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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

少年の得た自由

2017年01月05日(Thu) 08:11:30

息子さんの血が旨いから、母親のあんたの血もきっと旨いぢゃろうて。
ぢゃからわしは、息子さんにお家にあがらせてもらったのぢゃよ・・・
野卑な言葉遣いもあらわに迫る老人のまえで怯える人妻は、まだぎりぎり三十代。
干からびた老人の体格と対をなすように、小ぎれいなワンピースに包まれた肢体の豊かさが、息子の目にもなまめかしい。
少年は母親を危難から救い出す努力も忘れて、
母親の白い首すじに牙が突き立ち真紅のしずくがしたたり落ちる光景を、
ただただ見惚けてしまっていた。

ボクのときよりも美味しそう・・・
見当違いな嫉妬に胸を焦がしながら、少年は自分の母親がみすみす生き血を吸い取られてゆくのを、ウットリとした目つきで見届けた。

じゅうたんの上、くたりと姿勢を崩した母親に、吸血鬼はなおものしかかり、容赦なく血潮をむさぼった。
「ひいぃ・・・」
しつけの厳しいお母さんの怯えた声に、不覚にも少年は失禁し、制服の紺の半ズボンの股間を濡らした。
気絶した母親の、ストッキングを穿いたふくらはぎに、男はねっとりと唇を吸いつけ、よだれを塗りつけてゆく。
正気であれば、決して受け容れることのできない恥辱のはずなのに。
生き血を味わわれてしまった女は悔しそうに歯を食いしばったまま気を喪って、男の思い通りに、薄手のナイロン生地をくしゃくしゃにされていった。

ストッキングの伝線をワンピースのすその奥にまで走らせた女は、股間に白く濁った粘液を吐き散らされたまま、白目を剥いてあお向けに横たわる。
その向こうで、こんどは少年が自分の番を待ち受けて、伸ばした首すじをすんなりと、差し伸べてゆく。
ずぶ・・・
さっき母親を咬んだのと同じ牙が自分の首すじに埋まるのを、少年は嬉しそうに受け入れた。

「ホラーじゃん」
ワイシャツに派手に飛び散った血のりを鏡で見ながら、少年は面白そうに笑った。
吸い取ったばかりの血潮を、わざとほとび散らせてくる吸血鬼の下で、シャワーを吹きかけられたときみたいに、思わずきゃあきゃあとはしゃいでしまった。
「きびしいお母さんも思い通りになっちゃったから、これからはおおっぴらに愉しめるね」
「そうだね。これからもよろしくね。吸血鬼さん」
少年は男の目あてを見透かすように、ずり落ちた紺のハイソックスをひざ小僧の下までピッチリと引き伸ばした。
「いつも学校に履いて行くハイソックスに穴をあけたら、お母さんに叱られるかな」
「どうだろ・・・」
ふくらはぎを咬ませながら、少年は横たわる母親を見た。
母親の穿いている肌色のストッキングは、男の欲情のままに、みるかげもなく咬み破られてしまっている。
「あのね、お願いがあるんだけど・・・」
「え?」
「母さんのこと襲うとき、ボクも部屋にいて構わないかな。邪魔したりしないから・・・」
少年の声色が妙に昂っているのを、男は聞き逃さない。
「父さんにも、ナイショにしておくから・・・」
「いい子だ」
男はそういうと、差し伸べられた足首をつかまえて、少年のふくらはぎをもう一度咬んだ。
血で濡れたハイソックスに生温かいシミが拡がるのを、少年は含み笑いをして受け流していく。
きっとこの子は、自分の母親が目のまえで犯されたことに、昂奮を感じてしまったのだろう。
「女と男が仲良くするようすを視ておくのは、大事なことだ」
「そうだよね・・・だいじなことなんだよね・・・」
少年は震え声で応じ、男に押し倒されるまま姿勢を崩した。
半ズボンを脱がされてあらわになった腰周りが、ドキドキするほど寒々しかった。
股間にめり込んでくる、剛(つよ)い一物は、さっき母を犯したもの。
おなじモノを体験してしまう禁断の歓びに、少年は理性を喪失した。
凌辱の愉しみに目ざめた少年は、自分を組み伏せている吸血鬼の背中に、ためらいながら腕をまわしていった。
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