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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

都会育ちの若妻、村の風習にまみれる。

2019年02月10日(Sun) 09:11:28

磯辺の息子の晴也が妻の香澄を伴って村を訪れたのは、両親がこの地に移り住んだ翌年の夏のことだった。
そして、自分の両親がこの村で体験した不思議な話を聞かされた。
香澄は遠慮しようとしたが、義父は「香澄さんにも聞いてもらって構わない」といって、
赴任してすぐ、お母さんに夜這いに協力してほしいと頼み込まれて引き受けたこと、
それでもどうしても、お母さんを本気で好いている人以外にゆだねる気にはならないと訴えたこと、
ところが意外にも、お母さんが親切に面倒を見た男の人が、お母さんのことを好きになってしまったと告白してきたこと、
ひと晩だけのつもりでその人とお母さんとを逢わせてやったが、お母さんもその人のことを好きになって、
いまでは一緒に暮らしていることを告げた。

晴也はいった。
「だとするとお父さんは、お母さんに素敵な恋をさせてあげたことになるんだね」
息子の意外な言葉に磯辺は驚いたが、「お前がそう受け取ってくれるのなら、母さんもよろこぶはずだ」とこたえた。


ひと晩両親の家に泊まると、地元の若い衆に誘われるまま、晴也はつまといっしょに山に山菜取りに出かけた。
若夫婦の目当ては地元の新鮮な山菜であったが、
若い衆たちの目当てはもちろん、磯辺の息子が伴った若妻の新鮮な肉体だった。
人目のない山奥にまで来ると、三人の若い衆は、息せき切りながら若夫婦をふるい山小屋に引き入れた。
そこは、彼らが夜這いをかけた人妻を呼び出して、ひと晩じゅう愉しむために作った隠れ家だった。
山小屋に誘い込まれた晴也はあっという間に三人がかりで縄で柱に縛りつけられて、
びっくりして声も出ないでいる香澄は、やはりあっという間に男どもの猿臂に縛りつけられるようにして、犯された。
村の若い衆たちは、都会の洗練された装いの若妻を手籠めにして、好き勝手に熱情を注ぎ込んでいった。

予定通り山菜取りを終えた彼らは、若夫婦を磯辺の家の近くまで送り届けた。
若い衆の頭だった一人は、自分の居所を描いたメモを香澄に渡して、
夫の晴也には、逃げも隠れもしない、おれのしたことが罪だというのなら、訴えてもかまわないと告げた。
そして、「急なお願いだったのにご夫婦でこたえてもらって嬉しかった」と、不思議なことを口にした。

ふたりきりになると、香澄は晴也にいった。
「ねえ、もう一度してもらおうよ。あたし、三人がかりなんて初めて。凄く感じちゃった♪」
晴也があきれていると、「あたしもお義母さんみたいな、素敵な恋がしてみたい♪」と訴えた。
そしてさいごには、「晴也が嫌なら私一人でも行く♪」とまで、言ったのだ。
晴也は仕方なく、新婚三か月の妻に素敵な恋をさせてやることにした。

妻はノリノリ、夫は渋々なのを、迎え入れた若い衆たちはひと目で見抜いた。
けれども夫の渋々は、世間体を気にしてのものだということまで、見抜いてしまっていた。
彼らは晴也に対して、「こないだは縛ってゴメンな。きょうは一緒に楽しもう♪」と告げた。
村の男衆たちが息荒く香澄に挑みかかってゆくのを見せつけられた晴也は、
自身も不可思議な昂ぶりを覚えて、彼らに促されるままに妻の身体にのしかかっていった。
意外にも香澄が抵抗したことが、晴也の性欲に、かえって火をつけた。
愛欲まみれの一日が過ぎると、彼らはすっかり、兄弟のように仲良くなっていた。
「こんどはうちの嫁を抱かせてやる」という誘いに乗る晴也を、香澄は睨みつけたけれど。
「その留守は俺たちがお邪魔するから」
という三人の申し出は、決して拒否しなかった。

「お義母さまは純情だから、お1人がいいみたいだけど――
 あたしはおおぜいの男子にモテるのがいいな。
 もしかしたらあたし、多情なのかもしれない――こんなお嫁さんでゴメンね」
そういう香澄を許すという意思表示の代わりに、晴也は熱いキスを交わすのだった。

「子どもができるまでは、ほどほどになさいね」
姑の香奈江は、嫁の香澄をそういって送り出す。
若い嫁の生き先は、女ひでりの若い衆たちの乱交の場。
夫である息子でさえ、その交わりを許してしまっている。
そして自分は――
夫の留守中に、同居している年上の男のために都会の装いを着飾って、犯されてゆく。
出かけたはずの夫は、きょうも庭先から息をひそめて、妾(わたし)の痴態を昂ぶりながら見つめつづけるのだろうか――
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都会育ちの熟妻、夜這いの風習にまみれる。

コメント

おはようございます
お休みでゆっくり読ませてもらおうかなーって覗いたら、お話アップされたばかりで早速読ませてもらいました。

御無沙汰していたり、美味しいものもいつも食べてると飽きるように、違った人とだと、燃えてしまうというのは有りますね(笑)

こんな混合な逢瀬が繰り広げられる村に住んでたら、自分もどっぷりと浸かってしまうだろうなーと考えてしまいました。

こちらのお話し読んで、こんな村に住んでみても良いかも、いゃ住んでみたいと思うようになったのは、きっと触発されつつあるのかも^^

by ゆい
URL
2019-02-10 日 10:25:57
編集
>ゆいさん
変な時間に目が覚めてしまい、PCを立ち上げてみました。
頭がモヤッているのでとりあえず読み逃げにしておこうかな~と思いましたが(失礼!)、
コメントを読み返しているうちにレスするモードになりました。
二度寝に失敗したら、ゆいさんの血を吸ってエネルギー補給させていただきますね。
(^^)

お話に出てくるこの村は、実在しているかもしれませんし、実在していないかもしれません。
ふつうはよそ者はスルーなのですが、村の人たちと濃密な関係を望むのであれば、それはそれで可能です。
ただし、ご結婚されている男性は、必ず奥さんを帯同して、奥さんを村の衆と分かち合わなければいけません。
その場合でも、彼らは家庭を壊すことはしない人たちなので、むしろ夫婦関係は依然よりも濃密になるようですが。
(^^)

女性の場合には、夫に隠れて身をゆだねなければなりません。
でもそれはそれで、恋を前向きに愉しむべきかもしれませんね。
婚外恋愛を愉しみたいご婦人には、むしろおすすめのスポットかもしれません。

以上をよくお読みのうえ、ご入村くださいますようお願い致します。
m(__)m
by 柏木
URL
2019-02-12 火 04:24:40
編集

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