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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

歪んだ家族

2013年08月14日(Wed) 07:47:31

貴男の留守中起きた不始末をおわびします。
ユキヤと、身体の関係を結んでしまいました。
そうんです。わたし、息子と毎週セックスをしている、いけない女になってしまったんです。
母親失格、妻失格ですわ。
だからわたしを、離婚してください。
そうですね・・・あしたの晩、ユキヤに誘われているんです。
だから、その現場を抑えて下さい。
やってしまったことを見届けて、あの子がなにも言えずにいるうちに、仰って下さい。「家から出ていけ」と。

カズヒロはなにも言わずに、妻の謝罪を聴いていた。
そして、あすの晩には必ず、夫婦の寝室の廊下の前に立つとだけ、約束していた。

「お父さんが帰ってこないうちに、済まそうね」
ユキヤはすっかり、もの慣れた口調だった。
夫が長期出張から戻ったからと言って、こういう関係はそう簡単に絶てるものではなかった。
「そうね、早く済ませてしまいましょうね」
洋子はそんな答えとは裏腹に、いつになくワンピースに着替えるのに手間取っていた。

はぁ・・・はぁ・・・
ふぅ・・・ふぅ・・・
ヒッ・・・ヒッ・・・
ぜい・・・ぜい・・・

果てしなくつづく快楽の花園に、とうとう嵐は訪れなかった。
「今夜もばれずに済みそうだね」
息子の安堵の呟きに、洋子は虚ろな目をして肯いていた。


「今夜も、父さんが戻る前に済まそうね」
ユキヤは白い頬に淫靡な赤みをさしながら、フッと笑う。
「そうね。父さんにはばれないようにしなくちゃね。かわいそうじゃない」
「母さん、今夜もガーターストッキング穿いて」
「えっ」
「ストッキング穿いたまま犯されるところって、絵になるだろう・・・?」

息子は気づいていたのか?
昂ぶりのやんだ自分が寝入った後、いちぶしじゅうを見ていた人が、自分の愛人に息荒くのしかかっていくのを。
けれども洋子は、なにも気づかないふりをして、肯いている。
「そうね、着たまま犯されるのって素敵」

三人三様の昂ぶりの夜が、今宵も幕を開ける―――
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コメント

近親相姦のタブー
近親相姦・・・わたくしは描かないのですが
なによりも萌えるもののようで
解っていて止めない、その想いがなによりも破廉恥です

このまま息子のものか夫のものかわからない子供を産む日が来る
なんて、想像しすぎでしょうか?
by 祥子
URL
2013-08-16 金 10:06:50
編集
> 祥子さま
せっかくご来訪くださったのに、またまたご返事が遅れました。

禁断の木の実は美味といいますから、近親相姦なるものもきっと、そういう麻薬のような香りを帯びているのでしょう。
抱いたものが婚家の家の種ならば、嫁としてのつとめは果たされる・・・と考えるのは、まことに歪んだ考えかもしれませんね。
by 柏木
URL
2013-08-19 月 20:51:19
編集

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