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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

運動部員が狙われる理由。

2015年07月08日(Wed) 08:05:13

学園に侵入した吸血鬼たちのなかでは。
運動部員は、花形だった。
理由はふたつあった。
ひとつには、
筋肉は固くて咬み心地はよくないが、鍛えた血は美味しいこと。
もうひとつには、
運動部員はたいがい女子生徒にもてるので、仲良くなれば彼女を紹介してもらえる確率が高いこと――

アキヤは、しまった、と思った。
三回咬まれてなじみになったのは、父親よりも年配の吸血鬼。
以前は作業員だったのか、いつも薄汚い作業衣姿。
名前を教えてくれないので、いつも「おっさん」で通している。
けれども鍛えられた筋肉はアキヤのそれよりも強力で。
ねじ伏せられるたび、むしょうに羨ましくなっていた。
部室に仲間を引きいれたマネージャーの陽太を笑えない、と思った。
逆に笑われちゃうかも・・・と思ったのは。
実際に、同級生の真奈美を「おっさん」に紹介させてしまったこと。

咬まれたんだね。
まっすぐな瞳を向ける真奈美の声が、澄んでいて。
つい、口走ってしまっていた。
オレと同じ吸血鬼に、いっしょに咬まれないか・・・?
信じがたいことに、真奈美は瞳の色も変えないで、うん、と、素直にこっくりと肯いていた。

しまったなあ・・・
彼女が咬まれるシーンって、ドキドキするんだぜ?
チームメイトのテルオがいつだか囁いたけれど。
じっさいに、ドキドキしてしまった自分が、ここにいる。
けれども「しまった」と思ったのは。
彼女とはもう、深い関係になってしまっている事実。
セックス経験のある女子は、残らず吸血鬼とエッチされてしまう・・・という。
だとすると。
彼女も姦(や)られちまうのか・・・
そこまでは、既定路線として受け止めるつもりでいた。
でもしかし。
オレ、セーラー服の真奈美とエッチしたこと、まだないんだよな・・・・・・
指をくわえて見守るアキヤの目のまえで。
アキヤを力でねじ伏せたあの逞しい猿臂が、華奢なセーラー服姿を抱きすくめていって、
紺のハイソックスの脚を開いてしまった彼女のひざを割り、
濃紺のスカートをもみくちゃにしながら、剥きだされた浅黒い腰を、深々と上下させてゆく――
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