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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

休日の中学校。

2012年04月29日(Sun) 06:28:11

家内とふたりの娘を連れて。
よそ行きのスーツや制服姿で、足を向けたのは。
下の娘の通う、中学校。
休日は投票所としてくらいしか開放されない体育館は、ごみごみとした人いきれが充満していた。

十代男子
十代女子
未婚男子 四十代まで
未婚女子 三十代まで
既婚女子 四十代

などなどと書かれたプラカードのまえ。
すでに十数人ずつは、居並んでいた。
たしかに投票所みたいな雰囲気ではあった。
目的を考えるとむしろ、予防接種かも知れなかったが。

わたしが並んだのは、既婚男子 四十代。
妻が並んだのは、既婚女子 四十代。
娘たちはセーラー服の襟首をそろえて、十代女子の行列に加わっていった。

いつの間にか、家族ばらばらになって。
わたしが通されたのは、狭い空き教室だった。
こんなところで、すみませんね。
顔見知りの吸血鬼は、親しげに笑いかけながら。
わたしのスラックスを、たくし上げていった。

エヘヘ。いつも悪いですね。
たまらないんですよ。ストッキング地のハイソックス。
破っちゃっても、かまいませんか?
好きにしたまえ。
わたしが淡々と応えると。
男はやおらかぶりついてきて、
ストッキングを穿いた脚を好んで噛む吸血鬼のために履いてきた薄地のハイソックスは。
ぱりぱりとかすかな音をたてて、他愛なく破れていく。

貧血・・・だね。
額を軽く手を抑えると。
あー。いけませんね。やり過ぎたかな。
男はわたしをソファに寝かせ、介抱するふりをして、こんどは首すじを噛んでくる。
しばらく診たてをするように、噛み入れた牙を皮膚の下に沈めたまま、
脈を測るふうをしていたが。
ウン、だいじょうぶ。だんな平気ですから。
そういうとやおら、首すじに、もういちど咬みついてきた。

痛痒い疼きをこらえかねていると。
男が囁いてきた。
お待たせしている間にね。
奥さんのこと、噛んできたんですよ。
いい肌してますね。血もおいしかった。
そのうえに―――

男は言いさすと、もっと危険な言葉で、わたしの理性をいびつにさせた。
きみのまえで、きみのワイフとファックしたい―――
あっちにいるんだ。呼んでくれないか・・・?
目のまえで妻を凌辱して、羞じらう妻を愉しもうとする男の不埒なこんたんを、
わたしは小声で、呪いながら。
それでも妻の名を、口にしてしまっている。

初子、お相手してあげなさい。
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