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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

新妻よりも母?

2016年12月06日(Tue) 08:09:55

吸血鬼の愛人を持ち、昼間から情事に耽るわたしの新妻に。
母はいつも顔をしかめていたけれど。
そのうち、吸血鬼自身を相手に、顔をしかめるようになっていた。
そう。
妻にそそのかされて、母を吸血鬼に引き合わせてしまったから。

お義母さま、まだお若いのにもったいないわ。
きっとお義母様の生き血は、あの方のお口に合うはずよ。
あなた、しっかりなさって。
お義母様を、お幸せにして差し上げましょうよ。
私、お義母様が一日でもお若いうちに、お義母さまの生き血をあの方に愉しませてさしあげたいの。
ね、あなたもそう思うでしょう?

吸血鬼に迫られて、首すじを咬まれ「ああーッ!」と叫ぶ母の姿に。
妻とおなじくらい、いやそれ以上に股間を熱くしてしまうのは、なぜだろう?
お義父さまはお気の毒だわ。だから私が、慰めて差し上げるの。
そういって父といっしょに妻が寝室に消えたあとも。
わたしは母の受難の場から、立ち去ることができずにいる。
パンストを片脚だけ穿いたあられもないすがたで、犯され抜いていく母は。
今夜もその姿で、息子のわたしを昂らせてしまう――
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