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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

母と姉と悪友たちと

2019年09月01日(Sun) 06:04:29

十代の男の子が考えていることといえば――ヤることだけだ。
そんな十代の男の子が三人、女なしで集っているとき。
そのなかのひとりがいった。
――ウチのお袋、未亡人してるんだ。
えっ!?
ほかのふたりは顔見合わせて、言い出しっぺの少年の顔色を窺った。
――みんなで姦(や)っちゃわない?ヒロシの母さん。
――姦っちゃっても、いいの・・・?
男の子たちはすでに、息が荒い。
ヒロシくんはちょっぴり辟易しながらも、いった。
――オレ、お袋が姦られているところ、覗いてみたかったんだ。
――お前は姦らなくても、いいの?
一人がいった。
ほかのやつらはじっと、ヒロシを見る。
――い、いいのかな・・・だって、親子だぜ?
いちばんワルそうなのが、いった。
――俺たちが姦ったあと、かけ合わてやるよ。
ワルのひと言に、ヒロシを含むほかの全員が、瞳を昏く輝かせた。

――あなたたち、どうしたの?
男の子たちのただならぬ雰囲気をそれとさっして、ヒロシの母さんの玉枝は声を尖らせた。
――俺たち、女と姦りたい・・・
一人が切羽詰まったようにつぶやいたのをきっかけに、ほかの全員が玉枝にとびかかった。
抑えつけられた玉枝の服が、一枚一枚、むざんに剥ぎ取られてゆく。
――およしなさい、止しなさいったらっ、こらっ!
ばたつかせる脚を抑えつけたやつが、玉枝の脚を舐めた。
肌色のストッキングに滲むよだれに、ほかのやつらの目も狂っていた。
大人の女を犯すんだ――だれもがそういう目をしていた。
こういうときのチームワークは、抜群だった。
抗う玉枝に、ワルが真っ先に玉枝にのしかかった。
乱されたロングスカートの奥に腰を埋めて、ワルは玉枝を犯した。
――ちょ、ちょっと・・・!ちょっとお!!
群がる少年たちの下で玉枝はなおも咎めつづけていたが、やがてその声も熄(や)んだ。
少年たちはかわるがわる、ヒロシの母親のうえにのしかかって、稚ない欲望を満たした。

ヒロシはさっきから、股間を逆立てて、母親の受難を見守っている。
予想以上の派手な展開に、わずかな罪悪感はきれいに消し飛んでいた。
――お前の母さん、いい身体しているな。
傍らに座ったワルが、ヒロシの股間を握りしめて、いった。
ヒロシは股間をさらに怒張させて、無言でうなずいた。
――約束通り、かけ合わせてやるからな。
ワルの瞳は、昏く輝いていた。
きょうの主役のヒロシ君が、お母さんに挑戦します!
ワルのひと言で、みんなが玉枝の手足を抑えつける。
玉枝の穿いていたストッキングはいたぶり尽くされて、くるぶしまで破れ落ちていたが、
誰かが太ももまで引き上げた。
――ふだんの感じになるべく近いほうが、昂奮するだろ?
ワルがいった。
――お前の母さん、セクシーだなっ。
だれかがからかうのを、ワルが止めた。「大事なとこなんだから」
――ヒロシ、ヒロシったらっ!親子でだめでしょ!こんなことっ。
叫ぶ玉枝をみんなで抑えつけ、ヒロシの応援をしていた。
いちど受け入れてしまうと、玉枝は夢中になって、積極的に腰を振りはじめていた。
狂乱のるつぼのなかで、主婦は娼婦に堕ちていった。

