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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

奴隷にされた彼女

2014年04月21日(Mon) 07:28:10

俺が吸血鬼のおっさんと仲良くなって、ハイソックスを履いた脚を咬ませるようになったのは、2年生の秋からだった。
運動部に所属していたそのころの俺は、学校の制服の紺のハイソックスのほかに、ライン入りの白のスポーツ用ハイソックスを愛用していた。
べつにハイソックスが好きだったわけではなくて、単なる流行に乗って履いていただけだったのが。
俺の脚にむしゃぶりついてくるおっさんに、好きなように咬み破らせてやっているうちに、なんだかむしょうに気になってきた。
幸か不幸か、部活で履くハイソックスに決まりはなかったから。
同じように、吸血鬼にハイソックスを咬み破らせているチームメイトに話を聞いたりして、いろんなやつを試したりしていた。
リブの太めのやつのほうが好みだとか、
ラインが2本のやつよりも、3本のときのほうがしつこく咬むとか、
好みそのものも気分次第でけっこう変わるとか、
そんなことがだんだんと分かってくると。
どうやら青系が好みらしいおっさんのために、白地に青や紺のラインが3本入った太リブのスポーツ用ハイソックスを、俺はいつの間にか常用するようになっていた。

部活が終わると、泥に汚れたハイソックスを、真新しいのに履き替えて。
ついでにそのまえに、シャワー室で身体もきれいに洗ってから、教室に戻る。
人けのなくなった薄暗い教室で、おっさんはいつも俺のことを待っていて、
飢えた牙をぶつけるように、ハイソックスのふくらはぎを、牙でつついてくるのだった。

そんな俺でも、絶対履こうとしなかったのが、彼女の空色のハイソックス。
なん度せがまれたかわからなかったけれど、俺は断固として拒否し続けていた。
青系のハイソックスが気になる というおっさんの言い草に。
あからさま過ぎるほどの嘘を、さすがの俺も読み取っていたから。
彼女の衣類を身に着けて、いちど咬ませちゃったら―――それは彼女をおっさんに紹介することになってしまうと。
すでに経験済みのチームメイトから、俺は聞いて知っていた。

処女の生き血が大好物なの、ヒロだって知っとるじゃろ?
みだりに犯しちゃなんねえ・・・って決まりも、仲間うちにはあるくらいなんだ。
なにしろ犯しちまったら、もう処女じゃあなくなっちまうわけだからな。

おっさんのいうことは、いちおうはもっともらしかった。
それに、おっさんの欲しがるものを与えるのは、俺にとってそう嫌なことではなかった。
言われているうちに、だんだんとその気になってきてしまった俺は―――
とうとう、練習帰りのある日―――彼女から借りた空色のハイソックスを履いて、おっさんの待つ教室に入っていった。
彼女がべつの吸血鬼に、帰りを待ち伏せされるようになっていたから。

おっさんはいつも以上に目の色を変えて、彼女のハイソックスを履いた俺の脚をたぐり寄せていって。
よだれを垂らし、それを空色のハイソックスに散らしながら、唇を吸いつけ、牙を突き立てて―――何度も何度も咬みついてきた。
空色の生地に散った赤黒い血のりが、彼女の血潮のように映ったのは・・・たぶん錯覚じゃない。
帰り道を怖がった彼女が、隣の教室で息をひそめているあいだ、俺とおっさんは息を弾ませ合って、供血行為に耽っていった。

とうとう彼女自身を、襲わせる番が来た。
彼女の身がわりに履いてやって、みるかげもなく咬み破られたハイソックスが、1ダースにもなったころ。
まるで、あたしが咬まれてるみたい。
いつも廊下越しに覗き見していた彼女が、いつしかそんなことを、口にするようになっていた。
学校帰りの彼女を狙う、正体不明の吸血鬼は、なおもしつこく彼女をつけまわしていて。
俺は部活が終わるまで待たせた彼女を、家まで送るのが日課になっていたけれど。
吸血鬼の魔手を逃れるもっとも確実な手段は、べつの吸血鬼に血を吸われてしまうことだと、お互いにわかっていたから。
結論は、案外とあっさり出たのだった。

どうせなら―――知ってるやつのほうがいい。
ヒロが血を吸わせてる相手なら、まだ安心できるよね?

いっしょにブランコに揺られながらそういう彼女に、俺はあいまいに頷いてしまっていた。

抱き寄せられた彼女の制服姿が、おっさんの猿臂に巻かれてゆくのを。
きりっとしたショートカットの黒髪が掻きのけられて、首すじがあらわにされるのを。
いつも見慣れたおっさんのとがった牙が、彼女の柔らかいうなじに食い込んでいくのを。
俺はみすみす、見せつけられるはめになっていた。
彼女に手本を見せるよう、求められて。
脳天が痺れるほど血を吸い取られた俺は、ずり落ちたハイソックスをけだるげに引っ張り上げて。
だんだんとおっさんに支配されてゆく彼女から逸らした目線を、
3本走った紺のラインが、赤黒いシミに冒されているのを確かめるために、自分の足許に注いでいった。

