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妖艶なる吸血

淫らな吸血鬼と倒錯した男女の織りなす、妖しいお伽噺・・・

妻も母も。

2019年09月28日(Sat) 08:36:50

ある人妻が吸血鬼に襲われて、たらし込まれてしまった。
その人妻の夫は、吸血鬼を妻から引き離そうとあらゆる努力を試みたが、すべて失敗に終わった。
人妻はうら若い血潮を吸い取られて、徐々に素肌が色あせていった。
男は心底焦ってしまい、たまりかねて吸血鬼に哀訴した。
大切な妻なので死なせないで欲しいと。
吸血鬼は夫に同情したが、目下のところ生き血を吸い取らせてくれるのは彼女だけなので手放すことができないといった。
夫は父親の許しを得て、まだ女盛りだった自分の母親を、吸血鬼に紹介した。
吸血鬼は五十女の熟れた生き血に悦びながらも、もう少しだけ血があれば誰もが助かるのにとうそぶいた。
男は仕方なく、妻の服を借りて女装をして、こうするくらいしか方法がないと吸血鬼に哀訴した。
夫の女ぶりを悦んだ吸血鬼はさかんに夫の生き血を吸い、心からの満足を覚えた。
女ふたりは夫に許された不貞を愉しみ、夫もまた女として襲われる歓びを堪能した。
夫の父親さえもが、長年連れ添った愛妻のあで姿を覗いて堪能することで、満足を得た。
誰もが無上の歓びに浸りながら、その後の人生を愉しく送った。


あとがき
9月27日 4:37脱稿
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