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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

ふしだら母さん ~スリップ一枚の寝乱れ姿~

2018年01月24日(Wed) 06:31:48

「アー、夕べは楽しかったわ~」
寝室から現れた母さんはスリップ一枚のあられもない姿。
乱れた髪の毛を手串で解かしながら、洗面所にむかった。
真っ赤なスリップ一枚に、びりびりに破けたねずみ色のストッキング――
このごろすっかり見慣れてしまった、寝起きのスタイルだった。

父さんがいなくなったすぐ後に、母さんは吸血鬼に襲われた。
喪服のスカートの下に穿いていた黒のストッキングに、相手の吸血鬼が目の色を変えたのだ。
さすがに母さんはちょっとだけ抵抗したけれど、
スカートの中にまさぐり入れられた淫らな指に、あっという間にマイッてしまう――
父さんの写真のまえで散々に犯された母さんは、以来情夫を真っ昼間から家にあげる、淫乱女に堕落していた。

「なにひとのことじろじろ見てんのよ。さっさとあんたも支度しなさい」
洗面所から出てきた母さんは、上からバスロブを羽織っていて、母親の尖った眼をちょっとだけ取り戻していて、真っ赤なスリップからはみ出そうなおっぱいを無意識に目で追った高校生のぼくを、叱りつけていた。
自分はふしだらにも、「あぁ極楽極楽」なんて言いながら、それでも朝ごはんのまえには父さんの写真のまえで律儀にお線香をあげ、手を合わせることだけは忘れない。

吸血鬼が真夜中しか出没しないなんて、嘘だ。
母さんの情夫である吸血鬼の小父さんは、いつも我が家に真っ昼間から出没する。
彼とぼくとの間には、ちょっとした黙契があって――ぼくが勝手にそう思っているだけかもしれないが――母さんがスリップ一枚で小父さんを迎えるのを見て見ぬふりをする代わり、ぼくが時々二人が淫らにまぐわっているのをのぞき見するのを、そ知らぬ顔してやり過ごしている。
案外母親との情事を息子に見せつけて愉しんでいただけなのかも――って気づいたのは、だいぶあとのことだった。

「視てたでしょ」
一戦終えた吸血鬼が立ち去ったあとも、寝室のふすまのこちら側でぼうっとしていたぼくを見とがめ、母さんは睨みつけた。
「あぁ、視てたよ、良い眺めだったから」
平然と答えてしまったぼくもまた、母さんのアブノーマルな血を受け継いでいるのかも。
そう思ったときにはもう、覆いかぶさって来た母さんの下敷きになって、
真っ赤なスリップからはみ出かけた母さんのおっぱいを、夢中になって揉みつづけてしまっていた。
いつも穿いているねずみ色のストッキングは太ももまでの丈だったと、スリップの裾に手を入れたことで初めて知った。
毒を喰らわば皿まで――そんなことしか頭になくなって、
「濡らしてもいいから思い切りしなさい」
と囁く母さんの言うままに、白く濁った粘液をびゅうびゅうと吐き散らして、スリップを浸してしまっていた。
「ほら、父さんも悦んでいるじゃない」
ぼくに抱かれた格好のまま、母さんは楽しそうな上目遣いで、父さんの写真をふり仰ぐ――
不覚にも、とんでもない場所でしてしまったと知ったぼくを、母さんは逃がさなかった。
手慣れた手管でぼくの腰を抱いたまま、ぼくの精液をしぼり取るようにして、
なん度もなん度も、果たさせていった――

吸血鬼以外にも、ぼくの家にやって来る男たちがなん人もいた。
彼らはいちように、吸血鬼の小父さんに妻を寝取られた夫たちだった。
連れ添った女をモノにされた代償に、母さんとのエッチを許されたという。
母さんの貞操は、完全に吸血鬼の私物と化していた。
ぼくは母さんと彼らとのセックスも、半ば公然とふすまのすき間から覗いて愉しむ、いけない息子になっていた。
「好きにしなさい。気になるんだったら、別に覗いてもいいよ」
自分の情事を隠そうとしない母さんは、ぼくにもあけすけにそんな風に言って、
「するのも愉しいけど、視るのも愉しいもんなんだね」
と、ぼくのことをからかった。
そういうときの母さんは、かつてしつけに厳しかった母親の目ではなく、
熟女の情婦の目つきだった。

「ね、あんた結婚しなさいよ」
真っ赤なスリップ一枚の母さんは、今朝も寝乱れた髪を手串で解かしながらリビングに現れて、だしぬけにそんなことを切り出した。
「エッ、急にどうしたの?」
訝るぼくに、母さんが言う――

うちに出入りしている男のひとの親類でね、良い娘さんがいるの。
お母さんも、きれいな人なの。
それで、あんたと婚約したらさ、小父さんに襲わせてあげようよ。
処女だったら、処女の生き血を愉しめるし、
もう男を識っていたら、すぐにその場で犯しちゃうし。
そうしたらさ、その子に知られても、母さんとあんたで、堂々とエッチできるじゃん。
どのみち小父さんはあんたのお嫁さんをモノにする。
お嫁さんが小父さんと浮気している間は、母子で楽しもうよ。
そのうちお嫁さんも小父さんにたぶらかされちゃって、
きっと自分のお母さんのことも、手引きするようになるから。
あたし、先方のお父さんを引き受けてもいいって、小父さんに言っといたから。
あんた、視る愉しみのほうも、増えるからね・・・

母さんは狂っている。
そんな母さんと同じ布団のうえで寝物語をして、頷いてしまっているぼくも、やっぱり狂っている――
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コメント

何かとありまして、ご無沙汰しておりました。久しぶりにお話を拝見したら、ふしだらな母さんの狂ったような(笑)お話で、日曜のボ~っとした頭も、シャキッとなった感じです。

人って言うか言わないかだけで、みんなエロい事考えたり実行してたりしてるんじゃないでしょうか。
まぁでも、母息子で絡んで、嫁さんまで取り込んでいこうというのは、確かに狂ってますね(笑)
愉快なおはなしでした^^
by ゆい
URL
2018-01-28 日 10:34:03
編集
ゆい さん
こちらこそ、ご無沙汰してます。
(^^ゞ

このお話、明け方とつぜん舞い降りてきまして、一気呵成にわーっと描いてしまったんですよ。
こうゆうときはノリがよくって、楽しく描けてしまうのです。
ゆいさんに読んでもらえて、楽しんでもらえて、よかったです♪
(*^^)v
by 柏木
URL
2018-01-28 日 22:50:28
編集

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