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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

襲う兄弟 ~腕を絡める女学生たち~

2012年09月25日(Tue) 08:07:00

篤志の女学生による献血行為が、女学校で実施されます。
吸血を嗜む皆さまの多数のご来校をお待ちしております。

そんな文書が配布されたのは、つい先週のこと。
村に棲む吸血鬼にとっては、至福の招待状だった。
俊夫がその文書を手に女学校を訪れると、
クラス担任だという中年の女教師が、感情を消した表情で彼を出迎えた。
職員室の隣にしつらえられた饗応の間で、五人対五人で、それは行われた。

相手をしてくれる少女は、あらかじめ決められていた。
よりどりみどり・・・ということにすると、いさかいが生じたり、女の子が余されたりする事態が起きかねないからだった。
青沼美佐江、という名前の少女は、ほとんど初対面だった。
けれども父親のことは、良く知っていた。
俊夫の職場の同僚だったから。
職場を抜けてここにくるとき。
彼は青沼に呼び止められた。
「娘をよろしく」
彼は感情を消した声色でそう囁いて。
「どうぞご心配なく」
彼もまた、棒読み口調でそう答えたのだった。

相手の少女は、父親とすこしだけ似た面差しをしていたので、すぐに見分けがついた。
ことが始まると、少女たちは取り乱すことなく、相手に意に随いはじめたが。
一直線に進み出たとき、おさげ髪の彼女はほんのちょっぴり、怯えの色をみせた。
だいじょうぶ。
ひと言囁くと、彼女は自分が怯えをみせたことさえ恥じ入るように目を伏せて、
黒のストッキングごしに吸いつけられる唇を、だまって受けた。

少女を組み伏せたすぐ隣には、べつの小柄な少女がやはり、抑えつけられていた。
相手の男は、俊夫の弟だった。
さきに吸血鬼になった弟は、兄の血を吸い取って吸血鬼にし、それから兄嫁をさえ愉しんでいた。
お返しに・・・と、俊夫が初めて襲うことを許されたのは、弟の嫁だった。
もはや、一心同体のような兄弟だった。

弟が抑えつけている少女は、小柄だった。
きょうはあまり渇いていないから・・・そんな囁きがどれほど、少女の怯えを救っただろうか?
尚子!
自分の下にいる少女が、同級生の名前を呼んでいた。
悲痛なかすれ声だった。
その声に刺激されたように。
俊夫は牙をむき出して、少女のうなじのつけ根へと、欲情に満ちた切っ先を、埋め込んでいった。

ああっ・・・

哀切な声色に欲情して、さらにズブズブと、牙を根元まで埋め込んで。
力を込めて抑えつけた二の腕から。
制服を通して、人肌のぬくもりが伝わってきた。
ああ・・・すまないね・・・
まだ職場にいるだろう青沼のことを、俊夫は一瞬だけ想った。
けれどもそれも、つかの間だった。
同僚の長女を相手に、彼は欲情もあらわに、うら若い血潮を啜りつづけたのだった。
情け容赦なくむしり取られる血の量に、少女は絶句した。

床のうえに組み伏せた美佐江が、傍らでやはり血を吸われている少女と腕を絡めあっているのを。
尚子のうえにいる弟も、美佐江を組み伏せている俊夫自身も、自覚していた。
けれども無理に、ふたりの腕をほどこうとは、どちらも考えていなかった。
ただ、自分たちの誘惑よりも、少女たちの連帯のほうがまだ優っているのを、もどかしく感じただけだった。

ちゅうちゅう・・・
きうきう・・・
ごくりん。

露骨な音をたててむしり取られてゆく、女学生の生き血。
五人の吸血鬼は、それぞれの少女から吸い取った血潮で頬ぺたを濡らしながら、
なおも露骨な劣情を示しつづけた。

尚子と美佐江の腕が、じゃあね、というように、別れあう。
いよいよだね?
俊夫は弟と目配せし合うと、ふたりの生贄の身体を引き離すように場所を変えて、
制服のスカートを、たくし上げてゆく。

処女を喪った少女は、出席番号を抹消されて、席順もいちばん窓際に移動するのだという。
どうやら幼馴染どうしらしいこの少女たちにも、そのときが訪れたのだろうか?
なよなよとしたパンストが、少女の貞操を守るように、腰回りを蔽っている。
押しつけた一物からは、早くも白く濁った粘液がドクドクと分泌されはじめて。
女学生の足許を清楚に彩る黒のストッキングを、淫靡な彩りに塗り替えていった。


あとがき
前作を、男目線からなぞってみました。
果たしてこの少女たちは、処女のまま部屋から出られたのでしょうか?^^
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