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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

吸血接待業。

2015年12月07日(Mon) 04:31:15

吸血接待業。
この街なかにはそういう職種が、ひっそりと存在する。
血に飢えた吸血鬼に癒しの場を与え、犠牲者が生命を落とす危険を回避するために生まれた職種。
特定の者だけに知らされた連絡ルートをたぐると、相手が姿を現して、
吸血鬼を受け入れる定宿で、血を提供する。
風俗業とよく似たシステムのおかげで、事情を知らないものが大半のこの都会でも、
本性をひた隠しにして隠棲しているものたちは、飢えずに済んでいる。

デパートの雑踏のなか、俺はさりげなく、俺の相手を待ち受けた。
濃紺のセーラー服に黒タイツの少女は、どちらかというと地味な造りの顔だちをしていた。
学校帰りに親と待ち合わせをしている優等生。まさにそんな感じだった。
「お待たせ。行こ。」
少女はニッと白い歯をみせ、まるで実の父娘のように、俺の傍らに寄り添った。

吸血鬼の定宿にも、なじみがあるらしい。
少女は黒のローファーに黒タイツの脚を、大またにして、
俺のまえに立つような歩調で歩みを進めた。
ドアを閉めてふたりきりになると、
少女はセーラー服の胸元のリボンをほどいて、手早く上衣を脱いでゆく。
いさぎよいほどの身のこなしだった。
「制服汚すと、やばいですから」
彼女はさっき作ったのとまったく同じ笑顔で、俺をふり返った。
真っ白なスリップだけは脱ごうとせずに、少女はベッドのうえに横たわる。
「どうぞ」
とだけ、少女はいった。
シーツを汚しても、ホテル内でクリーニングされる。
すべては完璧に、隠蔽されるのだ。
俺は息をつめて、目を瞑る少女の上へと、のしかかっていった――

ごくっ・・・ごくっ・・・ぐびり。
喉が渇いていた。汚らしい音をどうすることもできなかった。
露骨なもの音に、少女は顔をしかめながらも、吸血プレイに応じてくれた。
点々と血潮が散ったスリップのうえから、まだ控えめな胸の隆起を、俺はゆるやかにまさぐっていたが。
少女は気づかないようにして、腕をだらりとシーツのうえに伸べているだけだった。

静かになった少女の身体から身を起こすと。
濃紺のプリーツスカートの下を、掻きのけてゆく。
黒タイツに包まれたたっぷりとしたふくらはぎが、俺の好色な目を誘惑する。
「あ・・・」
気配に気づいた少女は、タイツを破らせまいとして脚をくねらせた。
それでもすぐに足首をつかませてしまうと、いった。
「タイツ破くの好きなんですか?」
「ええ、迷惑かな?」
「迷惑ですけど・・・お客様のお好みなら、しかたないです」
「そうか。すまないね」
俺は躊躇なく、少女の履いている黒タイツのうえからふくらはぎの一番肉づきの良いあたりに唇を吸いつけると、
口の両端から伸びた犬歯を突き立てて、ひと思いにタイツを咬み破った。

両方の脚にそうさせてしまうと、少女は無抵抗のまま、俺の行為を受け容れつづけた。
相手が処女の場合、みだりに犯すことは許されない。
俺もかろうじて理性を抑え、それでもぎりぎり許されている唇だけは、重ね合わせてしまっていた。
少女はこんなことにさえ、慣れているらしい。
むしろ積極的に、応えてくると。
「つぎはありそうですか?」とだけ、いった。
相手を気に入ると、またご指名が来る。
この少女もまた、家庭の事情か何かで、こうした客を取らなければならない境遇にいるのだろう。
「あるけど、身体もたないだろう?」
さりげなく気遣うほどに、少女に対する親近感が芽生えていた。
「そうですね。一週間くらい、いただけますか?」
「ああ、それくらいに来てもらえると、こちらも助かるよ」
「じゃあ、お約束」
指切りげんまんをしているときだけ、少女の横顔は幼げに映った。


一週間後――
おなじデパートの雑踏のなか、少女はこっちに向かって手を振った。
先日のビジネスライクな雰囲気とは変わって、人懐こい笑顔がそこにあった。
少女の傍らには、面差しのよく似た中年女性。
「母が心配だからって、いっしょに来てくれたんです」
少女は白い歯をみせながら、俺にそういって母親を紹介した。
「お嬢さんには、お世話になっております」
いささか悪のりが過ぎたあいさつに、お母さんは礼儀正しく応じてくれた。
「イイエ、こちらこそ娘がお世話になりまして」
まさに、”ご婦人”と呼ぶのがふさわしい受け答えだった。
「母もついてきます。喉、渇いているんでしょ?」
少女はイタズラっぽく、笑った。

部屋に3人きりになっても、少女はセーラー服を脱がなかった。
「スカーフが汚れるくらいなら、だいじょうぶですから」
俺は少女の首すじに食いついて、チュウチュウと音をたてて血を吸い取った。
お母さんの目のまえで、少女の発育を悦んでいることを、生き血を味わうことで見せつけていた。
「ア、ほんとにスカーフ汚したぁ」
わざと一滴したたらせた血潮に、真っ白なスカーフがシミをつくるのを、
少女はあっけらかんと受け入れていた。
「タイツも破る?」
たくし上げられたスカートの下、俺は這いつくばって脚を咬んだ。
「あー、もぅ・・・」
牙をチクチクと刺し込まれながら、脚のあちこちに咬みついて穴をあけられてゆくのを、
少女は面白そうに見おろすだけ。
やがて眼をとろんとさせてその場にへたり込んでしまうと。
彼女のお母さんが、覚悟を決めた顔つきで、ベッドの端に腰をおろした。
「薄いパンストは、もっと面白そうですね」
気絶した少女のすぐ目の前で。
気丈に振る舞うスーツ姿のお母さんを、俺は躊躇なく押し倒していった。


追記
おとといショッピングモールの雑踏のなかで、発想を得ました。^^
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