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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

学校を占拠する。

2016年09月20日(Tue) 04:55:24

20年ちかく前の夏のこと。
ぼくたちの学校は、吸血鬼の集団に占拠された。
その日はまだ夏休みの最後の週で、
監禁されたのはたまたま登校日だったぼくたちのクラスだけだった。

彼らは全部で7人。ぼくたちは先生を入れて41人。
人数でいえばずっと多かったけれど、かなうはずはなかった。
だしぬけに教室に入り込んできた彼らはまず男子を襲い、
男子全員が吸血された。
なにが起きたのかを自覚したときには、
ぼくもその場に尻もちをついて、貧血に頭を抱えていた。
ぼくの血を吸ったやつは、へらへらと笑いながら、
もう次のやつを羽交い絞めにすると、首すじに咬みついていた。

ひととおり男子が咬まれてうずくまってしまうと、次は女子の番だった。
真っ先に咬まれたのは、担任の宮浦礼子先生だった。
先生は左右から吸血鬼に挟まれるように抱きすくめられて、
空色のブラウスに血を撥ねかしながら、血を吸い取られていった。
女子たちはいっせいに悲鳴をあげたが、吸血鬼どもが威嚇するとすぐに静まった。
まるで見せしめのようにして、
先生はチュウチュウ、チュウチュウ、音をたてて生き血を吸われ、
さいごには教壇のうえに突っ伏してしまった。
それから先のことは――とても描くに耐えない情景だった。
そう、先生は7人もの吸血鬼全員に、凌辱を受けたのだった。

女子は全員顔を両手で覆って自らの視界を遮っていた。
けれどもぼくを含む男子のなん人か――あとで聞いたらほとんど全員だった――は、
貧血でへたり込んで身じろぎひとつ大儀になりながらも、
ブラウスを引き裂かれブラジャーをはぎ取られてゆく先生のようすから、目を離せなくなっていた。
いつもきりっとしていて、良くも悪くも女っぽくない先生だったが、
ブラジャーをはぎ取られて露出した胸はすごくでかかったし、
おへそを舐められてのけ反りかえるようすは、震えあがるほど厳しい先生とは裏腹の行動だった。
夏なのにきちんと穿いていた肌色のパンストをブチブチと引き裂かれるのに見入ったやつは、
その後すっかりパンストフェチになっていたし、
足の爪先から抜き取られたショッキングピンクのショーツを目に灼きつけたやつは、
その後先生の家に足しげく通って、物干しに干されている先生の下着をかっぱらおうと試みていた。
着衣を裂かれ半裸に剥かれた先生のうえに代わる代わるまたがって、
やつらが激しく腰を上下動させるのに、先生のむっちりとした腰も、少しずつ動きを合わせていった。

そのつぎは、女子の番だった。
「出席番号順に血を吸うから、名前を呼ばれた子は前に出なさい」
頭だった吸血鬼が出席簿を手にして、着席したまま怯えて動けなくなっている女子たちにおごそかに告げると、
女子たちはいっせいに悲鳴をあげた。
彼女たちの声色に、拒絶とためらいが含まれているのを見て取った吸血鬼が先生を見ると、
目いっぱい吸血された先生はふらふらになりながらも教え娘たちのほうを見て、
「生命を助けてもらうために、言われたとおりにしましょう」
まるで棒読みのような抑揚のない声で、そういった。
――私、そんなこと言ったかしら・・・?
あとでそう呟いた先生は、女子全員の信望を失いかけたが、すぐに以前よりも絶大な指導力を得ることになった。

