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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

”吸血病”にゆだねられた街 ~六軒の家々の人妻たち~

2014年04月21日(Mon) 07:27:05

“吸血病”の吹き荒れる街で―――
ある住宅街のひと区画が、1人の吸血鬼に割り振られた。
その家の住人たちは、その吸血鬼の自由な訪問にさらされて。
自らの意思とかかわりなく、生き血を吸い取られる憂き目に遭うよう、運命づけられていった。

吸血鬼は男性で、人妻が好みのようだった。
そしてどの家にも、20代から40代の主婦が、必ず一人は住んでいたのだった。

さっそく侵入を受けた一軒目では。
あれよあれよとうろたえる、夫のまえで。
首すじを咥えられた30代の妻が、白目を剥いて。
チュウチュウ音をたてて、生き血を吸われていった。

つぎの日の晩、侵入を受けた二軒目でも。
40代の夫婦が、夫婦ながら血を吸い取られ、
奥さんはご主人のまえで、吸血鬼とセックスをした。
年頃の息子が、視ているまえで。
不健全な性教育が、強制的に施されていった。

三軒目は、新婚家庭だった。
ほかの二軒でそうしたように、地酒をぶら提げて訪れた吸血鬼を、若夫婦はどうすることもできずに、迎え入れていった。
まず若い夫が新婦の前で、血の吸われ方のお手本を見せるはめになり、
薄ぼんやりとなった夫のまえで、若妻も生き血を吸われ、セックスを強いられた。
恋人同士のセックスよりも、グッと濃厚ないやらしさをよぎらせる新妻の肢体に。
夫は激しい憤りと、深い嫉妬と、しまいに妖しいマゾヒズムとに理性を押し流されていって。
思わず覚えた失禁に、妻を苦笑させていたのだった。

四軒目の夫には、女装趣味があった。
妻の身代わりにと女装をして吸血鬼の相手をしたけれど・・・
やはり奥さんも狙われて、セックスされてしまった。
それ以来。
夫婦ながら、女の服を着て、吸血鬼を迎えることが。
この家の習慣になっていた。
妻に隠れて愉しんでいた後ろめたい趣味が。
いまは妻の健康を救うための方便として、妻に認知されるようになったことに。
夫はわずかながらの僥倖を、見出していた。

五軒目には、年頃の娘がいた。
父親のつぎに薄ぼんやりとなった娘の身体から、
処女の生き血を美味そうに啜り取ると。
娘の生き血をしたたらせたままの牙を奥さんに向けて、
娘さんはあんた似だな・・・?とか囁きながら、挑みかかっていった。
気絶した家族が横たわる傍らで、奥さんはスカートをせり上げられていった。
父親は薄ぼんやりとなりながら、自分の妻子がみすみす母娘丼を遂げられてしまうのを。
ひそかな昂ぶりを感じながら、見守っていた。

六軒目。
愛妻家で知られた夫は、「妻だけは襲わないでくれ」と懇願したけれど。
「気の毒だが、お宅だけ例外というわけにはいかないのだよ」
吸血鬼はまず夫の血を吸って、それから奥さんの血を吸い取って。
「奥さんの血は、おいしいね」
薄ぼんやりとなった夫にそう囁くと、うっとりしている妻とセックスをした。
意思を喪った妻が、無抵抗に抱かれていくのを、夫は悔しそうに見守っていた。
「うちは最後だったみたいだから、見逃してくれるのかと思っていた」
「それは甘いよ。ご近所のみんなから、仲間外れにされちゃうよ。」
「どうしてうちが最後だったの」
「おいしい獲物は、さいごまでとっておくものさ」
そう聞いて初めて、夫は納得したようだった。
「お願いだから、妻を奪わないでくれ」
そう懇願する夫に、
「きみの奥さんのまま、犯しつづけるさ」
吸血鬼はそういうと、もういちど奥さんのおっぱいにむしゃぶりついていった。

人妻たちのブラウスははだけられ、ワンピースの襟首には血潮が滲み、スカートの裏地は吸血鬼の淫らな粘液に彩られる。
きちんとセットされた髪は崩されて、栗色の毛先は精液に濡れた。
唇という唇はいたぶりをうけて、むき出された白い歯は、愉悦を滲ませる。
乳首という乳首はしつような唇に呑み込まれ、淫らな唾液を光らせてゆく。
火照った素肌は血を抜かれ、それでもあられもない痴態だけは、飽きることなく営まれ続ける。
女たちの足許を染めていたストッキングは、みるかげもなく引き破られて、名誉が奪い尽されたことを、いっそうきわだたせてゆく。

この街は、いまでも何ごとも起らなかったかのように。
表向きは平穏な生活を、送っている。
一軒目のご主人は、自分の妻が真っ先に狙われたことを誇りに感じていたし、
二軒目のご主人は、性に目覚めた息子が母親に挑みかかるのを、むしろけしかけて愉しんでいた。
三軒目の新婚妻と、四軒目のベテラン主婦とは、吸血鬼との間の子を孕んでいた。
若い夫はそれでも大事に育てると誓っていたし、
女装の夫は妻が妊娠中、自分が妻の代役をすると、張り切っていた。
五軒目では、娘が初体験の儀式を遂げていた。
処女を奪われてゆくまな娘の両側に控えた両親は、娘の手を握りながら、初体験の恐怖におびえる娘を励ましつづけていた。
六軒目の妻は、今朝も朝帰りだった。
スカートの裏地にどっぷりと、情夫の精液を滲ませて。
けれども愛妻家の夫は、以前のような独占欲の塊ではなくなっていて、むしろ妻の浮気を歓迎していた。
最愛の妻の肢体を吸血鬼と分かち合うことが、歓びになってしまっていたから―――

真夜中に勤めに出かける妻。
下校してすぐに勉強部屋に、家庭教師を呼び入れる娘や息子。
リビングで夫がお茶をしているあいだ、夫婦の寝室でひそかな吐息を洩らす妻。
どの家も・・・表向きの平穏に、包まれている・・・



メモ:4月17日構想、21日加筆。
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