よぅ、見とけ―――
おっさんに言われるままに振り向いた目が、濃紺のスカートを穿いた彼女の足許に突き立つのをとらえていた。
救いを求めるような彼女の目線が、俺に注がれるのを感じて・・・
けれども俺は、どういうわけか、ニヤッと笑いかえしてやっただけだった。
引導を渡された彼女は、自分を納得させるように、ため息をひとつついて肩を落とすと。
ふたたび俺のほうに、目を向けて。
こんどはしっかりと、うなずき返してきた。
ゆっくりとだったが、はっきりとうなずき返してきた。

彼女は意を決したように、リンとした感じのする薄い唇を引き結ぶと。
空色のハイソックスのふくらはぎを、いつも俺がそうしているように、
よだれの浮いたおっさんの口許へと、差し伸べていった。
ワンポイントの入った空色のハイソックスのあちこちに、しみ込んだよだれがついて、
薄っすらとしたまだら模様になっているのが、薄暗くなった教室のなかでも、なんとなくわかった。

あー・・・
彼女の声が、人のいない教室のなか、うつろに響く。
自分の意思で、ハイソックスを咬み破らせたことを、自分で残念がっているようだった。
悔しそうに見つめる足許に、おっさんの牙が、なん度もなん度も、咬み入れられてゆく。
旨そうに擦りついたおっさんの唇が、彼女の生き血を、チュウッ・・・と音をたてて、吸いあげた。
彼女は甘っ苦しいものを、まだ血色の良い頬によぎらせて。
俺が熱中していた供血行為に、まったくおなじように、身をゆだねていった。

ひざを崩した彼女の足許で。
空色の生地に散ったバラ色のしずくが―――じょじょに拡がってゆく。
いつも会うたびにはつらつとした生気を漂わせていた、ハイソックスのふくらはぎが。
彼女の理性が冒されてゆくのを見せつけるように、赤黒いシミに浸されていった。

自分が支配されてしまうことへの快感が。
彼女を支配されてしまうことへの歓びにつながって。
それはいつしか、彼女を汚されることへの昂ぶりへと変貌を遂げる。


放課後の校庭で。
制服のスカートに泥を撥ねかしながら、犯されてゆく彼女―――


はだけられた白のブラウスのすき間から覗く、初めて目にする彼女のおっぱいが、
おっさんの好色で馴れ馴れしいまさぐりに揉みくちゃにされてゆくのを。

ピンク色をした乳首が突っ勃って、それがおっさんの爛れた唇に呑み込まれてゆくのを。

ひざ下まで覆っている白のハイソックスが、泥と血のりにまみれてゆくのを。

のしかかってきたおっさんが、むき出しの逞しい腰の筋肉をモリモリさせて、
たくし上げたスカートの奥に、お尻を沈めてゆくのを。

その瞬間、彼女が白い歯をみせて、目をキュッとつむるのを。

さいしょのうちは食いしばっていた歯をゆるめ、ヒィヒィと声を洩らして。
強引な吶喊をくり返すおっさんの腰の動きに、濃紺のプリーツスカートをくしゃくしゃにしながら応じてしまってゆくのを。

そんないちぶしじゅうを、俺は不覚にも、股間を火照らせながら、視つづけていった。
いつもよりグッと濃いめの、白く濁った粘液が。
短パンのすそからドクドクと洩れてきて、太ももを伝い落ちていって。
吸い残された血に浸されてずり落ちたハイソックスにまで浸されてゆくのを感じながら―――
彼女が主演のポルノ映画に、ただの男として昂奮してしまっていた。

不覚・・・

一生の不覚・・・

けれども彼女は、俺の不覚ぶりを、許しているらしい。
彼女のうめきは、いつか意味のある言葉になっていた。

ヒロ、ヒロ、視て。視てぇ・・・
あたし、ヒロの彼女のまま、小父様に抱かれちゃうから。
ヒロの彼女のまま、小父様の奴隷になっちゃうから。

彼女が奴隷にされる。
妖しく沸き起こってきたどす黒い妄想が、俺の理性をいっぺんに突き崩していって。
おっさんがどいたあとの彼女の上へと、俺は思わず突進していった。
えー?
いちどに二人も・・・というのは、初めて犯されるよりも抵抗があるのか?
羞ずかしがる彼女を、俺はおっさんとふたりがかりで抑えつけて。
信じられないほど怒張をつづける一物を、もどかしい手つきで、彼女の股間へとあてがってゆく。
先に散らされた粘液を、うわぐすりのようにヌルヌルと感じながら。
俺は初めての吶喊を、夢中になって遂げていた。

子どもができたら、お前たちの子だからな。
おっさんの身勝手な言い草に、俺も彼女もうなずきながら―――
許された男女の儀式に、ふたりして夢中になって。
お互いつかみ合うようにして、互いの素肌を、筋肉を、確かめ合うようにして。
だれもいない夕暮れ刻の校庭で、ふたり競い合うように、息をはずませていった。
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