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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

定住率。

2014年09月15日(Mon) 03:00:26

定住率高いと思いますよ。うちの会社の人間。
なにもない村なんですがね。いろいろ不便だし。
皆さん都会から転任されて来られるのですが。
ええ、わけありの人、多いです。
いろんな事情で都会で暮らせなくなった人たちが、うちの会社に入って。
ここに転任してくるんです。

創立者の出身地だという話ですが、そういうことなんですかね。
うちあたりがこんな辺鄙な土地に事務所構えたって、仕事なんかないですよ。
ええ実際、仕事らしい仕事なんて、ほとんどないんです。
しいて言えば、「地域と親しくなること」ですかね・・・ここならではのやり方で。
はっきり言っちゃうと、ここに来た人って皆さん、奥さんのこと犯されてるんですよね。土地の人に。エエほかにも、娘さんとかお母さんとか。

え?そんなのありなの?ですって?
まあ・・・信じる信じないは、あなたの勝手ですよ。
特殊といえば特殊なのかも知れません。そう、私たちのほうが。
たしかに、適性を見て配置されているって感じしますよね。皆さんマゾだし。 笑
ここに来るまえに、たいがいの人が性格診断とかかなりしつこくクリアさせられてから来ているし。
たぶん・・・適不適ははっきりとあるんでしょう。
はい、わたしはむろん、適正者ということで。 苦笑

定住率の話ですが。
ここの隣町に、やはり都会の会社が事務所構えてましてね。
そこでの定住率は、ほぼゼロに等しいそうです。
うちですか。80&くらいかな。もっとかな。
いちど嫌だと言って出ていって、また舞い戻ってきて。しっかり棲み着いちゃってるひとも、なかにはいるんですよね。あれも定住率の側にカウントされるのかな。

体裁が悪いから?うーん、ちょっと違うかな。いや、だいぶ違う。
だって皆さん、内緒になんかしてないですよ。土地の人との関係。
隣の席の係長なんか、よく家族ぐるみで出かけてるっていうし。
そこの家、年頃の息子さんいるんだけど。
あちらの父子といっしょに近くの温泉宿に泊まりに行って。
あちらのおふたりが、かわるがわる奥さんというか、お母さんというか、夜這いをかけてくるんだそうです。
で、こちらの父子は、覗き専門なんですって。
そんな話題。うちの職場ではあっけらかんと語られるんですよ。

うちですか。
エエ、娘が年頃になるまではいようねって、家内と話してます。
赴任してもうかれこれ五年経ちましたが・・・
家内にとって三十代さいごの夜に、初めて土地の男性に抱かれちゃったんです。
以来もう、病みつきですね。家内もわたしも。
力ずく・・・だったのですかね。そこのところ、じつは記憶があいまいなんですよ。
三人とも、酔っ払っていましたので・・・
いまではね。わたしのほうから頼み込んで、家内のことを誘惑してもらった・・・そんな共通認識でいるんです。
それがいちばん、円満ですものね。

ええ、あちらの男性とはウマが合って、ふだんでもよく飲みに行くんです。
ことのついでにということで、うちに寄って、朝まで入り浸っておられたりするんです。
たまにわたしに無断で、また貸しされてしまうこともあるんですよ。
地元の法事の手伝いというのが、いちばんのくせものですね。
いつもね、洋装の喪服に、スケスケの黒のストッキング穿いて出かけるんです。家内。
うちの会社の人間、よくそういう口実で、お手伝いにかり出されるんですが。
お寺にはそうした都会の奥さん目当ての土地の男性が、なん人も来ていましてね。
黒のストッキングの脚を、品定めするんだそうですよ。
本堂で押し倒して・・・ええ、乱交状態になることもあります。
家内は恥ずかしがって、くわしく話してはくれないのですが・・・
どうして知っているのかって?
お相手の男性も自慢話をしかけてきますし、わたしもたまに、覗きに行っていますからね。家内に内緒で。
だって、どうしても気になるじゃないですか。

事務所の長の人も、奥さんのこと抱かれちゃってます。
家内の彼氏から訊いたのですが、還暦までは、楽にイケるそうです。
そうそう。家内の母やわたしの母も、ひき込んでしまいました。
父も義父も、意外にそうしたことに理解を示してくれて。
「母さんの還暦まえに声をかけてくれて、ありがとう」とか、
「すこしでも若いうちにお母さんを抱かせてあげられてよかった」とか、
「お宅はもっと若いうちからこんなこと愉しんでいるんだね」って、冷やかされたりとか。
いろいろあるんです。
家内の両親は去年から村に越してきましたし、うちの両親も近々、転居してくることになっています。

自分の妻を土地の者に抱かせたものは、他所の家の奥さんを抱く権利をもらえます。
でもうちの社員は礼儀正しいというか、遠慮深いというか、その権利を行使したという話は、ほとんどききません。
いちど、上司の奥さんにひそかにあこがれていた若手社員が、権利を行使したとかしなかったとか聞いています。
上司さんも寛大で、奥さんの社内不倫を認めてあげて。
そのあと夫婦交換みたいな感じで、自分の部下であるその男性の若い奥さんと交際を始めたんだそうです。
「部下の若妻モノにできちゃって、却って得したね」って、そのひと言っていました。
隣で当の若手社員氏が、くすぐったそうに笑っていましたっけ。
土地の風習が、都会育ちのサラリーマンの家庭にまで感染した、貴重な例かもしれません。

もっともね。うちの場合も・・・
父親たちは人妻を抱く権利を得ると、まっさきに家内にアプローチかけてきました。 笑
家内の父の場合実の娘になるんですが・・・そういう願望昔からあったみたいで。
定住したいって言いだしたの、ふたりとも家内が目あてなのかも知れないです。
「あなたのお嬢さんを犯す権利をいただいたので、結婚十周年を機に、わたしの家内を抱く権利を差し上げます」
「お母さんの交際相手認定、ご苦労様でした。労をねぎらいたく、また親孝行の一環として、瑤子(家内の名前)を献上します」
なんてね。それぞれの親に、手紙渡しました。
わたしですか?
いえ、ほかの女性をなんて、思ってみたこともありません。
定住を決めたのは案外、ほかの男の腕のなかであられもなくうめき声あげちゃう家内を覗いたいがためかもしれませんから・・・
夫婦でふつうにセックスするよりも、感じてしまうんですよ・・・

あなたのお宅も、夕べからですか。
奥さんの貞操喪失、おめでとうございます。
ちょっぴりショック ですって?
ご夫婦のときよりも、奥さん乱れちゃったんですよね? 笑
だいじょうぶです。
そのうちに、慣れます。
慣れてしまったら・・・抜けられなくなりますからね・・・



あとがき
久々に?画像抜きのお話です。 笑
過疎地での定住対策のニュース見てたのが、記憶にあったのかも知れませんね。
(^^ゞ
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