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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

教程

2017年08月28日(Mon) 07:02:15

春。
ブレザーに半ズボン、リブ編みのハイソックスという紺一色の制服に身を包んだ少年たちが、
ピチピチとした生気を帯びた太ももを輝かせて、学園内を闊歩する。
その身をめぐる若い血液を、学園に出没する吸血鬼の餌食にされるのだと、薄々自覚しながら。
吸血鬼を受け容れている当校では、
生徒とその家族は、献血奉仕が入学の条件になっている。
親たちは、生徒本人と自身を含む家族全員が吸血の対象となる同意書にサインをして、
その代わりに入学金の免除を得る。
与えられるのは、最高の教育。
多くの生徒たちが名門校に進学し、社会の明日を担う。
当校のモットーは関係者限りの極秘事項だから、そうしたことが可能なのだ。

入学式を済ませると。
彼らはひとり、またひとりと教職員に呼び出され、
あてがわれた空き教室のなか、淫靡な吸血の初体験を強いられてゆく。
首すじを咬まれ、太ももを咬まれ、ハイソックスを履いたままふくらはぎまで咬まれ、
身体じゅうの生き血を舐め尽されてゆく。
どこの部位を咬まれても、そうした行為に性的な意味が隠されていると。
疼くような微痛とともに、教え込まれる。
特にハイソックスを咬み破られる行為には、なぜか反応する生徒が多いという。
通学用のハイソックスを1ダースほども破かれたときには、
吸血行為に伴うマゾヒスティックな歓びに、だれもが目ざめてしまっている。

一学期。
1学期の終わりまでには、家庭訪問がひととおり完了する。
訪問を受けた母親は、担任の教師にもろもろの事情を口で説明し、
教師に同行した吸血鬼は、その母親を組み敷いて血を吸い取ることで、その心を読み取ってゆく。
建前の部分と、本音の部分と。
教師と吸血鬼とはその両方を情報交換し、生徒の指導に役立てようとする。
女教師の場合、吸血鬼と直接まぐわうことで。
男教師の場合、吸血鬼にその妻を差し出すことで。
両者は濃密な関係の共犯者になっている。

1クラスにひとり割り振られた吸血鬼は、生徒全員の血を吸って心を支配するので、
家庭訪問を受けるときの生徒は、自らすすんで母親の不倫の手引きをするという。
そして、夫婦の寝室で犯される母親を覗き見て、寝取られる歓びに目ざめてゆくという。

夏服はブレザーの代わりに紺のベストを着用する。
それまでのリブ編みのハイソックスの代わりにストッキング地の透けるタイプのハイソックスを脚に通す生徒が増えてくる。
母親を咬まれた生徒たちである。
女を欲しがる吸血鬼のための装いなのだ。
日中は女性を襲えない彼らのため、自らが女性になって生き血を吸わせる。
ストッキング地のハイソックスは、その第一歩である。


夏休み。
生徒たちは、とある山村に合宿に行く。
そこは、学園のオーナーの出身地。
早くから吸血鬼を受け容れていて、
人妻たちは全員、その愛人となっているし、
娘たちはだれもが、嫁入り前に処女を捧げるといわれている。
その地に寝泊まりすることで。
生徒たちはその身をめぐる若い血潮を、おおぜいの吸血鬼のために提供する。
母親たちも同伴するが、なかには両親がそろって同伴する生徒もいるという。
親たちは別に宿をあてがわれ、あるいはその地の住民の家に寝泊まりをして、
吸血鬼や村の住人たちの夜這いを受ける。
そんな晩、生徒たちは起き出して、いちぶしじゅうを見届けてゆく。
将来は夫人を伴って、この村をおとずれるため。
いまのうちから、予行演習を重ねるのだ。


秋。
指定の制服店には夏前からこのころにかけて、女子の制服の注文が相次ぐことになる。
当校は男子校であるが、女子生徒の指定制服が存在する。
息子たちが女性になり切って吸血鬼への接遇を果たすため、
親たちは息子を伴って、女子制服のための採寸に足を運ぶのだ。
制服は、ブレザータイプとセーラータイプの双方があって、好みで選ぶことができる。
多くの生徒は両方の制服を用意して、吸血鬼の求めに応じて使い分けているという。
文化祭を控える時分には、男子校でありながら、見かけは男女半々の共学校の外観を呈することになる。

学校に出没する吸血鬼たちは、親たちにこんな申し入れをするという。
「お宅の息子さんを、女として愛したい」
親たちはそんな彼らの願いをかなえ、自宅への夜這いを受け容れていく。
なかには吸血鬼だけではなく、教師でさえもそうするという。
なかには夜這いの先を生徒だけではなくて、その母親にも向けていくものもいるという。

冬。
多くの生徒は、スカートの下に黒のストッキングを着用する。
肌の透ける黒、黒、黒・・・
ひるがえるスカートの下。
ピチピチとした生気に透ける黒い脚たちが居並んで、通学路をたどっていく。
そして、多くの生徒たちは足許の薄絹に裂け目を滲ませて、下校していく。
道すがら浴びる好奇の視線を、むしろ小気味良げに受け止めながら。
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迫られて 仲良くなって。

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