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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

身代わりに穿かされて・・・

2013年01月04日(Fri) 05:06:37

学校の制服の、紺の半ズボンの下。
パパがいつも勤めのときに穿いていく、紺のストッキング地の長靴下を脚に通していって。
ぐーんと伸びるナイロン生地が、ボクの脛を染めたとき。
なぜだかむしょうに、ドキドキした。
ちょっぴりだけど、大人に近づいたような気がしたから。

吸血鬼の小父さんに、脚を噛ませてあげるのが。
このごろとても、愉しくって。
学校に履いていく制服用の紺の長靴下は、ぜんぶ噛み破らせちゃっていた。
手持ちのやつが、なくなると。
パパの代わりに履いて御上げなさい。
ママはそういって、パパの箪笥の抽斗から、薄い靴下を抜き取ってくれていた。

もぅ・・・貧血だよ・・・
勤めから帰ったパパが、貧血になって寝込んでいるあいだ。
小父さんは薄い靴下を穿いたボクのふくらはぎに、息荒くのしかかってきて。
よだれのたっぷりと浮いた唇で、パパの長靴下をべっとりと濡らす。
薄いナイロン生地ごし、這わされてくる唇に。
ずきずきと胸を高鳴らせるようになったのは、いつのことからだったろう?

パパに続いて、貧血を起こした姉さんの身代りに。
女子学院にいつも履いていく真っ白なハイソックスを、取り出して、
あなた、よかったらスカートも穿いてみる?
ママはふふふ・・・と、イタズラっぽく笑う。
え・・・恥ずかしいほどうろたえたボクは、ママの術中に嵌ったように。
否応なく前に置かれたチェック柄のプリーツスカートに、おそるおそる脚を入れていった。

似合うわ。どこから見ても、女の子よ。
ママのおだてに乗ったボクは、ボタンが左前のブラウスを着て。
左胸に姉さんの通う学校の校章が縫い取られたブレザーを身に着けて。
胸元にふんわりとくる、あのうっとりするような真っ赤なリボンまで、ギュッと締めて。
ひざ小僧の真下までぴっちりとくる真新しいハイソックスに、ドキドキ胸をはずませながら。
だれかが待ち伏せをしている通学路、さっそうと歩みを進めていった。

飢えた唇を、意地汚く吸いつけられた、ふくらはぎの周り。
姉さんの通う学校の頭文字が縫い取られた白のハイソックスには、あのぬるぬるとしたよだれをたっぷりとしみ込まされて。
紺の縫い取りのすぐ下のあたり、欲情に満ちた牙を、グイッと埋め込まれていって。
あうううっ・・・
あげたうめき声までが、女の子みたいに高かった。

白は目だって、恥ずかしいなぁ・・・
道行く人が、ひとり残らず。
赤黒いシミがたっぷり撥ねた、姉さんのハイソックスの足許を。
チラチラ盗み見ながら、すれ違ってゆく。
その好奇に満ちた視線が、くすぐったくて。
ボクは思わず、胸を張って歩いていた。

今朝のお食事は、姉さんとふたりきり。
夜勤明けのパパは、白河夜船で。ママは貧血を起こして、ぶっ倒れていて。
夕べ、パパがいないのをいいことに。
吸血鬼の小父さんは、ママの生き血を吸い取るだけじゃ、飽き足らなくて。
すそのひらひらする真っ白なスカートを穿いたママを、ベッドに寝かせると。
腰がまる見えになるくらいまで、スカートをくしゃくしゃにたくし上げ、自分もズボンを脱いでいた。
「子供は見ちゃダメ」
ママはおっかない顔をして、目だけこちらを向けてきて。
太もも丈の黒のストッキングのゴムに、ママの腰周りがさらに白く映えるのを。
やっぱり眩しげに、盗み見ちゃっていた。

姉さんは、意地悪そうににんまりとほほ笑みながら。
ねぇ、貴方きょうはママの身代りよ♪
学校には、黒のストッキング穿いていこうね♪
きちんと畳まれて用意された制服の半ズボンのうえに置かれたのは。
封を切られたパッケージから取り出されたばかりの、真新しい黒のストッキング。
薄っすらと透ける生地が、いつもの制服のうえ、まるでヘビのように、とぐろを巻いていった。