出席番号一番の赤枝みずきは、吸血鬼二人に腕を取られ、泣きじゃくりながら隣室に消えた。
赤枝の悲鳴が切れ切れに隣の教室から洩れるのを、女子たちも、ぼくたちも、息をつめて聞いていた。
30分後、左右から抱きかかえられた赤枝が、セーラー服を破かれた胸を抑えながら教室に戻ると、
「男子は見ちゃダメッ!」
女子は口々にそういって、ぼくたちのうちの約半数は、言われたとおりに目をそむけた。
赤枝は席に戻ると突っ伏して泣き、入れ替わりに出席番号二番の伊藤竹子が立たされた。
気の強い伊藤は吸血鬼をにらみ返すと、「行くわよ」と言って、肩にかけられた手をじゃけんに振り払った。
伊藤の番が済むまえに、べつの吸血鬼二人組が女子の席に入り込んで、
怯えて口もきけなくなっている出席番号三番の卯野川奈代子を引きたててゆく。
やつらは女子の血を吸い、犯していきながらも、その態度は卑猥でも嘲るようすもなく、むしろ厳粛な雰囲気に包まれていた。
彼らにとって重要な儀式を、粛々と執り行っていく、というていだった。
そして出席番号四番の海野美奈江のまえに、つぎの吸血鬼が立ちはだかった。
海野美奈江は――ぼくの彼女だった。
女子全員の視線が、ぼくに注がれた。

彼女たちの視線は同情に満ちていたが、
ぼくがどういう態度をとるのかという好奇心も、少なからず含まれていた。
ぼくはふらりと、起ちあがった。
ほかの男子全員がまだ、失血のショックから抜けきれないで尻もちをついていたのに、
どうしてぼくだけが起てたのか、いまでも不思議なくらいだった。
吸血鬼たちの視線が、いっせいにぼくに注がれる。
ぼくはおもむろに口を開いて、自分でも予期しないことを口走っていた。

「ぼくも連れて行ってくれないか?その子はぼくの彼女なんだ。
 彼女の身代わりにぼくがもういちど血を吸われるから。それでも足りなかったら彼女のことを吸ってくれ。
 ――彼女がどうなるのか、ちゃんと見届けたいから・・・」
吸血鬼どもは、意外にふわっと、ぼくの言い分に同意する空気が流れた。
そして、ぼくの願いは受け入れられた。
「行こ」
差し出したぼくの手にすがるように、美奈江はぼくの手を取った。冷たい手だった。
彼女の手を暖めるようにして、その手をぎゅっと握りかえすと、それ以上彼女には手を触れさせずに、ぼくたちは教室を出た。

開け放たれた教室のなかでは、出席番号三番の卯野川奈代子がまだ犯されていた。
奈代子はぼくの親友の彼女だったけれど、
どうやらすでにセックスを経験していたらしい奈代子は、すでにやつらと動きをひとつにしていた。
四つん這いになって制服のスカートを履いたままお尻を犯されながら、
もう一人のやつのペ〇スを咥えてしゃぶっている。
武士の情け――それ以上は目を背けてやった。

美奈江とぼくとは、卯野川奈代子から離れたところに連れていかれて、
まずぼくが首すじを咬まれて尻もちを突かされた。
ひどいめまいがぼくを襲った。
ぼくの血を吸い取ったやつは、ぼくの顔色を覗き込んでニッと笑った。
「坊主、よくがんばったな」
やつのねぎらいは、たぶん本音だった。
ふたりは、出席番号一番の赤枝みずきを犯した連中だった。
二人ひと組みで女子を襲い、不公平にならないよう純潔を奪う役目は交互に果たすのだという。
美奈江は、赤枝みずきと仲良しだった。
身じろぎひとつできなくなったぼくの前、美奈江は自分を噛もうとする吸血鬼を恨みたっぷりに見あげながら、いった。
「みずきちゃんのことも、こんなふうに辱めたのね?」
悔し気に歯がみをする白い歯を覗かせた唇が、うなじを咬まれた瞬間引きつった。
つぎの瞬間、吸血鬼は美奈江の首すじに牙を突き立てて、根もとまで埋め込んでいった。
唇がせわしく動いて、美奈江の血を吸いあげる。
ちゅう~・・・・・・・・・・・・っ
ぼくの血で頬を濡らしたその吸血鬼は、美奈江の血を、美味そうに、それは美味そうに、吸い取っていった。
美奈江は僕の目のまえで、まつ毛を震わせながら恥辱に耐えた。
介添え役のもうひとりは、さっき赤枝みずきの処女を奪って満足したのか、あくまでわき役に徹している。
けれどもやはり嗜血癖は昂るのか、抑えつけて自由を奪った美奈江の腕に咬みついて、
ちびちびと意地汚く、血を啜りはじめていた。

