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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

息子のクラブチーム

2013年12月20日(Fri) 07:01:45

・・・母さんは?
ああ、寝室。
学校から戻ってきた息子に、俺は自分の寝室を指さした。
そこに俺の代わりにいるのは、我が家に出入りするようになった吸血鬼―――
首すじにつけられた噛み痕を撫でながら、俺は心地よい貧血感に酔い酔いになっている。
ふーん。じゃあボクの番は、まだ来ないね。
聞き分けよく育った息子は、激しい一戦が行われている寝室を、珍しくもなさそうに一瞥すると、そのまま素直に自分の勉強部屋へと足を向けた。
30分後―――
夫婦のベッドのうえ、うつろに抱き合う俺たちは、息子の部屋からチュウチュウという音が聞こえるのに、薄ぼんやりと聞き入っていた。

血を吸われ過ぎた俺は、半吸血鬼になっていた。
たまに息子から、血をもらうこともあったし。
息子は何気なく、俺に首すじや脚を、吸わせてくれた。
家族から血を吸うのは、よくないのかな。
べつに・・・そんなことないけど。。。
洋間で俺に組み敷かれながら。
息子は俺の腕の中、母親が寝かされている寝台がギシギシときしむ音を、無表情に聞き流していた。

あんた、ハイソックスが好きなようだな。
通りがかった女子高生から血をもらっているのを視られたときに。
吸血鬼は俺に手を貸してくれて、まだ恥ずかしがっているその少女の両肩を抑えつけてくれた。
おかげで―――セーラー服の襟首に走る白いラインに、紅いシミをつけずに血を飲むことができた。
もっともそれ以前に、したたかに咬んだふくらはぎからずり落ちかけた真っ白のハイソックスは、紅くべっとりと濡れてしまっていたけれど。
息子さんの彼女・・・?
いや、まさか。
苦笑に紛らす俺に、吸血鬼は囁いた。
こんど―――ハイソックスの脚をたくさん狙えるところに、連れてってあげる。

フットサルのチーム?
たしかに・・・ね。みんなライン入りのハイソックス履いている。
悪い冗談に俺が苦笑すると、吸血鬼は言った。
あんたはここの、監督だから。
息子のチームじゃないか。
さらに苦笑を深める俺に、
若い男の子の生き血は、活きがよくっていいものだぜ。
ヤツは毒気を吹き込むように、俺の鼓膜を震わせた。
ちょっと旅行に出る。とうぶん奥さんのこと、借りるからな。
そう囁くことも、忘れずに―――

クラブチーム全員の血を吸うのに、まるまる一か月かかっていた。
だれもが交代で貧血になりながら、真新しいストッキングを一、二足、必ず用意してくれた。
チームのユニフォームの一部であるはずのライン入りハイソックスを噛み破らせてくれながら。
ゲームの進め方じゃなくて、組み伏せられ方ばっかり教えられるね。
だれもが俺の腕の中で、くすぐったそうに呟きつづけていた。

息子が高校を卒業するころまでに。
俺は彼らの母さんたちを、ひとり残らずものにしていて、
彼らの幾人かは、同級生の彼女を俺のところに連れてきては、
いっしょに歩く彼女のセーラー服の襟首に走るラインを紅く染められるのを、ひどく自慢するようになっていた。

小父さん、女ひでりなんだ。
奥さんを吸血鬼に寝取られちゃって、
だから相手を欲しがっているんだ。
相手は男でも・・・いいんだってさ。

そんな囁きを交し合いながら。
足どりを並べる少年たちが、きょうも数人。
なかには息子が含まれていることもあったりするけれど。
誰もが分け隔てなく、真新しいフットサルのストッキングの脚を並べて、咬ませてくれて。
それから口々に冗談を交し合いながら、くじ引きをして。
自分たちの彼女を俺に抱かせてくれる順番を、決めにかかっていく。


あとがき
キーを叩くままにお話を描いていたら、こんなふうにすごーくおかしなお話が。
^^;
まあ、いつものことなんだけどね。。。
^^;;
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