え・・・?さすがにそれは、まずいですよ・・・
はにかむボクに、姉さんはあくまで意地悪そうな笑みを近寄せながら。
いまさら、恥ずかしいもなにもないじゃないの。
穿き方がわからないんなら、姉さん教えてあげる。
ほっそりとした指先を、ストッキングの口ゴムに器用に指し入れて。
つま先を合わせ、足首を包んで、脛にぐーんと引っ張りあげる。

ああ・・・ボクの脚が、女になってゆく。
パパの通勤用の、薄い靴下のときも。
姉さんの通学用の、白のハイソックスのときも。
もちろんボクが学校に履いていく、紺のハイソックスのときよりも。
グッとくる眺めに、ついウットリとなっちゃって。
「ほら見なさい」と言いたげに、姉さんが得意気にボクの顔を覗き込んでくるのさえ、気がつかないくらいだった。

道行く人の視線が、いつも以上に気になっている。
だれもがなにごともなかったように、すれ違っていくくせに。
足許を舐めるように這わせてくる、視線、視線、視線・・・
制服の紺の半ズボンの下。
薄っすらとなまめかしい黒ストッキングの脚を、お行儀よく革靴に収めるようにして。
なよなよとしたナイロンの触感を、冷え冷えとした外気にさらす。
ひと足ひと足・・・歩みを進めるたびに。
歯がゆいほどに頼りなげな締めつけ感が、微妙なよじれを伴って。
ボクの脚の輪郭に、じわりと疼きをしみ込ませる。

たぶん今朝も、学校まではたどり着けない。
近道をして横切るあの公園を、無事に通り抜けることができないことになっているから。
植え込みに引きずり込まれて。
通り過ぎていく通行人たちの衆目にさらされながら。
こんどはママのストッキングを白日の下に曝して、噛み剥がれてゆくことになるはず。
裂けたストッキングのすき間から覗く白い皮膚に、小父さんはいつも以上にしつっこく。
唇をキュウキュウと鳴らすのだろうか?
しつこく這わされる唇に、ウットリとなって。
周囲の視線に、ドキドキとして。
昂ぶりのあまり、革靴を濡らすほどに失禁してしまうボク自身を思い描いて。
道の途中、とうとうこらえ切れなくなって、道端にしゃがみこんでしまっていた。
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by -
2013-01-20 日 06:34:37
編集
ご無沙汰しています
すっかりご無沙汰して申し訳ありません。
柏木様もご承知かと思いますが、どうやら祥子さんが復活のようで、電子出版もなされるそうです。
思い立って2007年に柏木様がお書きになった翔子さんとの出会いを読み返してみました。
祥子さんと言えばコーヒーですが、私の勤務先の近くのコーヒー専門店は店じまいです。
祥子さんのコーヒー店は‥‥‥それも気がかりですが、今度は意味深な写真とのコラボですね。
さてさて、また祥子さんの周りに一人増えました。

桜草さんだとか、昔の仲間?も集い始まりました。祥子さんに続けてもらい、みんなで楽しい語らいの場を持ちたいですね。
by masterblueb
URL
2013-02-10 日 19:45:31
編集
お元気ですか?
アップの頻度が早い柏木様のお休みが長いと、心配になります。

お身体にきをつけて♪
復活をお待ちしております。
by 祥子
URL
2013-02-19 火 07:33:14
編集
>1月20日付の匿名希望さま
まさかこのお話にコメをちょうだいできるとは、思いませんでした。^^
いえ、あなたにとっては属性ちがいかな?とおもったので。
愉しんでいただけたようで、なによりです♪
by 柏木
URL
2013-03-04 月 06:46:42
編集
>masterblue さま
ご無沙汰しておりました。
コメントが遅くなり申し訳ありません。
電子出版、素晴らしいことですよね、
むしろ、遅すぎるくらいかもしれません。

名作のリニューアルとともに懐かしい仲間の囁きまで甦る。
じつに素晴らしいと思います。
(*^^)v
by 柏木
URL
2013-03-04 月 06:48:46
編集
>祥子さま
電子出版化、おめでとうございます!
と同時になによりも、貴女の復活が嬉しいです。
拙ブログにもぜひぜひ、また遊びにいらしてください。

さっそく一話、衝動的に描きあげました。
(^^ゞ
おひまなときにでもどうぞ。^^
by 柏木
URL
2013-03-04 月 06:50:27
編集

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