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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

寝取らせ話。 ~親友の手引きで妻を襲われた夫と、親友の妻を手引きして襲わせた男~

2016年11月07日(Mon) 06:34:15

夫婦ながら血を吸われました。
さいしょに吸われたのが、わたし。
わたしのほうは、一滴残らず吸い尽されちゃったんです。
どうしてか・・・?って、それはあとになってからわかりました。
やつは、家内のほうがお目当てだったんです。
たまたまわたしの血を吸う前の週、家内の姉の血を吸いまして。
それがどうやら、お口に合っちゃったらしい。
それで家内の血も吸うことになった。いい迷惑ですね。(笑)
で、邪魔な旦那には消えてもらう・・・というようなことだったのでしょう。
わたしのほうはあっけなく、チューチューとひと息に吸い取られちゃいました。
ごく事務的にね、あっけなく。それでもうお陀仏。ジ・エンドです。
家内ほうは、わたしのお通夜の晩に、喪服姿で吸われました。
ええ、衣装のほうも、愉しみだったそうです。
家のなかに入るには、あらかじめ自分も招待されなければ入れないという、厄介なルールがあるそうですが。
そこは、わたしの友人が使われました。
坂谷というその男は長年の友人だったのですが。
彼のところも夫婦ながら吸われちゃっていて、弱みを握られていたんですね。
それでおめおめと、自分の奥さんの仇敵に取り持つために、
未亡人になりたての家内のところに手引きをしたというわけですな。
エエわたしも、ひつぎのなかから内証で引き出されまして、見届けさせられる羽目になりました。
自分で引き込めばよかっただろうって?まだそのときには、そんな気分にはなっていなかったのですよ。
そこは、坂谷にやってもらうことにしました。

吸血鬼を前にした家内は、やはり吸血鬼になりたてのわたしの目にも、とても美味しそうに見えましたね。
ヴェール付きの帽子をかぶった頭から、黒のストッキングのつま先まで、満艦飾の喪服姿。
まだ夏の時分でしたから、黒ずくめの洋装の喪服は重苦しく映りましたが、
ストッキングは薄々で、かっちりとした喪服のスカートによく映えました。
坂谷は、吸血鬼氏をよくたしなめてくれましてね。
発色のよい黒ストッキングになまめかしく染まった家内の足許に生唾を呑み込む吸血鬼に、
「奥さんはあんたをそそるためにあれを穿いているんじゃない、ご主人を弔うためなんですよ」
って、言ってくれていましたが。もちろんやつの耳にまともに入るわけはありません。
やつの不確かな記憶力では、坂谷のやつは、
「たっぷりとした肉づきのおみ脚ですね。ストッキングを穿いたまま辱めてあげると良いですよ」
ってそそのかしたことになってるんです。(苦笑)
どうやら、自分のつごうの良いようにしか、記憶しないことにしているみたいですね・・・

エエ、家内はもう、まな板の上のコイでした。
たちまちつかまえられて、首すじをがぶり!です。
立ち尽くしたままチューチュー血を吸い取られていって、その場で貧血を起こしておひざを突いちゃいました。
おひざを突いて姿勢を崩した・・・ということは、やつにいわせると、
残りの血は好きなように愉しんじゃって構わないという意思表示のあらわれだ、というんです。
勝手な話でしょう?
かわいそうに家内は、四つん這いの姿勢のまま、愉しみ尽くされちゃったんです。
黒のストッキングのふくらはぎに、ぞんぶんに舌をふるいつけられて・・・
足許をガードする淡いナイロン生地が、パチパチとかすかな音をたてて咬み破られていったとき、
家内はあまりの情けなさに歯がみをして、声を忍んですすり泣きをしていました。
エエ、わたしのほうはもう、意思を喪失させられてしまっていて・・・
家内のことを護ってやることもできずに、物陰で立ち尽くしているだけでした。

既婚の婦人を相手にやつが思いを遂げるとき、なにをどうするか?はご存知ですよね?
家内も、例外ではありませんでした。
いちど咬まれてしまうともう、やつの意のままにされちゃって。
わたしの写真のまえで、わたしのことを弔うための装いを、こともなげにむしり取られていったのです。
色白の裸体は黒の着衣によく映えるのだ・・・と、身に沁みて知りましたね。あの晩に・・・

それがやつと家内との、なれ初めでした。
ほどなくわたしは蘇生させられ、いちど死んだことさえうやむやになって、
いまでも彼女の亭主として我が家でふんぞり返っています。
もちろん、やつが訪れる夜は、その地位を譲り渡されてしまうのですが・・・
でもそういうときは、無償で譲り渡すことにしています。
奪ったあとは与えるのが、やつのモットーだそうで。
やつのおかげで、わたしは自分の好みの女を公然と誘惑する権利を得ていました。
もちろん最愛の家内をモノにされてしまった身の上としては、埋め合わせには程遠いのですが・・・
まだしも、多少は溜飲が下がるというものです。
あの坂谷も。
家内のことを手引きしたご縁で――「ご縁」というのも妙ですが――
自分の奥さんのことを、吸血鬼として真っ先に餌食にすることを承諾してくれました。
エエ、正直、美味しかったですね。彼の奥さんはまだ若かったし。
彼の視ている前でやらせてもらったのですが。
その時初めて、亭主のまえで女房の生き血を吸い取ることの痛快さを思い知りました。
いまでは・・・やつに家内を襲わせてやってよかったな、と、思っています。



