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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

教え込まれて。

2015年12月10日(Thu) 06:16:33

息子のけんじが、初めて性の歓びを教えられた相手は、男だった。
父親よりもずっと年上のその男に、芝生のうえに組み敷かれていって。
ご自慢のサッカーストッキング以外、すべてを脱ぎ去った身を陽射しの下に曝しながら、
セイセイとあえぎ声を洩らしていた。

男がつぎに狙いを定めたのは、わたしの妻だった。
息子が手引きをして、男の夜這いを許したのだ。
スカートの奥をまさぐられてしまった妻は、
肌色のパンストをむしり取られて、
不覚にも濡らしたショーツをつま先まで降ろされて、
奥さん、濡れてるね・・・って、からかわれながら。
スカートの裏地を、どろどろとした淫らな粘液に染められていった。

男は息子をそそのかして、
母さんから女の愉しさを教わるとよい・・・と、背中を押した。
すっかり買いなさられてしまった妻は、男の命じるままに、
黒のパンストを脚に通して、息子を誘惑した。
毛脛を荒々しく摺り寄せられて、肌色のパンストをしわくちゃにたるませていったように、
重ね合わされてくるサッカーストッキングのしなやかなふくらはぎに、
黒のストッキングの脚を、巻きつけていった。

息子が初体験を覚えたときも。
妻がわたし以外の男を初めて識ったときも。
そして息子が、母親を相手に筆おろしを遂げたときも。
わたしは男に、「おめでとう」と囁いていた。
遠い若い日。
わたしの股を初めて割ったのは、あの男だったから。

12月9日 7:54脱稿。
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