淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・
すっかりご無沙汰になっています。(管理人のつぶやき)
2018年05月03日(Thu) 22:22:45
柏木です。
このところ、すっかりご無沙汰になっております。
どうしたものかこの1・2か月というもの、ぱったりと筆が進まなくなりました。
描きかけたものはじつはいくつとなくあるのですが、どうにもさいごまでお話が続きません。
どうやら柏木の身辺から、”魔”が遠のいているこのごろです。
こういう描きものは妄想の起きやすい夜のほうが進みがち・・・と思いきや、
(ココに以前からお越しの方はご承知かもしれませんが)
私の場合は起き抜けがもっとも妄想のほとばしる時間帯です。
そんな妄想が湧いてくることを、「”魔”が降りてくる」としばしば表現させていただいています。
いちど”魔”が降りてきますと、時には突き動かされるようにキーを叩きつづけて、
そのキーを叩くスピードよりもはるかに速く、
私の頭のなかで登場する人物たちが、私の思惑を超えて勝手にものを考え、話し、行為を遂げてゆくのです。
たいがいのお話が、かなり長いものも含めて、おおむね30分から1時間くらいのあいだに、一気に描き進んだものです。
(よって、時にはつじつまの合っていないお話もあるかもしれません・・・汗)
ところがこのところは、”魔”の降りてくることがほとんどなく、
かりに降りてきたとしても、見えたり聞こえたりするものがかすかで、しかもすぐに遠のいてしまって、
下書き――”魔”の動きが活発な時には、下書きをすることさえまれなのですが――を書きとめているうちに
”魔”の気配がだんだんと遠くなってしまって、結末まで至らない・・・そんなことがしばしばなのです。
もともとこのブログは、私のなかで沸き起こる妄想を止めることができずに、
「いっそ、妄想をすべて吐き尽してしまうまで描いてしまおう」という意図のもとに立ち上げたものです。
以来13年間の間に、3000以上のお話が、つむぎ出されてきました。
この流れがこのまま終わるとはとても思えないのですが・・・いまは大きな休止の時期なのかもしれません。
時折こちらにお見えくださる読者の皆さまには、良いお話を提供できず心苦しい限りなのですが、
事情をお察しの上、いましばらくお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。
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