いつもながら強引だなあとは、思ったんです。
なにしろ、ご主人の血を吸い尽しておいて、その血がまだ胃の腑に満ちているはずなのに、
奥さんの喪服姿にそそられた・・・って、言うんですよ。
お前も手伝え、と言われて、いちどはお断りをしたのですが――だって相手は、親友の奥さんでしたから――結局、手引きをさせられるはめになりました。
亭主の血を吸い尽した以上、彼女の血を吸う権利があるっていうんです。
まったく、無茶苦茶な理屈ですよね・・・
もっともうちの場合も、まずわたしが彼に吸われて、それから妻の番でした。
知らないうちに恥をかかせるのは気の毒だから、すじを通してわざわざお前に案内させたのだ・・・と、本人は大きな顔をしていますが。
血を吸われて貧血を起こし、理性を喪わさせられてふらふらになったわたしは、
招待者がいなければお目当ての獲物が住む家に侵入できないという彼のために、
彼を伴って帰宅したのです。
妻はちょうど、よそ行きのスーツ姿でした。
そう、浮気帰りだったんですね・・・いまにして思えば。
玄関から上がり込むなり、やつは妻にむしゃぶりついて、細い首すじに咬みついていったのです。
キャーとひと声悲鳴をあげると、妻は他愛なく、あっけなく、戸惑うわたしの目の前で、チュウチュウと生き血を吸い取られていきました。

妻の身持ちのほどは、いちいち彼が解説してくれました。
「お、お、奥さんほかの男もたっぷり識ってるね?・・・勤め先で二人。ご近所と二人。
なかなかお盛んなようだよ。ま、このルックスなら、モテるよね?
ご主人、どこまで知ってたの?どこまで許してるの?
みんなご主人よりも、だいぶ年上のようだね。・・・
立場を守ってくれる役員さんとかも、いるようだね。・・・
自分の若さを武器に、打算やそろばん勘定で相手を選ぶのは、ちょっと不誠実じゃないかね?・・・
ご主人は生まれの良さと大人しい性格で選んで、相手の男たちは地位とおカネで選んだんだね?・・・
わしもご主人よりはだいぶ年上だし、わしの世界ではそこそこ実力もあるから、愛人の資格ありだね?
勝手なことを言い尽していくうちに、妻は貧血になって、敢え無くその場に昏倒。
あとはもう、吸血鬼のおもちゃです。
舌なめずりをする卑猥な唇を、肌色のストッキングを穿いた脚になすりつけられて、
高価なストッキングに裂け目をいく筋も拡げられながら、咬まれていったのです。
はい、あちらのほうのお愉しみも、とうぜん・・・
わたしは指をくわえて、視ているハメに遭ったのです。

そんな弱みもありましたから、未亡人の喪服姿に目の色を変える彼のために手引きをするくらいは、わけなくやらされてしまったのです。
趣味のわるいことに、彼はあらかじめ親友のことも目を覚まさせておいて、隣室からいちぶしじゅうを見届けさせたりしたものですから、
「やっぱり止しましょう。お気の毒です」
「黒のストッキングは、あなたが咬み破って愉しむために穿いているわけじゃない。ご主人を弔うための装いなんです」
「奥さんにとってあなたは、夫の仇なんですよ。わきまえてください」
思いつく限りの制止をしたのですが、むしろわたしの表現が、彼のことをよけいにそそってしまったようです。
わたしの妻のときと同じように、親友の奥さんもまた、喪服姿のまま他愛なく、彼の餌食になっていったのでした。

今夜は奥さんを、独り占めさせてもらうよ。あんたは・・・坂谷くんのところに泊めてもらうとよい。
坂谷くんの奥さんは、若いぞ。初めて血を吸うにはふさわしい相手だぞ。
おためごかしな彼の言いぐさで、妻の運命も決まりました。
わたしはすべてを諦めて、親友を我が家に誘ったのでした・・・

そこでの惨劇?は、いちいち描くまでもないでしょう。
死んだはずの夫の親友を目のまえに、妻はすべてを察してわたしに言いました。
「きょうはリビングで寝んでください。くれぐれも、こちらのお部屋を覗かないでくださいね」
婦人としての苦情をわたしの胸に突き刺すと、妻は伏し目になってひと言、「どうぞ」というと、
彼のことを夫婦の寝室にいざないました。
「うちの家内も、こんなふうになるのかな」
一瞬夫の顔に戻った親友はそれでも、「悪いがご馳走になるよ」とだけ言い残して、妻と二人、夫婦の寝室に消えました。
それからの懊悩の一夜――わたしはみすみす、妻の浮気相手の一人に、親友を加えてしまったのでした。

エエ、いまではもう、恨みも敵意も貸し借りもありません。
彼が家に帰りはぐれてやってくる夜は、
わたしはひと晩じゅう家の外で煙草をふかすか、リビングのなかをうろうろしながら、妻の肉体を譲る一夜を過ごすのです。


あとがき
しょうしょう、ややこしい設定ですね。
喪服妻を目のまえによだれを垂らす吸血鬼と、その様子を見守るご主人の気持ちを描いてみたいだけだったんですが・・・
(^^ゞ
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