こと果ててしまうと。
――もう、ばかじゃない?あなたたち。
咎める玉枝に、一同形ばかりは神妙だ。
けれども全員が、知ってしまっている。
玉枝のほうだって、一度犯されてしまうともぅ、すっかりノリノリになっていたのを。
つぎ、あなた。ここだから、ね。
二度目の順番がそれとなくできあがると、玉枝は手短かに手ほどきを加えて、
ウンウンとうなりながら、
猛り立つ竿の一本一本に、女の身体の丁寧な扱い方を、教えていったのだ。
息子の番がまわってきても、分け隔てはなかった。
――そう、そう。しっかりね。
やっぱりウン、ウンとうなりながら、びゅうびゅうと撥ね散らかされる白く濁った粘液を、股の奥へとためらいもなく、注ぎ込ませたのだ。
――ふつうは男が教え込むもんだけどな。
そんなことをうそぶいたいちばんのワルも、じつは女の身体を識ったのは、きょうがはじめてだった。
――でもさいしょは、女のひとに教わらないとね。
玉枝のいれた合いの手に、みんな素直に頷いていた。
こんどはいつ来るの?という玉枝の問いで、男の子たちとの愉快なさよならにたどり着いた。
――小母さんありがと、また来るね。
少年たちの目はだれもがキラキラとしていて、
礼儀などかけらも教わっていないはずなのに、
「ヒロシ、ありがとな」と、母親を襲うチャンスをくれた友達を前向きに気遣うのだけは忘れなかった。


帰る道々。
――あのあとどうなるのかな、あの親子。
――ばか、決まってんだろ。
いちばんのワルにたしなめられて、言いかけた少年はエヘヘと笑う。
帰ってゆく彼らの想像を裏切らずに、
母と息子とはふたたび、身体を重ね合わせてゆく。

それからは。
メンバーのだれもが順ぐりに、自分の家族のだれかを紹介していった。
意外にも、真っ先に手本を見せたのは、ワルだった。
ワルのお母さんは風俗の経験もあったから、息子の悪友たちを前に慣れたように服を脱いで、ヒロシの母親以上に適切に手ほどきをしたのだった。
ワルもさすがに、自分の母親の娼婦ぶりを目にするのは初めてで、さいごには息荒く、母子相姦に挑んでいった。
息子の悪友たちに群がられて、つぎつぎと犯されていったお母さんたちのなかには、
夫以外とのセックスに明らかに慣れているのもいれば、
「お父さん以外は初めてなのよ」という純情なのもいた。
そういう身持ちの堅いお母さんのほうが、束縛がほどけたあとの落差もひどかった。
「大人の女性の洋服を剥ぎ取って犯すのが好き」とワルがいうと、
「困った人たちネ」といって、
つぎに待ち合わせをするときには、結婚式帰りのスーツや法事帰りの洋装の喪服を着て、少年たちと交わっていった。
「だんなにばれたら大変だよね?」と囁くワルに、
「うちは共働きで苦しいから、離婚なんてできないの」と笑ってこたえた。
ワルたちはバイト代を出し合って、その夫人には洋服代を渡していた。
案外、そういうところもある連中だった。
だんな達は、自分の妻と息子の悪友たちとの密会に、それとなく気づいていたようだったが、
彼らの間に流れる空気の和やかさを察すると、気づかぬふりを装って、彼らが性体験を重ねるのを見守っていた。
結果的にそのことが、彼らがそれ以上の非行に走ることから救っていた。
そして彼らのなかから、離婚した夫婦は一組も発生しなかった。


