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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

ちょっぴり解説。

2017年01月10日(Tue) 06:43:13

「母さんは、賢夫人と呼ばれている。」
堅実な専業主婦が、吸血鬼に血を吸われる日常になじんでいって、
相手の吸血鬼の欲望を満たしながらも、自分の身体にも過度な負担がかからないように、
「過不足なく」、己の血液を摂取させる。
そんなしっかり者の奥さんを描きたくなってキーを叩きました。
「あとのお掃除が大変」のくだりは描きながら思いついたのですが、いかにもしっかり者ぽくなって気に入ったところです。

妻が初めて犯された後、夫が彼女のことを許し、交際を認めてやるシーンは、いつも不自然にならないか気にしているのですが、今回は比較的うまくいったと自画自賛しています。
血を吸う音にさえ好意をこめるほど執心されてしまっては、夫としても手の施しようがなかったのかもしれませんが。


「村に帰る。」
自分の血を欲しがっている吸血鬼の村に帰って、相手から手放しの歓迎を受けた少女が、
照れ隠しに「貧血起こしたら、学校行かなくてもいいんだよね?」と相手に訊く場面がさいしょにイメージに浮かんで、作品化しました。
さいしょのとき、「夏なのに」と渋る娘にハイソックスを履かせたのは、たぶんお母さんです。
都会育ちらしい彼女はすっかり村になじんで、都会にいるころから夫の郷里でのバカンスを、しっかり愉しんでいたふしが感じられます。

ヒロインの少女は、都会の学校では浮いた存在で、もしかするといじめに遭っていたのかもしれません。
建前だけご立派な日常よりも、たとえ相手が吸血鬼でも思いやりをもった相手のほうが居心地がよい――彼女はきっと、そんな風に感じたのでしょう。


「法事の手伝い」
このプロットは、なん度描いても飽きません。 (笑)
ブラックフォーマルが好きだからかも知れませぬ。^^
さいしょは、いっしょに村に越してきた近所の主婦といっしょに吸われ、並べて犯されるシーンを描きたくて始めたのですが、
お話としてまとまりそうだと思ったのは、さいごの義父のくだりです。
生れた子供はだれの子でも分け隔てなく育てる、とは言いながら。
彼女はやっぱり、その家の子にこだわったようです。
義父の子でも夫の子でも、この家の子であることに変わりはない――
そう割り切った彼女は、薄々は父親との関係を察しているらしい夫の、それとなくの協力もあって、
義父との愛人関係に積極的に応じていくようになります。

しきたりを越えたところでも密会してしまうことで、彼女は一種の開放感も味わったはず。
そんなところも、描いてみたいところでした。
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