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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

彼女をご指名されて。

2015年01月08日(Thu) 07:34:31

男子は、短パンにスポーツ用のハイソックス。
女子は、制服に紺のハイソックス。
学校のいちばん奥の、和室の教室では。
そんな服装が、だれ言うともなしにルールになっている。
放課後の陽射しも届かない窓の奥で。
ぼく達はいつものように、来校してくる異形のものたちを待ち受けている。

この学校は、吸血鬼受入校。
人間と吸血鬼との平和的共存を意図する当局が設定したこの学校には。
一部の訳知りの者たちの子女が、優先的に入学を許可されている。
ぼくもそのなかの、ひとり。
まわりのものたちもみんな、そうだった。
きょうのメンバーは、男子が二人。女子は六人。
吸血鬼のなかには、男が好き・・・というヘンタイさんもいるのだということを。
ぼくは入学後、初めて知った。

きょうのメンバーに入ったのは。
入学してすぐから付き合っている真奈美が、ご指名を受けたのが気になったから。
彼女の負担を減らすために、吸血当番を志願する男子は、ぼくをふくめてかなりいる。
だから、短パンにライン入りハイソックスを履いた男子は、校内では珍しくない服装になっていた。
いっしょに参加したキョウタもまた、彼女の千佳子がご指名を受けていた。
真奈美を指名した吸血鬼は、彼女のお父さんよりもずっと年配の、還暦過ぎのごま塩頭。
千佳子をご指名の男もまた、似たり寄ったりの年恰好。
そう、ぼく達は大事な彼女を、女学生好きな中年の親父に喰われてしまうのだ。
ぼく達は自分の彼女に迫ってゆく吸血鬼の、卑猥そうな横顔を顔をしかめて見守りながら。
同性愛のケのあるべつの吸血鬼に組み敷かれていって、首すじにチクリと牙を刺し込まれていった。

どれくらい時間が経っただろう?
真奈美の姿は、教室のなかになかった。
千佳子もまた、見当たらなかった。
お持ち帰りされたっ!
すぐにそう、直感した。
キョウタとぼくとは、顔を見合わせて。
もう・・・股間にまとわりついている粘液なんか、かまっている場合じゃないことに気づいていた。

残りの女子4名は、まだ処女らしくって。
はだけたブラウスからおっぱいを覗かせていたり。
スカートの裏地にべっとりと吐き出された精液を、ぶつぶつ言いながら拭っていたり。
パンツを脱がされてべそを掻いたりしていたけれど。
それ以上のことは、されていないようだった。
処女の生き血がお目当ての連中が群がって、よってたかって生き血を吸い取っていったけれど。
やはり処女の血は貴重らしくって。無断で奪ってしまうことは、あまりやらないらしかった。
千佳子はキョウタが初めてだったし。
真奈美は入学前から、自分のお父さんに姦られちゃっていて。ぼくが二人目だと言っていた。
どちらにしても・・・セックス経験者だから。
生き血を吸われながら、セックスまでされちゃう――そういうルールになっていたし。
自分の彼女がもてるということは、むしろ自慢するべきことなんだって、教わっていたから。
ぼく達は自分の彼女を姦られちゃっても、怒ったり恨んだりしないようにといわれていた。

ああ・・・でも・・・でも・・・っ。

教室は四方がふすまになっていて。
あっちのふすまにこっちのふすまが、半開きになっていて。
ハイソックスを脱がされた千佳子の脚が片方だけ覗いていたり。
真奈美がまだ、男のうえで紙をユサユサ揺らしながら、制服のスカートをワサワサとさせていたり。
女子4名が、行こ行こ・・・って、示し合わせたように和室から出ていくのを背中で見送って。
お互いそれぞれの彼女のいる部屋へと向かおうとすると。
後ろから荒々しく、だれかがぼく達をつかまえて来て。
さっきまでぼく達にホモを強いていた奴らが、再びのしかかってきた。
感じるだろ?感じるだろ?
ふたりのうえにのしかかってきた奴らは、意地悪い微笑みを泛べて、恥ずかしいほど勃ってしまったぼく達の股間を握りしめて。
口に咥えると、クチュクチュとなぶり始める・・・

こと果てたとき。
もと通り制服姿に戻った真奈美が、きまり悪そうに照れ笑いをしている。
帰ろ。
そだね・・・
もう、キョウタと千佳子の姿はなかった。
いや・・・さっきまで千佳子が犯されていた部屋のほうから、しきりにもの音が洩れてきた。
さっきまで彼女が犯されていた部屋で・・・
ぼくはどす黒いものが胸の奥にきざすのを覚えた――
えっ?えっ?やだよお・・・
照れる彼女を、引っ張り込んで。
さっきまで真奈美が犯されていた場所で、ぼくは無我夢中で彼女にのしかかっていった。

一緒に手をつないで家路をたどるころ。
ようやくさめかけた熱気が、けだるい心地よさを漂わせていて。
ぼく達はつないだ手をぶらんぶらんと揺らしながら、満ち足りた気分で街を歩いた。


あとがき
これも描いたのは昨日。。。 (^^ゞ
男女入り乱れて血を吸われているうちに、いっしょにいた彼女をお持ち帰りされてしまう・・・というシチュを描いてみたくて。
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吸血スワッピング
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よりどりみどり。

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