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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

スカートの裏。^^;

2012年05月30日(Wed) 08:03:23

ただいまぁ~。
松田理沙は、暑さをハンカチでぬぐいながら、家のドアをあけた。
あ、おかえり・・・
母親はいつものようにせかせかと家事をしていて、手も休めずにおかえりのあいさつだけを投げてよこした。
「きょう学校の授業で、血を吸われてきちゃった~」
「あらそう。それはご苦労さま」
そんな会話がふつうに流れるほど、この街では人間と吸血鬼は平和に共存していた。
女学校は若い血液のかっこうの供給の場だったので、しばしば吸血体験が女生徒の正課として取り入れられているのだった。
今朝も体験授業があると母に言うと、「がんばっていっぱい、血を吸ってもらいなさいっ♪」と、背中をどやしつけられて送り出されたものだった。

あー、あつかった。あつかった。
ことさらわざとらしくそういうと、理沙は風呂場へ直行した。
ママ、シャワー浴びるねぇ~

シャワーを浴びた後、リンスした髪の毛をもてあぞぶようにしてとかしていると。
洗濯物を選り分けていた母親が「えっ」と声をあげ、
理沙は肩をすくめて見せた。
やっと気づいたみたい。
制服のスカートの裏地とパンティが、あの粘液にまみれているのを。

どうやらこの家でも・・・娘は母親に、秘密を持てないものらしい。


あとがき
洗濯物をみて母親が「えっ!」というところだけを、描きたかったのでした。(^^ゞ
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お前の脚、いつ噛んでも太いな。

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ただいまぁ~。松田理沙は、暑さをハンカチでぬぐいながら、家のドアをあけた。あ、おかえり・・・母親はいつものようにせかせかと家事をしていて、手も休めずにおかえりのあいさつだけを投げてよこした。「きょう学校の授業で、血を吸われてきちゃった~」「あらそう。そ...
2012-05-30 Wed 17:31:27
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