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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

母娘丼と、嫁しゅうとめの味比べ。

2014年09月24日(Wed) 06:33:43

熟女好きの先輩が、ぼくの母親に目をつけた。
「きみの母さん、きれいだね。紹介してよ」
って、頼まれたけど。
なにもわかっていなかったぼくは、
「あんな五十のおばさん、どこがいいんスか?」
って、相手にならなかった。
ご執心だったのか。先輩がたくましかったのか。
二か月後。
とうとう独力で、モノにしてしまった。
父さんが海外赴任して、三年目のことだった。

いつもは厳しい母さんが。
その男のまえに出るときだけは、小娘みたいにおずおずする。
しょーもない命令されてるのに、律義に守ってしまう。
こないだなんか、スケスケのシャツにノーブラで。
乳首が薄っすら、透けて見えた。
先輩に、お袋さんのいま着ている服は?ってメールで訊かれて返事を出したら、こうだった。あとで、「お前に見せつけたかったんだ」っていわれて。
なぜかひどく、ドキドキした・・・

思い切って、切り出してみた。
母娘丼って、興味あります?
姉は母親似の美人で、母親似の勝ち気な性格。
母さんのときには、してあげられなかったから。
姉さんのときには、ちょっぴりだけ、きっかけを作ってあげた。

ふたりの留守中、なん度も家に上がり込んで。
ぼくは先輩を、姉さんの部屋に入れてやった。
きみん家(ち)は、隅から隅まで知り尽くしていたつもりなんだけどね。
さすがに先輩は嬉しそうに、ぼくに照れ笑いしてみせた。
そうだね。
先輩は母さんのあそこの隅々まで、知り尽くしている男(ひと)なんだもの。

姉さんの部屋に入り込んだ先輩は。
定番どおり、姉さんの下着に悪戯をして。
ヤバくなったやつは、無断で拝借していって。
持ち帰っておなねたにされているのを想像したぼくは、不思議なほど昂奮していた。
いちどなんか、姉さんのスーツのスカートの裏に、シミまで付けていったりして。
薄々気づいていたはずの姉さんは、とうとうなにも言ってこなかった。
母さんに似て勝ち気で美人な姉さんは。
父さんに似て、言い出せない人だった。
夢の母娘丼が実現したのは・・・それから一週間と経たないある日のことだった。

「知ってたんでしょ?」
なにもかも知ってしまった姉さんは、口をひん曲げてぼくをにらんだけれど。
いつもの威力は、そこにはなかった。
女にされたばかりの姉さんは、しきりにひざ小僧をすぼめていた。
初めて経験した痛みに、太ももの奥が疼いて疼いて、しょうがなかったらしかった。
母さんの浮気は、口外無用。
姉さんの処女喪失は、部外厳秘。
わかってますって。
ぼくはひと言、こういった。
「男は黙って・・・だよ」
あと、
「おめでとう」
って。
最初にひと言に、「まるで禅問答みたい」って笑いかけた姉さんが、ぴたりと黙って。
小娘みたいにかわいらしく、恥ずかしがっていた。

父さんが帰国してきた。
そのあいだの一年間は、あっという間のことだった。
「まだ婿にもなってないのに、留守を守ってくれてありがとう」
にこやかに声をかけられた先輩は、すぐ隣にぴったりと姉さんを引き寄せていて。
母さんと並んだ父さんのまえ、今まで見たこともないような殊勝な顔つきを作っていた。
まえの晩。
「重大会議」そういって部屋に連れ込んだぼくに、姉さんは言った。
ふたりきりの部屋のなか。
この部屋で先輩とふたり過ごしたあんなときやこんなことのことを思い出して。
ちょっぴりだけ、ドキドキした。

父さんは、なにもかも察していたはずなのに。
「仰っていただいても、いいんですよ。すべてご破算になっちゃうけど・・・」
母さんは口ごもりながら、父さんにそう言ったと姉さんから聞かされたけど。
おずおずと気づかわしげに夫を窺う母さんに、気づかないふりをして。
なにもかも察していたはずの父さんは、「留守を守ってくれてありがとう」
そう言っただけだった。
言い出せない人だった。
非難と譴責の場になりかねないその席で。
父さんは母さんに、お茶を出すように命じて・・・いつの間にか、もてなしてしまっていた。
我が家の未来の娘婿として。

ほんのちょっとだけ、相手のプライドに配慮をするだけで。
温厚な老紳士は、妻の浮気相手を家族の一員として、やすやすと受け容れていた。

「留守を守ってくれてありがとう」か。
帰る道々、送っていったぼくに、先輩がうそぶいた。
さすがにきょうの成功は、素直に嬉しかったらしい。
「家内を犯してくれてありがとう」だよね?
ぼくがそういって、茶化したら。
「うまいこと言うじゃん」って、にんまりしていたけれど・・・
父さんのいる夜に、母さんが外泊をしたのは、その次の週のこと。
姉さんが外泊をした、つぎの夜のことだった。
妻と娘とを、とっかえひっかえで抱かれた男(ひと)は、なにを思ったことだろう?
母と姉とを、とっかえひっかえで抱かれたぼくは、夜通し昂奮で、寝られなかった。

「婚約おめでとう」
義兄さんはそういってぼくを祝福すると。
姉さんが座をはずしたのを見計らって、「で?」といった。
相手は姉さんの友達だったから。
姉さんはわざと台所で、聞こえないふりをしている。
「息子としては、父親のいいところは見習わなくっちゃね」
淡々とこたえたつもりの語尾は、恥ずかしい昂奮に震えていた・・・

母娘丼って、興味あります?
って、訊いたぼくは。
嫁姑の味比べって、面白そうですよね?
って、好色そうににやけるぼくの先輩のことを、そそのかしていた。

母娘丼は、男の夢だという。
嫁姑の味比べも、男の夢だよって、言ってもらえた。
でもね、先輩。
花嫁をウェディングドレスのまま姦(や)られちゃうのって、ぼく夢だったんですよ―――
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その村人の方は、遠慮深かった―――
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絵日記。

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