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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

母さんの鬼ごっこと、力比べ。

2014年03月26日(Wed) 05:21:41

隣のリビングで、母さんがきゃーきゃー声をたてながら、小父さん相手に鬼ごっこを演じている。
つかまえられた子は血を吸われてしまう、あの恐怖の鬼ごっこ。
学校から戻ってくる、すこし前。
ぼくはおなじ鬼ごっこを、空き教室で楽しんで。
ものの15分とガマンできずに、小父さんの欲求に屈服してしまっていた。

きみの母さんは、きみ以上にガマンづよいだろうかな?

小父さんの言い草に、たぶんそうだと思います。って、ぼくは応えていた。
母さんにもねばってほしいけど・・・小父さんもがんばってね。
帰る道々、話しかけてくる小父さんに。
思わず出た本音を、ぼくはえへへ・・・と、笑って誤魔化していた。


ぞんぶんに血を抜かれてぶっ倒れた、リビングで。
天井の木目が、ゆがんで見えた。
ふすまの向こう、母さんは寝室に小父さんを誘っていって。

ああっ!って声がした。
ああ、捕まえられちゃったんだ。って、ぼくは思った。
あっ!痛ううっ・・・!って叫びがあがった。
ああ、咬まれちゃったんだ、って、ぼくは思った。
ひい~って、悲鳴があがった。
ああ、生き血を吸われちゃっているんだ、って、ぼくは思った。


母さんはそれはしんけんな声をなんどもあげて、
吸血鬼の小父さんに降参していった。

あー、母さんまでヤラレちゃった。
ちく生。悔しいな。妬けるなあ・・・

だんだんトーンをさげてゆく母さんの悲鳴に耳を澄ませながら、
失血でぐんなりとなったぼくの身体は、じゅうたんの上に貼りついてしまったように、身じろぎひとつできずにいた。

母さんを紹介して、熟女の生き血をゲットするチャンスをあげたぼく。
うちのお袋、ブスですからって、ちょっとだけためらっていた宝井君よりも、すくなくともちょっとだけ早いはずだ。
自慢しても、いいのかな・・・
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