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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

吸血女学園  処女の血が吸いたい。 じゃ、中等部行こ。 (*^^)v

2014年08月26日(Tue) 08:03:18

やや季節はずれの設定(5月ころ?)で、ゴメンナサイ。



放課後の体育館裏は、屋内から響いてくるバレー部やバスケ部の、ダン!ダン!とボールの響く音がした。
締め切られた屋内を、うかがうことはできないけれど。
同時に中からも、こちらの様子はわからないのだった。
こんど襲うのは、バレー部の子?それともまたバスケ部にする?
んー、茶道部はもう、飽きたしなぁ。
茶道部の部員は、六人だった。
さっきまでお邪魔していた部室では、部員の全員が制服姿のまま気を喪っている。
ハイソックスに咬み痕さえ残さなければ、自分たちが血を吸われたことさえ、思い出せないでいるはずだった。
運動部の子の血って、なじむんだよね。
スポーツ少女のまゆみが、浅黒い肌をツヤツヤとさせているのは。
早帰りしたバレー部員を、早くもひとり毒牙にかけたおかげだった。
ひとり、ぽつんと佇んでいた孝子が。やおら呟いた。
処女の血が、吸いたい。
いつもあいかたの由加里が、同時に頷いていた。
じゃ、中等部行こ。

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みさとちゃんっ!
かんなちゃんっ!
追い詰められて泣きべそ顔になっているのは、中等部のセーラー服姿。
もう夏服の子も増えてきたのに、珍しく肌寒い日だったからだろう。
ふたりおそろいで、まだ冬用の紺のセーラー服で。
まだ真新しい濃紺の長袖が、獲物に迫る年上の少女たちにも、眩しく映った。
―――悪いけど・・・お姉さんたちに血を分けてくれない?
いつも先頭のまゆみが、フフッと笑うと。
―――いいわよ・・・ね?
いつも落ち着いた物腰の孝子も。人のわるそうな頬笑みを浮かべていて。
―――あなたたち、駆けっこに負けたんだからね。さっ、いさぎよく・・・ガマンしよっ。
さばさばとしたスポーツ少女のまゆみは、くったくのない白い歯を見せて。
どんくさいと評判の朋子までもが、太めの脚を素早く彼女たちの背後に回り込ませていた。

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えっ?えっ?・・・あああっ;;;
首筋、脇腹、二の腕・・・と。
黒髪をふり乱して思い思いに食いついてくる夏もののセーラー服に。
まだ小柄な濃紺のセーラー服姿は、呑み込まれていって。
白い袖や襟首に。
紅い飛沫を、光らせてゆく。

あたしの彼氏ね。処女の血を欲しがっているの。
あたしたちのぶんは、ほとんどあげちゃったから。
協力してもらいたいのよね・・・
ずり落ちた白のハイソックスを、ひざ下までぴっちりと伸ばしながら。
みさともかんなも、まだべそを掻いていたけれど。
どうやら顔色とともに、なにかを変えられてしまったらしくって。
首すじについた血を拭いながら。
素直にこくりと、頷いている。

【付記1】
画像については例によって、クリックして別画面にしたほうが見やすいです。(^0^)

【付記2】
吸血する側は四人で、される側は二人なのですが。
・・・描き切れませんでした。
(^^ゞ


【付記3】
下記2作品の翻案です。

「処女の血が、吸いたい」(2009.11.14あっぷ)
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-1906.html

「処女の血が、吸いたい」「じゃ、中等部行こ」(2011.1.02)あっぷ)
http://aoi18.blog37.fc2.com/blog-entry-2365.html


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