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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

【素案】正義の味方なき怪人物語~吸血怪人!チスイヒトデ きみも顔が蒼くなる!

2018年01月21日(Sun) 06:44:02

引っ込み思案のワタル少年は、きょうも独りで公園で遊んでいました。
独りベンチに腰かけていたワタル少年の足許に忍び寄るのは、怪人チスイヒトデ。
子どもの手のひらくらいの大きさで、ふだんは土や草など、周りの色に同化して見分けがつきにくい生き物です。
チスイヒトデは音もなくワタル少年の足許に這い登ると、
ワタル少年の履いているライン入りのハイソックスのうえから、血を吸い始めたのです。
「アッ!なんだこれっ!?」
声をあげたときにはもうすでに遅く、チスイヒトデはワタル少年の血で真っ赤になりながら、
強烈な勢いで血を吸いあげてゆくのです。
「ウ、ウ~ンッ・・・」
ワタル少年は貧血を起こして、その場に倒れてしまいました。
チスイヒトデはまだ飽き足らないらしく、もう片方の脚に取りついて、ワタル少年の血を吸い取ってしまいました。

「ただいま」
玄関でぽつりとそう呟くと、ワタル少年はすっかり蒼ざめてしまった顔を視られないようにと、
すぐに勉強部屋へと引き上げてしまいました。
チスイヒトデはワタル少年の脚から離れて壁の色と同化しながら台所に移動して、
こんどはお母さんの血を狙います。
そこにちょうど、お父さんが勤めから帰宅しました。
チスイヒトデは目標を変えて、まずお父さんの脚に取りついて、血を吸い取りました。
「あらッ!?お父さんどうなさったのですか!!?」
急にその場に倒れてしまったお父さんに、お母さんはびっくりして駆け寄ります。
そのお母さんのエプロン姿に、チスイヒトデは素早く迫っていったのです。
突然現れた真っ赤なヒトデ状の怪人に、お母さんは悲鳴をあげてその場に尻もちを突いてしまいました。
チスイヒトデは動転してしまって動けずにいるお母さんの足許に這い寄ると、
ひざ丈の緑色のスカートから覗くふくらはぎによじ登り、
肌色のストッキングの上からお母さんの血まで吸い始めます。
「あ・・・あ・・・アァ~」
お母さんは悲鳴をあげますが、夫婦の血で真っ赤に変色したチスイヒトデを引きはがすことはできません。
穿いているストッキングがパリパリと裂け目を拡げて、
その下に透きとおるお母さんの白い肌も、ワタル少年のときのようにみるみる蒼ざめていったのです。

チスイヒトデは人妻の血を吸うと、人間体に変態する習性を持っていました。
そして、人間体になると、居合わせた女という女を襲って犯してしまうといういけない習性も持っていました。

チスイヒトデは、うつ伏せに倒れてしまったお母さんの両脚から血を抜き取ると人間体に変態して、
蒼い身体の裸体のまま、お母さんにおおいかぶさっていきます。
お母さんの間近に倒れていたお父さんは、顔をあげるのが精いっぱいでした。
自分の妻が醜い怪人に襲われて、みるみる血を吸い取られて、あげくの果てに犯されてしまうのを、
ただぼう然と見つめるばかり。
ワタル少年もいつの間にか二階の勉強部屋から降りてきてお父さんの背後に立ち尽くすと、
家族に隠していた蒼い顔をさらして、
お母さんがエプロンを着けたまま犯されてしまうのを、面白そうに眺めていました。
お父さんもワタル少年も、血を吸われたために、二人とも洗脳されてしまっていたのです。
二人はにやにやと含み笑いを泛べながら、
チスイヒトデがお母さんの血を美味しそうに吸い尽したり、
緑色のスカートをお尻がみえるほどまくり上げられて侵されてしまうのを、満足そうに見守りつづけていました。

こうして、ワタル少年の家は、チスイヒトデによって家族全員が吸血されて、たったひと晩で征服されてしまったのです。

翌日の夕方、ワタル少年はいつものように独りでベンチに腰かけていました。
そこに通りかかったのは、いじめっ子のタカシくんです。
「よう、何独りでいじけてんだよ。学校だって、ずる休みしたんだろ!?」
タカシくんはワタル少年に邪慳に突っかかっていきました。
テストで悪い点を取ったりすると、いつもそんなふうにワタル少年のことを小突き回して、愛さを晴らしているのです。
でもこの日のワタル少年は、いつもと違いました。
俯いていた顔をあげると、いつもと違ったふてぶてしい笑いを泛べて、タカシくんのことを視かえしたのです。
タカシくんはワタル少年の顔色の蒼さにビクっとして、
「お前、その顔色どうしたんだよ??」
と叫びました。
ワタル少年はタカシくんに迫っていって、足許にかがみ込むと、
ポケットからチスイヒトデを取り出して、タカシくんの脚になすりつけました。
タカシくんの履いていたひし形もようのハイソックスの上で、チスイヒトデはピンク色に変色して発情します。
「さあ、こいつの血を吸い尽すんだ」
チスイヒトデの仲間になってしまったワタル少年がそういうと、形勢逆転、いじめっ子のタカシくんは初めて怯えた顔になりました。
「うわ、わ・・・っ!」
叫び声の下、チスイヒトデはみるみる変色して、
タカシくんの履いているひし形もようのハイソックスの上から、この少年の血を吸い取ってしまったのです。

「そのヒトデ、きみにあげるよ。家に持って帰って、お母さんの血を吸い取らせてあげるといいよ」
蒼い顔を近寄せて囁くワタル少年に、やはり蒼い顔になってしまったタカシくんは肯きかえすと、
「こんどから、仲良くしような」
「ウン、指切りね」
と言いました。
ふたりは、同じチスイヒトデに血を吸われることで、仲良しになったのです。

「じゃあね、チスイヒトデ。タカシくんの家族の血を吸ったら、また戻っておいで。
 父さんも、きみが母さんのことを征服するのをまた視たがっているんだ。
 母さんを襲ってぼくたちを夢中にさせてくれたら、またお友だちを紹介するから。
 ぼくはもう、独り遊びはやめて、友だちをおおぜい作るから。
 いろんな人の血を、きみに吸わせてあげるために・・・ね」
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