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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

供血ノルマ 6

2015年10月18日(Sun) 07:55:21

村は、狩り場になっていた。
なんとかして、ヤツに血を吸わせてやらないと。
俺はけんめいに相手を選び、家に上がり込んでいっては、ヤツにチャンスを作ってやった。
チャンスは一度でよかった。
俺といっしょに上がり込んだ家には、ヤツはいつでも自由に出入りできるのだから。
たちまち、周りの家に住むもの全員が、やつの牙にかかっていった。

上は60代の老夫婦から、下は中学生の少女まで。
若い子にあたったときには、さすがに目を細めていたけれど。
年増女も、決して嫌いではないらしい。
そう、セックス経験のある女には、べつの愉しみかたがあるのだから。
男を積極的に襲うのも、きっとそいつの女房を手に入れたくてそうしているのだ。
邪魔者は味方につけてしまえば、あとでゆっくりヒロインを料理できてしまうのだから・・・

生き血を気に入られてしまうと、血を吸い尽されてしまう。
そうすると、いちどは棺おけに入る羽目になるのだが。
そうなった村のものも、吸血鬼になってだれかを襲い、一定量以上の血を吸うと、真人間に戻ってしまう。
ヤツだけは、身体の出来が、ほかの人間とは違うらしかった。

俺はいちど吸い尽されて。(死なない程度に)
自分の故郷を案内させられて。
さいしょに弔い騒ぎを起こしたのは、女房だった。
さすがに浮気相手をなん人も作るだけの女、吸血鬼のことも引き寄せてしまったらしい。
でも・・・そこまで女房の血を気に入られたことについては、俺も案外と、まんざらではなかった。

女というやつは、自分の好いた男には、なんでも与えたくなるものらしい。
ヤツが自分の母親を見初めたと察すると、女房は父親に話をつけて、
好色な親父を相手に父娘相姦に応じるのを条件に、
永年連れ添った妻が、ときどき娘の家で浮気をすることを認めさせていた。
見合いで結婚をした義母は、夫以外の男を識らなかったらしい。
「母にも、青春が必要なのよ」
女房は白い目で、そういった。

実の両親に対してさえそうなのだから、まして仲の良くない姑に対しては、なおさらだった。
ヤツがお袋のことを餌食にしたがるときには、女房は姑のことを、こともなげに呼び寄せてやった。
「お義母さまだって、お義父さまがもういらっしゃらないんだから、好きにしていいじゃないの」
女房は白い目で、いつもそういう。
傍らでは、かつてはしつけに厳しかったしまり屋のお袋が。
脱げかかった黒のストッキングにふしだらなしわを弛ませながら、
両脚をおっ拡げて、真昼間からひーひーあえいでいる。


きょうはきょうとて、俺の家はハレムのようになっている。
俺の下には、おさげ髪を掻きのけられた娘がいた。
女房は・・・あけ放たれたふすまの向こう、きのうお袋がそうしていたように、
ストッキングを片方ずり降ろされて、ひーひー呻いている。

やつが嬉し気に、呟いている。
きょうの達成率は、まだ50%。
でもわしは、それでもじゅうぶん、満足ぢゃ・・・
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うわっ。(ブログ拍手)
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コメント

なぜ女房って言葉はエロいんでしょうか?

吸血は処女がいいとされてますけど、清楚な奥さんとかの方が興奮します!

同性に吸われると余計興奮します(笑)
by -
URL
2015-10-18 日 17:32:10
編集
匿名希望さま
>女房
どことなくくだけた表現が、ふしだらに響くからでしょうか。
息遣いの生々しさ、
はだけたブラウスの襟首・・・
私もこの表現からは、そんなものを連想します。
(^^)
by 柏木
URL
2015-10-18 日 22:29:21
編集

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