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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

都会の人妻目録

2012年06月28日(Thu) 07:25:01

ひなびた田舎の風景には場違いな、小洒落たモダンな洋装で。
しゃなりしゃなりと歩みを交わす、都会育ちの女たち。
村のものたちは表向き慇懃に、会釈を投げてゆくのだが―――
夜のとばりがおりるころ、彼女たちの邸宅は夜這いの現場と化していて。
清楚で上品なワンピースも。
値の張りそうなブランドもののブラウスも。
持ち主の身体から、むぞうさにはぎ取られてゆく―――

人妻目録。
そう名づけられたカタログに、目を通すことができるのは。
都会の人妻のもとに通うことを許された、血を吸う嗜好の持ち主たち。
人妻の生き血を提供する習慣を得た夫たちも特別に、自分の妻のだけは、見せてもらえることになっている。

うわ・・・
だれもが自分の妻のページでは、ひと声呻いて。
相手の男はそうした旦那たちの狼狽に、いとも嬉しげにほくそ笑む。
書いてあることが、半端じゃないんだから―――


「だんなのまえでHもOK」
―――身に覚えのある夫は、ただ照れくさそうに、ニヤニヤと笑うだけ。

「家のまえでのアオカンが好き」
―――どうりでご近所がこのごろ、愛想よくなったわけだ。
口をあんぐりとあけて、あきれ返った夫は、なぜかしみじみと、納得していた。

「輪姦マニア。8人までだいじょうぶ。」
―――デスクに突っ伏して、頭を抱えたご主人。「3人までって約束だったんだけどな・・・」
思いのほかもててしまった奥さんを、叱ることもできず。ほめるわけにもいかず・・・

「つごうがつけば、娘も連れてきてくれる」
―――えっ、みさとまで・・・?絶句したお父さん。むしろ娘のほうに興味もあらわ。


「潔癖症。パンスト破りに嫌々応じる風情が絶品。」
―――「たしかにそう・・・かもね」同好の間男を得ることになった旦那は、にんまり笑ったあと。
「昔はミス〇〇だったんですがねぇ。いまじゃキャバレーの女みたいに、パンスト破りの対象なんですものねぇ・・・」
遠い目になっていた。

理解のある夫たちの反応は、じつにくすぐったい。
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