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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

妻の貞操 宅配サービス(夫同伴つき)

2012年04月29日(Sun) 08:01:13

RRRRR・・・
受話器を取ると、聞き馴染みのする年配の男の声でした。
―――だんなさん、悪りぃけど・・・女ひでりなんで、かあちゃん貸してくれないか?
露骨な問い合わせに顔をしかめながらも、わたしはおうむ返しに訊きました。
―――母でしょうか?家内のことでしょうか?
男はちょっぴり口ごもって、
―――ん・・・若奥さん。
それでもはっきりと、家内のほうを指名したのです。
―――隣のご隠居とふたりで、待ってますから。
こういうときにはいつもなのですが、遊びにおいでよ、というくらいの軽い感じの口調なのです。
―――迷惑ですね。わたしとしては。
そうくぎを刺しながらも。
―――家内に代わりますから・・・
そう応えてしまっている、わたし。

電話。
聞き耳を立てている家内に、わたしは受話器を差し出します。
―――エエ、ああ、はい。はい。
戸惑いながらも応対する家内の声が、さいしょのころよりも落ち着いているのは。
状況になれてしまったから?それとも男たちと肌を合わせることに、ひそかな快感を覚えるようになったから?
わたしが限りなく戸惑っているのを背に、家内は平静に応対を続けます。
―――そういうことなら、こちらからお伺いしますわ。うちには義母もいますので。
家内は受話器を置いて、わたしのほうに向きなおりますと。
―――お伺いすることにしました。あなた、エスコートしてくださるわね?
おっとりと小首をかしげるふくよかな笑顔に、抗しがたいものを感じます。

栗色に染めた髪を頭の後ろにキリリと束ね、軽く化粧を刷いた妻。
白のブラウスにうす茶のカーディガン。こげ茶色のタイトスカートの下は、黒のストッキング。
お気に入りの茶色のパンプスに、薄手のナイロンに透けるつま先を収めると、
―――行きましょ。
妻は散歩に誘うようなさりげなさでわたしに声をかけ、
―――ちょっと二丁目のご隠居さんのところにお伺いしてきますね。
離れにいる母にまで、まるで届け捨てをするように、声をかけていきました。

―――だんなさん、いつもすまないね。
―――迷惑なんですよ。ほんとうは。
本心をおり交ぜて、顔をしかめるわたしに。
(わかっていますから。^^)
そう言いたげな態度で、電話の主である良介さんは気さくにわたしたち夫婦に席を進めます。
―――ゴムだけは、ちゃんとつけてくださいよ。
そういうわたしに、そりゃそうだな、と、頭に手を当てておどけています。
きっと今回も、その約束は守られないのでしょう。

お隣のご隠居の平作さんも、にこやかな好々爺。
家内もすでに、何度となく、お相手をつとめてきた男性です。
―――やぁ、すっかりいい日和になりましたな。
平作さんはにこにこ笑いながら、家内にも丁重なお辞儀を投げてきます。
―――いつぞやは、どうも。
―――いえいえ、ふつつかで。
家内もそつのないこたえを、返していって。
―――晩御飯の支度もありますから、そろそろ始めましょうか?
周囲の気遣いに満ちた雰囲気を吹っ切るように、切り出しました。

―――だんなさん、悪いねぇ。あんたに悪気はないんだけど。
―――あんたのかあちゃんの身体、じつに具合がええんだよなぁ。
―――あ~、あんなにずこずこ姦られちまって。奥さんよがってますぜえ。
―――茶色のスカート、たまんねぇな。精液塗りたくってやるからな。
家内は着衣のまま、太もも丈の黒のストッキングも着けたまま。
代わる代わるのしかかってくる年配男たちの相手を、腰を揺すりながら応じていました。
時折眉をしかめ、時には歯をむき出して。
快感なのか。苦痛なのか。
それは、当人いがいには、うかがい知ることのできないものでした。

息荒く重ね合わされてくる唇にも、拒むことなく応じていって。
もっと股を開け というように、両ひざを押し拡げられると、柔軟に応じていって。
そつない応接。
まさにそんな感じの交接に、くり返しくり返し応じていくのでした。
四つん這いの姿勢で、スカートを着けたまま、後ろから挿入されていって。
はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・
せめぎ合う息遣いが、わたしまでも妖しい悩乱に引きずり込んでいこうとするのです。

ストッキングのゴムを、白い太ももに色あざやかに滲ませながら。
毛むくじゃらの逞しい脚に、ストッキングを穿いた脚を絡みつけて。
陽灼けした筋肉に覆われた、丸太ん棒のような腕のなか、引きつる頬をペロペロと舐められて。
荷物を背負ったみたいな分厚い背中に、肉づき豊かな二の腕を、おずおずとまわり込ませて。
強引に奪われた唇を、せめぎ合うように、自分からも合わせていって。
熱っぽい情交に、わたしは不覚にも、パンツを濡らしてしまっていたのです。

―――どうってことはねぇ。あんたの愛するかあちゃんを、おら達も大好きだってことだからよ。
粗雑な口ぶりでしたが、彼らの言うことはきっと、ほんとうなのでしょう。
ほつれた後れ毛を撫でつけながら、家内は身づくろいを済ませると。
さいしょにあいさつした時とおなじように、
―――ふつつかでございました。
冠婚葬祭に来てくれた遠来の親戚に応接するときのように、ていねいに畳に三つ指ついてお辞儀をする妻。
わたしもあわてたように、妻のすぐ隣に正座して。
―――お楽しみいただけましたでしょうか?
ばかね。
そう言いたげな隣からの視線を受け流して。
―――すっかりたんのうしたよ。またこんどね。
のうのうと応えるお相手に。
今度は家内のほうが、
―――どうぞご遠慮なく、お声をかけてくださいね。
さっきわたしに投げてきた、閃くような反感などおくびにも出さず、
それはにこやかに応えていくのでした。

辞去した後の、かえり道―――
―――晩御飯の支度、早くしなくちゃね。
なにごともなかったような、妻の声でした。
だいじょうぶなの?覗き込むようにするわたしの視線を、わざと避けながら。
―――いつもあちらにお伺いしているのって、どうしてだかわかる?
謡うように訊いてくる声に、わたしはこたえを返しかねておりますと。
―――風に当たると、気分が変わるでしょう?
家内はさばさばとそういうと、わたしの前に立って、歩いていきます。
背すじをしゃんと伸ばして。
きりりと結い上げた髪を、リズミカルに揺らしながら。


あとがき
今朝は好調?^^
それとも、単なるすとれす過多?^^;
ひと寝入りして起きたら、また描けちゃいました。(^^ゞ
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初対面
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休日の中学校。

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