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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

靴下を破らせる。

2015年10月26日(Mon) 07:52:12

きょうも吸血鬼に吸われるために、わたしたち夫婦は出かけてゆく。
さいしょに襲われるのは、わたし。
過去になん度もそうしてきたように、わたしは妻を守るため、力いっぱい闘い、首すじを咬まれてゆく。
そのあと妻は、わたしに操を立てるために、力いっぱい抗って、やはり首すじを咬まれてしまう。
やめて・・・よして・・・あなたあっ。
そんなうめき声で、わたしの心をかき乱しながら、
スカートの裾を割られ、ストッキングを引き裂かれて、
あらわにされた潔よい処に、赤黒くただれた淫らな肉を、埋め込まれてしまうのだった。

血を吸い取られて尻もちをついたわたしは、スラックスを引き上げられて。
やつのために脚に通すようになった、黒のストッキング地の長靴下に染まった脛を外気にさらし、
妻の穿いているストッキングよりも先に、咬み破らせてしまう。
傍らにいる妻の足許を彩るのは、黒のストッキング。
田舎住まいのやつらにとって、都会育ちの大人の女性が身に着けているストッキングは、憧憬の的らしい。
うひひ・・・うひひ・・・
そんな野卑な含み笑いもあらわに、やつはきちんと装われた妻の足許に、きょうも舌を迫らせてゆく。

きょうも黒のストッキングの脚を差し伸べて、やつに咬み破らせてやっている妻は。
こういうときには、優越感を感じるの。
そういって、はばからない。
わたしも――そういう妻の気持ちが、ほんの少しだけ、わかるようになってきた。
もちろん、ストッキングを破きたがるやつの気持ちも、かなりのていど、わかるようになってきた。
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