきわだたせている。

赤い縁のメガネをかけた娘はそんな眺めにも関心がないようで。
なにごとも起こらなかったかのように、ふたたび勉強机にむかっていた。
かちゃかちゃと響く茶わんの音が遠ざかると。
娘ははじめて、口を開いた。
女のひとの靴下がお好きなの?
見てのとおりだよ。
わたしのハイソックスじゃ、子供っぽいかしら?
さしのべられるふくらはぎのたっぷりとした肉づきが、真っ白なハイソックスに包まれている。
鮮やかに流れる太めのリブが、ツヤツヤと輝いていた。
なかなかいい眺めだね。
吸血鬼が囁くと。
ちょっとだけだよ。
と、いいかけて。あわててつけ加えるように、言い直した。
ハイソックスが真っ赤になるまで、かまわないわよ。
じゃ・・・あたし、勉強がんばるから・・・

ふたたびカリカリと鉛筆の音を立てて。
無表情に参考書に向き合う少女。
濃紺のプリーツスカートの長い裳裾をかいくぐるように。
吸い始めたふくらはぎ。
しつように嬲るうち、きちんとひざ下まで引き上げられていたハイソックスはみるみるよじれていったけれど。
それでも少女はいっしんに、参考書に目を落としている。
かりり・・・きゅうっ。
その瞬間だけ、息を呑んでいた。
ちぅちぅ・・・ちぅちぅ・・・
母のうえにおおいかぶさったのとまったく同じ音が絶え間なく、足許から洩れてきた。

始まった吸血にもめげずに、少女はなおも鉛筆を走らせていたけれど。
夕闇が迫るころ。
灯りをつける手はついに伸びないままに。
机のまえの人影はじょじょに傾きうつむいていって。
やがてがくりと姿勢を崩し、畳のうえに寝そべってゆく。
まだ、真っ赤にはならないね・・・
耳もとで囁くと。
もぅ。
少女は口を尖らせながら。
それでも男の嬲るまま。
通学用のハイソックスを愉しませてしまっていた。
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