布団のうえで玉枝は、裂かれたワンピースをまだ身にまとったまま、熱く熟れた血潮が鎮まるのを待っていた。
きょうの相手は、ワル単独だった。
どうやらヒロシの母さんに真面目にほれ込んでしまったらしいワルは、
ヒロシのいないときにひっそり現れては、家事にいそしむ玉枝の背後に息荒く迫って、
羽交い絞めに抱きすくめるのが習慣になっていた。
十代の男子の性急な欲情に戸惑いながらも、
「女のひとのこぎれいな服を破きながら犯すと昂奮する」と告白したワルのために、
玉枝は気前よく服を破らせ、素肌を熱く貪欲な唇にゆだねていった。
「俺、性欲強すぎるのかな」
「そんなことないわ、十代の男の子だったらふつうでしょ」
「ヒロシもそうなの?」
「いっしょに住んでいるから、お父さんのいないときにはしょっちゅうよ」
「そいつは羨ましいな」
「あなたはお母さんとはしないの?」
「姉貴がいるから、家ではちょっと無理」
「お姉さんに手を出しちゃだめよ」
「いつか姦っちゃいそう」
「嫁入り前の子はだめよ、結婚できなくなっちゃうかもしれないでしょ」
「それはそうか・・・」
仲間のなかでは母親以外に、妹を”紹介”してくれたやつもいる。
世代の近い肌は、よけいに身近に感じられたっけ――
ちょっと考え込んだワルに、玉枝は優しく笑う。
「経験のある女の人だったら、さいしょは無理やりでもなんとかなっちゃう場合もあるけれど、あんまり無理強いはだめよ」
「わかった、気をつける」
「どうせあなたのことだから、もう若い娘さんともやっちゃっているんだろうけど・・・少しは気をつけなさいね」
玉枝はワルの行動をすっかり見抜いていながらも、さりげない忠告にとどめておいた。
「あなたは手だれだから、ヒロシに好きな子ができても、先に姦られちゃいそうね」
そうつけ加えるのも、忘れなかった。
――それでもヒロシもあたしも、許しちゃいそう。
イタズラっぽく笑った瞳が、そう告げていた。
玉枝の留守中あがりこんだ彼らが、ヒロシの姉に迫ってよってたかって姦ってしまい、
母娘で代わる代わる”お得意様”になっているのも、知っている顔つきだった。


「ちょっとあなたたちっ!?なにするつもり!?」
ワルの姉は、弟といっしょで強気だったけれど。
当の弟を含む悪友連中に囲まれて、明らかに度を失っていた。
「若い娘さんはやめときなさいよ」
お袋には、そう注意されていたけれど。
ほかのやつの妹や姉貴、それに彼女まで毒牙にかけてきた手前、俺も提供しなくっちゃ。
そんな自分本位なことを、ワルは本気で考えていた。
仲間を大切にするんだ。本気でそんなことを考えていた。
ヒロシが抑えつけて、ワルが真っ先にのしかかる。
ワルの姉さんの制服のブラウスは年下の少年たちの手で引き裂かれて、
発育のよいふくらはぎを包んでいた紺のハイソックスは、淫らな指に性急にずり下ろされていった。

8年ほどあとのこと――
すっかり美しくなったワルの姉さんの披露宴に、弟とその悪友たちも招かれていた。
「ヒロシのやつ、さいしょから姉貴のことが好きだったらしいんだ」
新郎の席に座るヒロシのタキシード姿を見やりながら、
ビールを注ぎに来たワルが、かつての悪友たちに囁いた。
「あいつ、それとわかっていて自分の嫁の処女を俺たちに捧げたのかな」
「ウン、あいつ、ちょっとマゾっぽかったものね」
だれもが母親を犯される姿を目の当たりにして勃起していたくせに、そこは棚に上げて酒の肴にしてしまうらしい。
ワルを含めだれもが、いまはふつうに仕事に就いていて、地道に汗を流している。
それでも無軌道な性欲はまだまだ健在で、こないだも先月結婚したやつの新居にみんなで遊びに行って、夫婦のベッドで新妻をまわしてしまったりしているのだが――
以前と少しだけ違うのは、本人の了解をあらかじめ取ったうえでの行為だった。
お互いの家族を襲い合った新郎を経由して申し込んでみたら、
花嫁の方が、彼氏にもいえない輪姦願望を告白してきたのだった。

近親相姦で姉の処女をむしり取ったワルは、それからもしばしば姉弟で関係を結んでいたけれど。
ヒロシの本当の気持ちに気づいてからは、手を出すのをやめた。
ふたりがつき合っている間もずっと、ほかの女とのつかの間のストレス発散で紛らわしていた。
純白のウェディングドレスに包まれたヒロシの姉の肉体を、招待されただれもが識っている。
けれどもそれはもう、言わぬが花のことだった。
「初々しい花嫁」というお決まりの誉め言葉に、あそこが真っ黒な新婦はしきりに照れている。

彼らが手にした招待状には、添え書きがあった。
新婚初夜のホテルの部屋にお越しください。新婦がウェディングドレス姿でお待ちしています。
ヒロシはかつての悪友たちに、嫁姑ながら差し出すつもりらしい。

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