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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

賢明な母。

2019年02月26日(Tue) 08:16:10

わるい男たちの毒牙にかかって、嫁をまわされてしまった。
生真面目な質の嫁は意外にも淫乱で、ノリノリになって、応じてしまった。
悔しかったけれど、世間体もあったから、わたしは事を荒立てることをしなかった。

そんな嫁の乱行に母が気づいたときに、転機が訪れた。
おおぜいの男どもを相手に自宅で輪姦パーティーをくり広げる嫁を咎めた母は、
その場で輪姦の渦に巻き込まれてしまった。
厳格だと思い込んでいた母は意外にも淫乱で、ノリノリになって、応じてしまった。

「どうせならあの子も仲間に入れて、楽しくやろう」
母の提案に、男たちは一も二もなく従った。
それ以来。
自宅での輪姦パーティーには、わたしまでもが加えられた。
わたしは妻や母の服を身に着けて女役をつとめたり、逆に男として母を抱いたりした。

幸いにも、母はすでに未亡人だった。
父の法事帰りの喪服姿に目の色を変えた男どもが群がって来た時は、さすがに母も顔色を変えたけれど、
とうとう、永年連れ添った夫を弔うために身に着けた装いを、
淫らな遊戯のコスチュームへと、惜しげもなく堕としてしまっていった。
「まるで初めて浮気したみたい」
母は少女のように、頬を上気させていた。

悔しい思いでいたわたしも、いつか彼らとともに愉しんでしまっていた。
母までもが犯されることで、わたしはすっかり従順に飼い慣らされて、
愉しみを愉しみとして、歓びを歓びとして、受け容れてしまっていた。
苦痛に満ちていたはずの寝取られた日常は、
刺激に満ちた愉悦の日々に変化した。

わたしまでも巻き込んで輪姦パーティーに興じた母。
母はどこまでも、賢明だった。


あとがき
妻を犯されるよりも、母親を犯される方が、ある意味致命的です。
そして母親が状況を受け容れたことで、大切な女性を二人ながら汚された男もまた、素直な気分になって仕舞ったようです。
めでたしめでたし?
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コメント

自分が存在するということは、行為があるからなんですが、母は別というか意識することは無いんですよね。
お話を読むと、妻も母も女であることを再認識させられます。
知らないだけで、Mの血はもしかしたら母譲りなのかもしれないなぁ~なんて考えちゃいました。
by ゆい
URL
2019-02-28 木 05:13:05
編集
ゆいさんへ
心優しいお母さまをお持ちでいらっしゃるようですね。
(^^)

逆の話をするようですが、妻と母は同じ女でありながら、やはり「妻」であり「母」であるような気もします。
このお話でも、息子を巻き込んでの輪姦パーティーといいつつも、このシチュだと独りにされてしまいそうな息子を仲間に加えることで、みじめな思いをさせないという結果を作り出しています。
べつの意味では、さらにマガマガしいですが。(笑)

最初の構想では、「母をモノにされることで完全に従属してしまう夫」を描くつもりだったのですが、作中で活躍するお母さんの母性が、私の意図よりまさった結果となりました。
by 柏木
URL
2019-02-28 木 08:05:49
編集

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