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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

せっかちなやつ。

2014年01月06日(Mon) 04:44:19

せっかちな奴だなぁ
俺はため息交じりに、やつを見た。
やつの口許から滴っている血は、女房のものだった。
そして生き血を吸い取られた身体は、土気色になって、やつのすぐ下にあお向け大の字になっている。
死なせたわけじゃないだろうな?
変わり果てた女房の顔色に、さすがの俺もそんな気遣いをしたのだが。
俺の心配をよそに、女はかすかに両肩を上下させて、苦しい呼吸をしていた。
まだだいぶ、残っているよ。
やつはにんまりと嗤う。

家のなかに入るまではカサカサに干からびて死にかけた顔つきをしていたのが、現金なものだった。
奥さんの身体のなかには、必要なだけの血を残してある。ほかでもない、あんたの奥さんだからな。全部吸い尽くすようなへまはしないさ。
そう言いながらも、まだもの欲しげな顔つきを隠さないのが、やつの図々しいところだった。
すその短いワンピースの下からにょっきりと伸びた太ももに、舌なめずりをせんばかりなのだ。
肌色のパンストを穿いた女房の脚が、ひどくやつをそそったらしい。
好きにしろよな。
俺がやけっぱちのようにそういうと、やつは抜け抜けと、露骨な要求を突きつけてきた。
女房のパンストを噛み破ってくれ、って、俺に言ってみな。
ちく生。なんてやつだ。
俺は歯噛みしながらも、身体じゅうの血管がドクドクと弾むのを覚えた。
そう、俺の体内には、マゾヒスティックな恥ずかしい血潮がめぐっている。

俺の女房のパンスト、たっぷりいたぶり抜いてみせてくれ。

やつの恥知らずな要求に上乗せをしてやったのが、お気に召したらしい。
お前から言いだしたんだからな。俺は乗り気じゃなかったのに、頼み込まれてしかたなくやったんだからな。
なん度も責任逃れを公認させようとするのも煩わしく、俺は女房のワンピースのすそを思い切りめくりあげてやった。
どうぞ、召し上がれ。
ウフフ。いただきます。
男は嬉しげに、女房の太ももにしゃぶりついていった。

いちど血を吸った女は、必ずモノにすることになっている。親友の妻でも例外はない。いいな?
今さらわかり切った説明を、まるで念押しするようにくどくどと説明をする。
俺はいい加減に頷くと、
大いに不満だが、まぁしょうがない。
努めてどうでもよさそうな口ぶりで、やつが妻の貞操を汚すことを許可してやった。

なん年ぶりかで電話をかけて来て。
家にあがり込むとすぐさま、女房の生き血をねだられた。
血が足りないんだという。
もともとそういう目的で家にあがり込んできたのを、俺は何となく察していたので、ご希望どおりに女房を襲わせてやった。
俺の入浴中に・・・
女房のやつ、なにも知らずにお相手をして、キャーとひと声叫んだだけで、あとは気前よく生き血を振る舞う羽目になっていた。

激しい上下動をくり返すやつの腰の動きに合わせて、女房の身体がユサユサと揺れた。
意思を喪った女体は、弄ばれるままに体位を変え、男の欲望を満たしてゆく。
そのうちに・・・意識の戻った女が、好むと好まざるとに関わらず生き血を吸われ、凌辱されていくのを。
それでも俺は、じっと見つめつづけているだろう。

親友の女房をつかまえて、こともなげに生き血を吸い、凌辱していく男。
自分の女房の生き血を吸われ、目のまえで犯されるのを愉しげに見守る夫。
きっと俺たちは・・・似合いのコンビに違いない。
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