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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

襲われる喪服妻

2016年12月06日(Tue) 08:01:53

吸血鬼に血を吸われて、死んでしまったはずなのに。
意識はなぜか、ハッキリと残っている。
それこそが吸血鬼のしわざなのだと気づくのに、長い刻は要らなかった。

お通夜の席で。
わたしを襲った吸血鬼に、妻までもが襲われた。
きっとやつの狙いはさいしょから、妻だったのだ。
夫の仇敵に迫られた妻は、嫌悪に顔を引きつらせ、必死になって身を護ろうと抗ったけれど。
わたしさえ敵わなかった相手を前に、みるみるうちに羽交い絞めにされ、首すじを咬まれてしまう。

アアアーッ!
ほとばしる叫びは弔問客の立ち去った我が家に空しく響き、
彼女はひたすら、夫のかたきの喉の渇きを飽かしめてゆく。
力なくくずおれる喪服姿にのしかかられて、
畳のうえに伸びるなまめかしい黒のストッキングのふくらはぎに舌を這わされて、
悔し気に歯を食いしばりながら、ストッキングを咬み破られ、ふくらはぎを牙で侵されてゆく――

見せつけるつもりなのだ。
意識の残ったわたしのまえで、妻はむざむざと食い散らされて、凌辱を受け容れていった。

三日後。
妻は自分を襲った吸血鬼の家を、喪服姿で訪れて、深々と頭を垂れる。
もはや征服されきってしまった女は、奴隷になり下がるため、やって来たのだ。
わたしのまえと知りながら。
妻は喪服をくしゃくしゃに着崩れさせながら生き血を吸われ、素肌を愉しまれ、そして堕ちてゆく――
主人のよりも、おっきいわあ・・・
そんなあからさまな言葉さえ口にしながら、堕ちてゆく――

すべてを奪い尽されたあと、わたしは生き返らされ、ふたたび一家の主人として我が家に戻る。
妻はわたしの生還に驚喜して、以前にもまして尽くしてくれる。
そんな妻が、妻ではなくなるとき。
わたしが生き返ったあとだというのに喪服を身に着けて、たったひと言、
「行ってまいりますね」
と、三つ指を突く。
週に一度、妻を奴隷として差し出すことで。
わたしは平穏な日常を取り戻していた。
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