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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

叔父へのプレゼント ~恋人の母親~

2013年11月20日(Wed) 08:15:54

あ・・・あなたの叔父さまに、血を吸われたくなってきた。

みちるの横顔は、ひどく真剣にみえた。

いいよね?

詰問口調に、つよい目線。
抗うことはできなかった。
むしろ・・・叔父との関係を理解してくれたみちるには、頭があがらないでいる。

絶対ヘンだよね?
真っ白なハイソックスに、べっとりと血をつけられちゃうのが愉しいなんて。

そんなことを言いながら。
少女は自分の置かれた環境を、あきらかに愉しみはじめていた。

ゴメン、きょうのデートはここまでね。
あたし、叔父さまに誘われているんだ。
悪いけど、血を吸われてくるからね。
妬きもちやいちゃ、だめなんだよ。
だってあなたが、そう仕向けたんだもの。

恋人を挑発するように、みちるは白い目で真沙雄を視た。
叔父さまに咬まれるの、愉しくなっちゃった。
こんなあたしだから、あなたあたしのこと、気になるんでしょ?

少女の言いぐさは、たしかに的を射ているのだった。



母さんのこと、連れてきてあげるから。
真沙雄の願望を見透かしたように。
初めて自分の意思で血を与えたつぎの日に。
ほんとうに母親のことを、叔父の待つ真沙雄の自宅に、伴ってきた。

「どういうことなんですか!?」
意図を告げずに娘に伴われたみちるの母親の怪訝そうな表情が、一瞬の苦痛に眉をしかめた。
腰かけたイスの背後から忍び寄った叔父は、ねずみ色のストッキングのふくらはぎに、あいさつ抜きに咬みついていた。

ちゅー・・・・っ。
母親の血を吸い上げる音に、ちょっとだけ顔をしかめたみちるは、
母さん、だいじょうぶ?
椅子の背もたれにそっくりかえった母親の肩を抱いて、あやすように髪を撫でていた。
娘の手で撫でられた髪は、中年男の汗臭い指先に掻きのけられて。
あらわにされた首すじに、恥知らずな唇がふたたび、貼りついた。

ちゅー・・・っ。
唇を吸いつけられるたびごとに。
女の表情から屈辱や怒りが陰をひそめて。
怨みのこもった眼差しが、ストッキングをブチブチと噛み破りながらふくらはぎになすりつけられてくる唇に注がれる頃にはもう、
「お父さんには内緒にしないとね」
そんな軽口さえ、洩らしはじめていた。

とざされたふすまの向こう。
母親のなまなましいうめき声を聞くまいとするように。
少女はずうっと、耳をふさぎ続けていた。
同級生の唇が、自分のことを撫でまわすように。
身体じゅうに吸いつけられてくるのを、厭いもせずに。

あなたもストッキングなんかに、関心あるの?
冬になったら、あたしも黒のストッキング履いて学校行くから。
破くのは、はき替えのあるときだけにして頂戴ね。

ふすまごしの気配は、どうやら母が、父を裏切ることに熱中し始めたらしい様子を伝え始めてきたけれど。
もう彼女は、耳をふさいではいなかった。
あなたがあたしの血で喉を鳴らすの、聞き逃しちゃいけないからね・・・
ふふふ。
男に抱かれて血を吸われながらほほ笑むことを。
みちるは早くも、覚えはじめていた。

あなた、不思議なひとね。
気になるひとを、自分で襲うだけじゃなくって。
そのひとがほかの男の腕のなかでどうなるかが、気になるなんて。
どうなるのか、ちゃんと見届けてちょうだいね。
人妻になっちゃったら・・・きっとあのひとの求愛を、拒むことなんてできなさそうだから。
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