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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

呼び寄せられた”血”

2019年08月28日(Wed) 03:42:24

マゾなカップルがいた。
新婚旅行先で迷い込んだ村で、若い衆の口車に乗って村はずれの納屋に連れ込まれ、
彼氏の前で彼女がまわされてしまった。
罪滅ぼしにあてがわれた無料の宿で話し合った二人は、
お互いが昂奮してしまったことを認め合い、
彼らのたまり場に再び出かけていって、またもや彼氏の前で彼女がまわされてしまった。
それ以来毎月のように、二人はその村に出かけていって、休日を過ごすようになった。

頭だった男が提案した。
今度ご家族を村に招ばないか。
一週間タダで泊らせてやるよ。
さすがに彼氏は躊躇したけれど、
「好さそうじゃない、お義母さんとかお義姉さんとか招んじゃおうよ」と彼女はいった。
彼氏は親せきで集まったある晩、夜這いのある村に招待されているといったところ、
意外にも両親も兄夫婦も行ってみたいと言い出した。
「怖くなったら逃げれば良いじゃん」というのだ。
そして、どちらの夫婦も彼氏・彼女と同様、まるまる一週間田舎暮らしを満喫した。
頭は母も義姉も味わったあと、彼氏にいった。
「血が呼んだんだよ」と。

両親は村に転居して、驚いたことに大企業に勤めていた兄までもが、兄嫁を連れて村に移住した。
さいしょの彼氏と彼女だけが意外にも、都会に残った。
彼女の実家が、まだ残っていたからだった。
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