淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・
相姦企業 ~一社員の手記から~
2016年08月19日(Fri) 08:05:09
会社勤め20年になる社員です。
もちろんおおっぴらにではないのですが、当社ではフリーセックスが奨励されています。
そのせいか、比較的大きな会社であるはずなのに、社の雰囲気はアット・ホームです。
なにしろわたし自身、そのセンでは社長ともつながりがあるくらいですから・・・
社長の愛人を専務が共有していて、
その専務と結婚前まで肉体関係のあった(もしかしたら今でも?)もと秘書嬢の夫がわたしの部署の部長で、
妻はその部長の愛人になっています。
妻とは社内結婚なのですが、そのころから複数の幹部社員と関係を持っていました。
結婚して家庭に入る場合でも、かなりの場合そうした夫以外との関係は持ち越しになるようです。
そのことが、夫の社内での立場をよくする場合が多いので、
夫たちのなかには自分の新妻と上司や同僚との関係を、ほぼ公然と認めている人も多いのです。
さすがにわたし自身、もらったばかりの嫁に対し浮気を奨励するほどの心臓ではなかったのですが・・・
出勤後に妻が着飾っていそいそと家を出、だれかと逢っていることは薄々知っていました。
本人がそういう重たい告白をするまでもなく、
社内ではそういう自慢話が飲み会のねただったりするんですね。(苦笑)
「お前の奥さん、いい身体してるな」
そんなあいさつが、そこかしこで花咲くのです。
社内婚の場合、その部署の所属長や役員は新婦に対する初夜権を持っています。
「初夜権」とは、結婚を控えた女性の処女をGETできる権利のことです。
特定の女子社員の純潔に対してだれが初夜権を持つかは、本人の部署や夫の立場により変わりますが、
夫になる男性が自発的に新婦の処女をだれかに捧げる意思を持っている場合は、決定権を与えられるみたいです。
私の場合、妻は入社とほぼ同時に某役員に処女を捧げてしまったので、そのあたりの事情には詳しくないのですが・・・
新郎に無断で・・・というのはよくある話ですが、わたしの場合などは、別部署で働いていた妻を紹介された時点ですでに、なん人も男がいたくらいですから。
単身赴任をした場合、その妻はパートとして出勤することができます。
当然、恋愛も自由です。
だから、美人の妻を持った社員は、単身率が非常に高いです。
子供のいない家の場合、留守宅がラブホテル同然になるケースも、多々あるようです。
夫の側にも、妻の貞操をすすんで譲り渡す場合にはそれなりの見返りがあって、
多くは赴任先の女子社員と関係を持ちます。
現地採用のパートさんのうち20代から40代くらいの女性は、現地妻要員として採用されています。
取引先にそうした女子社員や社員の妻を貸し出す制度もあるみたいです。
特に経営者の方に多いのですが、社の制服を着用した女性の派遣を好んで依頼してくる場合があります。
先方が、デートの場所を確保できない場合には、社にお招きします。
そうした女子社員や社員の妻が取引先の接待をするための特別室が、オフィスのなかにいくつもあるのです。
わたしの妻も――そうした接待の経験者です。
そういうときの彼女は、わたしの出勤時間に合わせてオフィスの制服を身に着けて、いっしょに家を出ます。
わたしが生活費を稼ぐために働いているあいだ、妻は同じオフィスの別の部屋で、頭のはげた取引先の社長を相手に情事に耽ります。
そういうときにはさすがに、なかなか仕事にならなかったりしますね・・・
なにしろ相手の社長さんは、わたしが窓口だったりするくらい、ごく身近に顔を合わせる間柄ですから。
こうした関係は、お互いを尊重することが鉄則なりますし、それが守れる人の間でのみ成立しています。
社内に存在する、まるで村社会のような人間関係。
けれどもそれに関わる男女はだれもが、節度をわきまえ、相手を思いやる、ちょっと見には模範的な社会人なのです。
模範を演じるには、少なからぬストレスがつきまといます。
そうしたストレス社会を乗り切るために、このような常識を突き抜けたアブノーマルな世界に身を浸すことも、ひとつの解決策なのかもしれません。
昼は良妻賢母、夜は娼婦と化す妻も、わたしと同じ意見です。
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