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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

だから実家に戻りたくなかったのに。

2016年09月03日(Sat) 12:12:20

だから実家になんか、戻ってきたくなかったのに。
そういって、妻は嘆いた。
妻の実家のある村は、夜這いの風習が残っていて。
新婚妻はもちろん、村の男衆にとっては格好の餌食。
もともと見知った顔が、都会ふうのスーツなんか着込んで戻ってきたものだから、
村の衆の騒ぐまいことか・・・

なにも聞かされていなかったわたしはその晩、男衆に酒を飲まされ酔いつぶされて、
気がついたときには荒縄でぐるぐる巻きにふん縛られて、
部屋の隅っこで小さくなっているハメに陥った。
妻はもう、都会ふうのスーツを半裸に剥かれ、スカートを穿いたままお尻にモノを突き入れられて、
もう五人めの男衆を相手にしながら、ウンウンうめき声をあげていた。


だから実家になんか、戻ってきたくなかったのに。
妻は嘆いた。
いつしか妻の痴態に反応してしまったわたし――
妻におおいかぶさっていく男衆の手助けをして、ひたすら妻の脚を抑えつけていた。
あらぬ昂奮に支配されて、輪姦の渦のなかに加わって。
嵐が通り過ぎるとこんどは、も少しご縁を深め合おうと、
妻がもっとも反応していた男の家を聞き出すと、ふたり連れだって訪れていた。
もっと愉しんでもらえませんか?
わたしの申し出を、嫁入り前から妻となじんでいたらしいその男は、
顔をくしゃくしゃにして笑いながら、打ち解けてくれた。

だから実家になんか、戻ってきたくなかったのに。
妻は嘆いた。
男の下には、妻が。
わたしの下には、男の妻が。
服をはだけながら、はぁはぁと淫らな喘ぎ声を洩らしていた。
互いの妻に精を注ぎ合うことで、
兄弟のような仲間意識を深めながら、
わたしは来年もまた来ると男に約束し、
男はそんなに待てないから秋祭りにまたおいでと、誘ってくれた。

だから実家になんか、戻ってきたくなかったのに。
妻は嘆いた。
嘆いてはみせるくせに、秋祭りにはふたりで里帰りしたし、年始のあいさつでも里帰りしたし、
泊まりの出張や単身赴任、そんなとき・・・わたしの知らないところでも、時々里帰りしているらしい。

だから実家になんか、戻ってきたくなかったのに。
妻は嘆いた。
嘆きつづけて、十数年が経過した。
年頃になった娘には、まだなにも聞かせていない。
いきなりサプライズしてびっくりさせたいという、あの男のいけない誘いを好意的にかなえることにした。
なにも知らない娘は、都会の学校の制服のミニスカートのすそから、
発育の佳い太ももをむっちりとさらけ出して、
紺のハイソックスの脚を、退屈そうにぶらぶらさせている。
だいじょうぶ。この村では、退屈なんかしないはず。
ちょっと寝不足になるかもしれないけれど・・・
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コメント

田舎のオンナは素朴で良いけど、街のオンナはまた違う味がする。たまには違った味も楽しみたい。そんな雰囲気を感じさせられました。

それにしても妻は、これまでに何本の何を受け入れたのでしょうか。
娘はこれから何本の何を受け入れていくことになるのでしょうか。
娘の行く末が気になる所です^^
by ゆい
URL
2016-09-06 火 04:25:40
編集
> ゆいさん
このお話を正しく読んでいただき、ありがとうございます。
(#^.^#)
男の数ほど精を注がれるのが、この村の礼儀のようですが、やはり相性というものはあるらしく、そのうち交際範囲は特定の数人にしぼられてきます。
こういう人たちは亭主殿とも仲良くやるので、村には争いは起こらないということです。

娘さんも――――こういう村に時々来ることができれば、非行に走らないかもしれないですね。
たぶん。(笑)
by 柏木
URL
2016-09-06 火 07:23:24
編集

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