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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

寛大な妻と娘。

2019年03月21日(Thu) 20:55:01

女装趣味に目覚めてしまったわたしに、妻も娘も寛大だった。

娘は自分の制服を持ち出して、
ママに新しいのを買ってもらったから、いままでのはパパにあげると言ってくれた。
ねぇ、着てみてみてとせがむ娘の前、彼女の制服を身につけると、娘はよく似合うねといった。
ねぇ、女子高生の制服を着ると、ドキドキする?と訊かれて思わず頷いてしまったわたし。
もっとドキドキさせてあげるとわたしの顔を覗き込むと、娘はいった。
先週この制服で、初めて彼氏に抱かれたの。処女喪失しちゃったの。
ママにはナイショね、とウィンクする娘に、ふたたび頷き返してしまっていた。

妻も自分の礼装を持ち出して、あなた着てみてと囁きかけた。
ためらいながら身につけると、似合うじゃないとイタズラっぽく笑った。
自分で着たい服をあたし用に買ったのね。
妻はふたたびイタズラッぽく笑うと、ねぇ、女の服を着るとときめくの?と訊いた。
思わず頷いてしまったわたしに、
もっとときめいてみませんか♪と、妻はわたしの顔を覗き込んだ。
先週この服を着て、初めて彼氏に抱かれたの。貞操喪失しちゃったの。
彼に新しいの服を買ってもらったから、この服は好きなときにいつでも着てね。
貴方の秘密を知ったけど、あたしも秘密を抱えちゃった。話してスッキリした。
初めての浮気を告げた妻は、むしろ清々しいほどサバサバしていた。

ごめんねと囁く妻を抱き寄せて、これからもこうしていいかいと囁くと、
決まってるじゃない、あたしたち夫婦よと応えてくれた。
ことが果てたあと。
女どうしでしてるみたい。
妻は肩をすくめて、イタズラッぽく笑った。

父や夫に寛大な母娘は、ほかの男にも寛大だった。

かつて品行方正だった良家の令嬢、令夫人は、服装もろとも淫らに塗り替えられて、
淫行の証拠品をわたしに着せては、彼氏の自慢話を語るのだった。
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コメント

「寛大」良いですね。全て受け止め、全て水に流し、禍根を残さない有難い言葉です。

このお話、最初にサッと読んだときは妻娘に完全に尻に敷かれていると思ったんですが、実は完全に自分の欲望のままに事が進んでるじゃあないですか!
寛大に振る舞い尻に敷かれる振りも、上手くこなしていばこんなに欲望(娘の制服、妻の喪服、妻娘のNTR)が叶うことはないのだと知らされました(笑)

by ゆい
URL
2019-03-30 土 08:56:55
編集
ゆいさん
深く読み込んで下さりありがとうございます。
そうですね。
ただ敷かれているだけのお話ではありませんね。
許し合うことのできる家族の、ひとつの姿として読み解いていただけると嬉しいです。
by 柏木
URL
2019-03-30 土 09:30:35
編集

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