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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

乱倫ロケ ~清太と菜々美の場合~

2015年03月31日(Tue) 07:36:22

青い空が、どこまでも高かった。
そよ風は、どこまでも透きとおっていた。

草原のなか、庄村清太は三脚を担いで、額の汗を拭き拭きふたりのあとを追っていた。
前を行くふたりは寄り添うでもなくはなれるでもなく、一定の間隔を保って足並みをそろえている。
ひとりは、女。ひとりは、男。
女は清太の妻、菜々美だった。
男は――本名はなんというのだろう。ある夜突然清太の家に現れ、夫婦の血を吸い取った吸血鬼だった。

吸血鬼が真っ昼間に外を歩いてもかまわないのか?
清太の持っている、創作に基く知識はあらかた、否定された。
ただどうやら――吸血鬼が若い女を好み、どうやら好色でもあるらしいという点だけは・・・はずれようがなかった。
初めて夫婦ながら襲われた夜。
首すじの傷を抑えながら、もうろうとなってしまった清太は。
妻が血を吸い取られるのを視、
そのあと服を剥ぎ取られながら情交に悶える姿まで目の当たりにする羽目になったのだから。

あの晩の昂奮を、清太は忘れることができない。
妻が犯されるという既婚男性としては最悪であるはずのの場面に遭遇しながらも。
不思議な歓びにゾクゾクと昂ぶってしまった彼は、不覚にも射精してしまっていた。
抑えた股間からヌルヌルと洩れてくる粘液の熱さが、まだ掌に残っているような気さえする。
菜々美は案外と、サバサバとしていた。
仕方ないんじゃない?この街には吸血鬼があふれているって・・・来る前から知っていたんだものね。
彼女は肩までかかる髪をさっと掻き退けると、
まだ咬まれていないもう片方の首すじも、自ら差し伸べていった。

さあ、このあたりで良いかな・・・?
背景にはすそ野の広い活火山が、噴煙をあげている。
彼の気分が険悪なときにはむやみとどす黒い噴煙は、
きょうは穏やかに凪いで、淡く白くたなびいていた。
吸血鬼はいきなり菜々美を抱きかかえ、膝をつくと。
菜々美の首すじに唇を吸いつける。
おっと、待って待って・・・・撮影の準備まだできていないんだから。
慌てて三脚を拡げる清太にかまわず、吸血鬼は菜々美の首すじに咬みつくと、
早くも・・・ごくごくと飲(や)りはじめている。
昼間の歩行に不便を感じたことはないが、陽射しはやはりこたえるものらしい。
菜々美の若さを宿した鮮血は、彼の喉を、胃の腑を、甘美にうるおしてゆく。

ファインダーのなかで、菜々美がうっとりと目を瞑る。
カシャ。
ふたたび目を開いた菜々美が、こんどは恍惚とした視線を相手に投げる。
カシャ。
足許にかがみ込む吸血鬼に応えて、菜々美が花柄のロングスカートをたくし上げる。
カシャ。
ふくらはぎに吸いつけられた唇の下、黒のストッキングが裂け目を拡げる。
カシャ。

ファインダーのなかで繰り広げられる、妻主演のアダルト劇。
けれども清太の手つきはいつものように、よどみなく一眼レフカメラを操作している。
もともと相手の男は、彼の雇い主だった。
吸血シーンを撮れるカメラマン急募。
そんな奇妙な求人に応じたのは、彼がこの世からあぶれてしまったから――
なん人もの乙女が毒牙の犠牲になるシーンを撮りつづけ、さいごに行き着いたのが、ほかならぬ妻の菜々美だった。
さいしょにシーンを撮るときは、手が震えた。
けれどもフィルム一本を使い切る前に、熟練した彼の手は本能的に、カメラを手ぶれなしに操作するようになっていた。
さすがに、プロね。
菜々美はわざと蔑んだような声色を作ったが、
果たしてそれは、最愛の女性を護ることを忘れておのれの技に没頭することを択んだ夫への怨嗟だけだっただろうか?
血を吸われ、犯されるたびに。
菜々美は声をあげ、演技に熱を入れはじめた。
夫のまえで見せつける――あなたへの仕返しよ――そういいながら。
出来上がった写真を満足げに眺める横顔には、夫へのひそかな称讃が込められていた。


やあ、待たせましたかの?
吸血鬼が能天気な声を投げたのは、山懐に近い村落のはずれにある納屋のまえだった。
相手は、作男のなりをした二人の男――どうにも見覚えがあると思ったら、
お隣のご主人とお客の一人だった。
お隣のご主人は。
不幸にも吸血鬼の子分の夫婦と隣り合わせたために、妻も娘も、息子の嫁も吸われてしまっている。
お客の一人は。
家族での記念撮影に来たときに目をつけられて。
晴れ着を着た奥さんと、上の学校への進級を控えた少女とを、かわるがわる咬んでいった。
いまではこの二人、嗜血癖もあらわに、互いの妻に迫り合う間柄だった。

