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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

乱倫の宴

2005年10月15日(Sat) 05:57:09

ちらちらと互いの顔を見やりながら。
足音を忍ばせるようにして、嫁と姑は帰宅してきた。
しゃれた柄のワンピースに隠された、豊かな肢体のそこかしこにのこる逢瀬の名残り。
しかしうなじにしたたかにつけられた、そのうちいちばんはでなやつだけは、いやおうなく見せつけられしまってている。


「お義父さま、素敵・・・」
妻はそう絶句して、じゅうたんのうえ父に組み敷かれている。
そのすぐかたわらで、母はぼくの下で荒い息を弾ませていた。
よその家のお嬢さんに迫るいやらしい中年のおやじのように妻に迫っていった父。
白いワンピースの短いすそをひっぱりながら、そんな父に抱かれていった妻。
ふたりへの嫉妬を熱い塊にして、母のなかへとはじけさせてしまっているぼく。

妻の実家でも、こんなことをくり返していた。
結婚前から実の父に抱かれていたという妻。
痩せ身の義母をかき抱きながら見るふたりの痴態には、なぜかじぶんの父に対するときほどの嫉妬を覚えない。
なれ切ったふたりのセックスは、むしろ健康体操ほどのさりげなさに満ち足りていた。
―――そお?私、貴方がお母様とやっているときのほうが妬けるわよ。
そんな勝手なことを言いあっている、不思議に気の合った夫婦。


セットがくずれ、振り乱された髪。
汗を滲ませた素肌から漂う、淫靡な芳香。
ぐしゃぐしゃに踏みしだかれてゆく、よそ行きのワンピース。
ぬらぬらとした下半身を女たちの服の切れ端で拭いながら、
精根尽きて、うつろになった男たち。
しかし、荒々しい宴はまだつづいている。
いちど解放したエモノをおいかけてきた彼―――。
情事に沸き立つ熟れた血潮を味わいにきた吸血鬼は、ふたりの夫の面前で、
順繰りに、その妻たちにおおいかぶさってゆく。
淫らな血潮を啜られて。
日頃の堅実な主婦の仮面をかなぐり捨てて。
肌もあらわに、娼婦のように身をしならせる女たち・・・

あとがき
読み返してみて、われながら絶句。(-_-;)
無類に破廉恥ですね・・・
誰と誰の組み合わせが一番嫉妬をそそるものなんでしょうか・・・
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