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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

室田さんとの交流

2014年06月27日(Fri) 06:18:31

妻の素子は、いつもよく尽してくれる。
いや・・・室田さんと関係ができてからというものは、以前にもまして、まめまめしく尽してくれる。
けれども。。。
わたしの留守中自宅には、室田さんが通い詰めているという。
そして妻も、わたしが寝入った後は、室田さんの家に通い詰めているという。
すべては・・・ご近所の口さがない衆が、気軽に教えてくれたこと。

あの。
おずおずと声をかけるわたしに。
はあ・・・
室田さんも、不得要領に応えを返す。
家内のことなんですが・・・
あ、はい・・・
室田さんもその話題は、とてもぶきっちょな対応しかできない。
もともと人づきあいが苦手な人・・・と、妻からは聞いているけれど。
ほんとうに気の毒なくらい、おずおずとした態度である。
彼の卑屈な様子に、かろうじて口火を切る勇気を見出して。
わたしは渾身の気持ちを込めて、お願いしてみた。
家内のこと、わたしから奪(と)上げないでいただけますか・・・?
ええ、ふだんのおつきあいのことは、とやかく申し上げることはしませんから。

奥さんを取り上げるだなんて・・・
むしろ室田さんは、困惑のてい。
しながい職工のわしが、都会のエリートサラリーマンの旦那さんに、そんなことできるわけないです。
珍しく、長い言葉を口にした。
その言葉の意味に、内心ほっとしながらも。
室田さんは嬉しそうに、にやあっと笑う。
でもね。
今こうしているように・・・
だんなの前で奥さんとお〇こするのって、しんそこ愉しいんですワ。

いや、きっと。
わたしにひとを咎める資格なんて、たぶんない。いや、きっと、ない・・・
ぐるぐる巻きに縛り上げられて。
よそ行きのスーツをはだけながら犯されてゆく妻を目の当たりに、
さっきからしきりに勃起と射精をくり返す、情けない姿。
良いじゃないの。
むしろ妻のほうが、サバサバと振舞っていた。
貴男がそれで、いいんなら。
わたくしも・・・あなたに見せつけながら姦られるのが・・・好き。
妻のひと言が、ぐさりと胸に喰い入った。

三人三様の心持ちで。
愉しんでしまっている、不義な日常―――
きょうも室田さんは、わたしのまえで。
妻の素子を、わが物顔に抱きしめて。
彼の情婦は眉を寄せ、あられもない声をあげながら。
夫のまえで、はしたなく乱れ抜いてゆく・・・
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勝手な裁判員たち。
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連れまわされる妻。

コメント

お久しぶりです
<村に棲みつく都会妻>シリーズ素敵ですね。つい読み進んでしまいました。
連作熱烈希望です♪
ぜひ宜しくお願いします。
by 加納 祥子
URL
2014-06-28 土 14:45:38
編集
>祥子さま
おひさしぶりでございます。^^

お目の高い祥子さまに、「熱烈希望」なんて言われてしまいますと、求められるハードルの高さをつい、意識してしまいます。
(^^ゞ

たまたま昨日のうちに半ば描きあげていたものを脱稿いたしましたので、お目汚しにどうぞ。
(^^)

祥子さまに寝取られモノを評価していただけるとは想定外でしたが(笑)、愉しんでいただけたら幸いです。
by 柏木
URL
2014-06-29 日 00:43:09
編集

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