いや、いや。多少お待ちしても、こういうことならね。
二人はにんまりと笑い、白い歯をみせた。
清太は、いやな予感にとらわれた。
その予感は案の定といわんばかりに的中する。
吸血鬼はいつものように穏やかな声色で、彼にオーダーをする。
さあ、きみの腕の振るいどころだ。
奥さんをまわすところを、撮ってもらうからね。

激しい吶喊の、連続だった。
菜々美は男を取り返るたびに、衣装を、髪を乱してゆく。
ブラウスをはだけられ、花柄のロングスカートをくしゃくしゃに踏みにじられ、
履き替えたばかりの肌色のパンストを引きずり降ろされ、
それらの装いにうら若い血潮を、それは景気よく撥ねかしてゆく。

ああん。だめよ。やめて――主人が視ているの。
ああ、ああ、だめっ、そんなにしちゃっ。あたし感じちゃう。羞ずかしい、侵されているのに、主人のまえで感じちゃうっ。
いったいだれを、そそろうとしているのだろう?
股間を熱くしながらも、清太の手つきは震えを帯びない。
自分のなかに、もうひとつ悪魔のような魂でも宿っているのか?
感情と意思とが裏腹な自分に戸惑いながら、彼はファインダーを覗きつづける。

一人めは、お隣のご主人だった。
奥さぁん・・・鼻にかかった声で甘えかかるのを、菜々美は思わず手で隔てようとした。
カシャ。
ブラウスの襟首を無理やり押し広げられ、ブラジャーの吊り紐を引きちぎられた。
カシャ。
はみ出たおっぱいを舐め舐め・・・
カシャ。

二人めは、写真館のお客。
まえから奥さんには、目ぇつけてたんだよ・・・
赤黒い唇が、菜々美の華奢な造りの唇に、おおいかぶさるようにして密着する。
カシャ。
強引にたくし上げられたスカートの奥に手を突っ込んで、股間に激しいまさぐりを入れる。
菜々美は表情を歪めながら、応えてゆく。
カシャ。
大またを開いて仰向けにぶっ倒れた菜々美。
破れたパンストをまとったままの脚をばたつかせ、白い脛もあらわに・・・腰を使い始める。
カシャ。

ククク・・・じゅうぶんたんのうしたか?さいごに吸血鬼が挑みかかるのを、
男ふたりは固唾を呑んで見守る。
なにしろ、自分たちの妻や娘を犯した男の所作だった。
きっと家族が汚された記憶と、二重写しにしているのだろう。
男たちの表情にも、清太はカメラを向けた。
カシャ、カシャ、カシャ・・・
こうしてはいられないな。
清太は初めて三脚から離れ、服を剥ぎ取られた妻の裸体に挑みかかった。


ははは・・・
ふふふ・・・
山を降りていく五人は、互いに談笑し合っていた。
菜々美はブラウスを剥ぎ取られ、写真館の客にせしめられていた。
お隣のご主人は、菜々美の脚から引き抜いたパンストを、満足げにぶら提げていた。
五人は三々五々、話し相手を代わっていたが。
妻の傍らを歩く男だけは、始終入れ替わっていって。
夫のまえで露骨にお尻を撫でたり、あらわになったたわわに実るおっぱいをまさぐったりしながら、
狎れ狎れしいキスを交わし合っている。
嫁の浮気って、ふつう姑さんはとめにかかるもんだども。
さすがだんなさんのお袋さん、まさかご亭主連れてきてらんこうさせてくれるなんて、思いもよらなかったなー。
周囲に人がいないのをいいことに、散々なことをあっけらかんとのたまわっていて。
そのたびに菜々美も、愉快そうにけらけらと笑っていた――

できあがった写真は、同行した男たちが分け取りをした。
二人の男は、それぞれ自分が菜々美を犯しているシーンを、携帯の待ち受け画面に設定した。
奥さんに妬かれない?という菜々美の心配は、無用のことだった。
彼らの妻は毎日のように、法事のお手伝い――にかこつけた乱交パーティーの常連になっていたから。
吸血鬼相手のセックスを日常的に提供する夫婦にとって、この街は暮らしやすい街だった。
清太と菜々美にとっても、暮らしやすい街になりつつある――

こんな画像、あったかな?
清太が首を傾げた一枚。
妻の待ち受け画面だった。
画面のなか。
清太の猿臂に巻かれた菜々美は、思い切り熱っぽく、あえいでいる。
その表情は、ほかのだれとのときよりも、切なげでイッている表情だった――
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