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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

【タウン情報】初体験の効果は絶大 処女で吸血された女性の回帰率は9割

2017年05月15日(Mon) 05:31:57

市が吸血鬼の受け入れを表明してから20年となるのを機に、本誌は当時処女であった女性80名を対象にアンケート調査を行った。
独自に入手したリストによれば、80名の女性の当時の年齢は、14歳から28歳。うち未成年は約2割であった。
初体験年齢が比較的高いのは、当時は市が吸血鬼を受け容れたばかりであったため、結婚間際の女性が多く狙われたためと思われる。

こんにちでは、吸血体験を遂げた処女の約8割が家族を介して初体験を遂げている。
つまり、すでに血液提供を経験している両親や兄弟姉妹といった家族の紹介で、血を吸われているのである。
一方、20年前に初めて血を吸われた処女たちは、うち6割が初対面の吸血鬼を相手に初体験を遂げていた。
当時はまだ血液提供行為が浸透し切っていなかったことから、親密な関係を築いた吸血鬼に処女の血液を提供するという行為も行きわたっていなかったことが窺えた。

また、初体験後1年未満で結婚した女性が4割を占めた。
学校が吸血鬼によって解放されているこんにちでは、初体験の年齢は低年齢化の一途をたどっており、
20代でしょ体験を遂げる女性の9割が、他市からの転入者である。
市に定住して間もない頃の吸血鬼たちが、結婚を控えた女性を性急に襲ったことが窺える。

初めて性的関係を結んだ相手が吸血鬼である割合は5割強と、昨年の調査とほぼ変わりがなかった。
そのうちの8割以上が、恋人・婚約者の同意を得て結ばれた関係であり、婚約者の純潔はいまもって吸血鬼に捧げられるグレードの高いプレゼントとして若い世代に認識されていることがわかる。
残り5割の女性は予定通り?吸血開始当時から交際していた人間の婚約者と初めての性的関係を結んでいることになる。
吸血鬼は女性の妊娠・出産を機に、一時関係を断つと言われている。育児による大きな負担を考慮しての対応と考えられているが、問題はその後である。
処女のうちに吸血された女性のうち吸血鬼と性的関係を結ばばなかった女性44名のうち、じつに41名が、婚姻後に同じ吸血鬼と性的関係を結んでいるのである。
夫の同意を得て(28名)、最初は気が進まないながら(25名)性的関係を遂げ、以後は夫婦円満に吸血鬼と共存している(41名)というパターンが一般的なようであるが、本人の意思で自発的に吸血鬼と再会している人妻も16名にのぼることから、処女のころの体験の影響力が深いことがわかる。

婚約者の純潔を守り通した世の夫諸君にとって油断ならない結果が判明したが、彼らの名誉のために言い添えると、どの家庭でも吸血鬼を円満に受け容れており、トラブルが皆無であるあたりはさすがであるといえよう。
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