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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

お礼なのかな・・・?

2015年03月02日(Mon) 07:54:50

紹介されたばかりの妻を。
やつは穴のあくほど見つめていた。
妻は気づかなかったけれど。
肌色のストッキングに包まれたふくらはぎを。
じとーっとした目で、見つめていた。

きっと、あの肌色のストッキングをブチブチと破きながら。
妻の生き血を吸いたがっているのだろう。
なにしろ、サッカーストッキングを履いた、男のわたしの血さえ、愉しそうに吸ったのだから。

わたしがおずおずと、彼に訊くと。まさに図星。。。
彼は手を合わせて、わたしに懇願する。
奥さんを襲わせてくれないか。
お礼は必ずするから。 と。
断り切れるわけはなかった。
だって・・・もう彼に血を吸い取られたあとだったから。

ちゅーっ。

いきなり首すじを咬まれ、白目を剥いて、他愛なくぶっ倒れた妻。
やつは得意満面、のしかかって、肌色のストッキングを穿いた妻のふくらはぎに咬みついていく。
そればかりではなくて。
ただ、ヲロヲロとするわたしの前。
やつは妻のことを、犯していった。。。

恩に着る。お礼は必ずするから。
やつはそんなことを言いながら、きょうもわたしを拝み倒して。
妻を誘惑し、誘蛾灯に引っかかったように妻は、今夜も黒のストッキングを、びりびりと咬み破かれてゆく。
恩に着る。お礼は必ずするから。
それにしても、奥さんいい身体しているんだね。。。

わたしの身体的欠陥のせいで、授かることのなかった子宝。
妊娠したと告げた妻は、その日もやつの誘いを断らなかった。

これは、ほんとうにお礼なのかな・・・?
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おいしいほうが、まだいいよ。
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いつになく。やらしいね・・・

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