それから先のことはもう、描くに耐えない。
屈辱というよりか、覚え込んでしまった昂ぶりのせいで・・・
ほかにもなん人か、同級生の彼女と教室に同行した男子がいたが、
口をそろえて言っていた。
――視てよかった。昂奮した。自分でヤるよりもよかったかも。
――言っちゃいけないことなのかもしれないけれど、彼女とセックスするよりも昂奮した・・・と。
すでに経験済みだった男子は二人いたが、幸いにも?女きょうだいがいた。
吸血鬼と彼女を通じてつながることになった彼らは二人とも、
仲良くなった吸血鬼たちに処女を経験させるために、姉や妹を呼び出していた。
もっとも――その後ひと月くらいまでのあいだに、ぼくたち全員が、相手になった吸血鬼と親交を深めていて、
姉妹や母親、なかには婚約者までも、手当たり次第に彼らに紹介して、抱かせまくっていたのだけれど。

襲撃事件は、厳重に秘密に付された。
もっとも狭い街でのことだったから、つぎの日にはうわさは街じゅうに流れてしまったけれど。
でも、だれもそのことを公然と口にするものはいなかった。
美奈江とぼくとは、襲撃事件を経験した直後に婚約した。
街に棲みついた彼らのために、ぼくは美奈江を連れて彼らの住処を訪れた。
そこでは、襲撃事件の再現ごっこを愉しむ同級生たちが、入れ代われい立ち代わり出入りしていた。
親友が赤枝みずきを伴って出てくるのにはち合わせたときは、ちょっぴり気まずかったけれど。
二人が上手くいっているのは、彼氏のまえで犯されたみずきの手を、彼がぎゅっと握りしめているのでよくわかった。

あの事件で、自分の彼女が純潔を奪われるのを視た男子は全員、そのままゴールインを果たした。
たまたま視てしまった男子もまた、純潔を汚されるのを目の当たりにしたクラスメイトと結婚したし、
街に棲みついた吸血鬼との親交も深めていった。
結局だれもが仲良くなってしまったので、学校襲撃は事件性のないものとして扱われた。
そのころにはもう、街の人間のほとんどは咬まれてしまっていて、
血を吸われる歓びに目ざめてしまっていたのだけれど。

いまでも美奈江は、時折ひとりでめかし込んで、行き先も告げずにいそいそと出かけてゆく。
年頃になった息子は、わたしが見て見ぬふりをしているのを確かめると、足音を忍ばせてそのあとを尾(つ)けてゆく。
お前も目覚めてしまったのか――そう思ったときにはもう、つき合っている彼女を連れて、住処を訪れてしまった後だった。
20年ぶりのクラス会が、間近に控えている。
会場は学校を借り切ることにした。
七人の吸血鬼は全員が招待されて、女子は全員、セーラー服を着てくることになっていた。
そう、あの日の記憶を、忠実に再現するために――


あとがき
2~3日まえから取りつかれた妄想を、文章化してみました。
展開はいつもよりややバイオレンスですが、
さいごに仲良くなってしまう結論だけはいっしょです。
荒々しく犯される彼女を見て、いままでの愛情に嫉妬というスパイスを交えてしまう。
そして事件後も、犯人たちとの平和裏な交渉・共存関係がつづいていく。
そんな様子を描いてみたかったのですが、
いつものことながら、長文化するとうまく決まらないようですね。。
(^^ゞ
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