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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

連れまわされる妻。

2014年06月26日(Thu) 07:59:37

吸血鬼の棲むこの街では。
なにかと祝い事が多くある。
女たちを着飾らせるための晴れの場を、ことさら多く作り出そうとしているほどに。

そんななか、会社の取引先の新社屋落成イベントに行かされたときのこと。
来訪者芳名帳に記名をしようとして、数十人の先客の名前に何気なく目を走らせると。
見覚えのあり過ぎるほどある、ふたつの名前が、仲良く寄り添っていた。

室田良平
早田素子

仲良く、というか。 よそよそしく、というか。
街で出会ったときのふたりの様子をほうふつとさせるような距離感が、そこにあった。
わたしは記名を済ませ、言づけものを届けると。
そそくさとその場を、離れていた。

来訪者芳名帳に、おなじようなたたずまいを見つけたのは、それから2週間後。

室田良平
   素子
妻の苗字は空欄になっていて、どちらとも取れるような微妙な書き方に変化していた。

そして決定的だったのが、さらに1か月後―――

室田良平
室田素子

とある結婚披露宴の席でのことだった。
室田夫人として出席した妻は。
宴のさなかに始まった、恒例の乱交の渦のなかで。
ひたすら戸惑いながら、おおぜいの男たちの輪姦の輪のなかに、とり込まれていったという。

決してほんとうに奪われることはない・・・とはきいている。
米良課長の夫人は、愛人相手に、結婚披露宴までやってあげたときいている。
同僚の菱村などは、自分の父親くらいの年輩になる奥さんの愛人と、同居しているという。
夫婦そろって、この街から離任していっても。
一夜の娼婦として妻だけが舞い戻り、男たちに奉仕していくこともあるという。
果たして奪われずに夫の為に残される部分は、どれほどのものになるというのだろう・・・?
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