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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

学校の対応。

2013年04月03日(Wed) 07:52:48

うちの学園に、吸血鬼の集団が侵入した。
いまサッカー部の生徒たちが対応しているから、帰宅はもう少し待つように。
教諭の指示は、絶対だった。
だれもが内心、あきらめていた。
だってうちのサッカー部は、県下でも最弱でならしたチームだったから。

ちゅうちゅう。ちゅうちゅう。
体育館にこだまする、競い合うような吸血の音。
試合用の濃いブルーのストッキングの脛をぐったりさせて、サッカー部員はひとり残らず気絶していた。

侵入した吸血鬼の一団は、いま生徒会の役員の生徒たちが対応している。
だから帰宅は、もう少し待つように。
教諭の指示は、絶対だった。
生徒会長は男子、副会長は女子。
ふたりが親も認める仲で、結納まで済ませているのを、全校生徒が知っていた。
経験者の女子は、女生徒といえども制服を脱がされて、犯されてしまう。
だれもが知っているその知識どおりのことが、狭い生徒会室で、いまごろ繰り広げられているのだろう。
マサオのやつ、どんな気分で真智子が犯されるのを視ているんだろう?
あいつ、マゾだったよな・・・そう思うと、ちょっと胸の奥が、ゾクゾクとした。

きみたち、大変申し訳ない。1組の生徒だけは全員、吸血の対象になる。
そのセンで彼らは、ようやく妥協してくれた。
男女部屋を分かれて、対応をお願いする。
教諭の指示は、絶対だった。
いやぁ・・・
女子生徒の誰かが、ちいさな悲鳴をあげたけれど。
多くは紺のハイソックスをきっちりと引き伸ばしたり、黒のストッキングに引きつれがないかと足許を見おろしたり。
半ズボンにハイソックスの男子の制服は、こういうときには吸血鬼を魅了する。
まるで女の脚に執着するように、濃紺のハイソックスに包まれたふくらはぎに唇を擦り寄せてくるのだった。
どうせなら、男女同じ部屋でもいいんじゃないですか?
だれかの声に、教諭は手短に、「それでもよろしい」とだけ、いった。

ちゅうちゅう・・・
ちゅうちゅう・・・
競い合うような吸血の音が、狭い教室にあがった。
親友のタカシも。班長の渚も。隣の席の美香も―――
制服の襟首から覗いた首すじや、ハイソックスやストッキングの脚に、牙を埋められて。
さっきから「あー・・・」とか、「ひぃ~」とか、呻いている。
そういうボクも、さっきから。
わざと穿いてきたストッキング地の薄々のハイソックスに、べろを迫らされて。
よだれをたっぷりと、塗りつけられていった・・・
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抵抗。
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罵り合って。

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